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WBOスーパーライト級王者で現代を代表するロシアの中量級トップボクサーの1人として活躍したルスラン・プロボドニコフさん。破壊的なノックアウトと激戦を量産しており母国のロシアのみならずアメリカでも大きな人気を誇ったファイターです。

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チャンピオンとして輝いた時間は短かったものの多くのトップコンテンダーと試合を重ねてとてもタフな試合を強いております。さらに衝撃的なノックアウトを飾ることがとても多く、スーパーライト級、ウエルター級近辺で最も恐れられたファイターの1人ですね。

そんな彼の最大の武器は圧倒的な馬力の高さと打たれ強さ。ディフェンスはかなり甘いものの止まらずに前に出てくる馬力とインサイドに入ればコンビネーションを打ち込んで相手を仕留めにくるパワー、どんなに打たれても下がらない打たれ強さが魅力です。

キャリアの中では元WBOスーパーライト級チャンピオンのデマーカス・コーリーやコンテンダーのWBOチャンピオンだったマイク・アルバラードを撃破。アメリカで多くの試合を経験しておりましたね。

負けた試合は元2階級制覇チャンピオンのティモシー・ブラッドリー、元WBCスーパーライト級暫定チャンピオンのルーカス・マティセー、後にWBAスーパーライト級暫定チャンピオンとなるマウリシオ・エレーラ、無敗だったクリス・アルジェリ、コンテンダーのジョン・モリナのみで一方的に負けたことはないですね。

それでは引退した今でも多くの人気を誇るプロボドニコフのこれまでの来歴をまとめてみました!!

トレレウの殺人マキナ!ルーカス・マティセー!

プロボドニコフの戦歴

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プロボドニコフのプロフィール

プロボドニコフは1984年生まれ。ロシアハンティ・マンシ自治区で生まれており、マンシ人。シベリアのロッキーと呼ばれておりますな。

身長168センチのマティセーはこのクラスではかなり低め。小さい頃はかなりヤンチャでストリートファイトに明け暮れていたそうです10歳でボクシングジムに父親に連れて行かれたそうですね。

アマチュアとしても150戦して130勝のレコードを残しておりサッカーとバスケットボールをするのが趣味。さらに息子の教育には厳しく、テレビとインターネットは必要最小限しか見せないそうですね。因みに彼は肉好きとしてよく知られております。

長距離砲のマイティ・モー!モーリス・フッカー!

これまでの実績

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プロボドニコフは2006年にエカテリンブルグで4回戦でプロデビュー。判定勝ちとなりましたが次戦から5戦目まで4回戦で試合をして4連続ノックアウト勝ちを収めます。

アメリカでも試合をこなしたプロボドニコフは6回戦でも3連勝。初めての8回戦は中国でクリアして10回戦はロシアで負け越しの相手に判定勝ち。ロシアとアメリカで6回戦をクリアして2009年に元アルゼンチンライト級チャンピオンでシドニーオリンピック代表のウーゴ・カストロと対戦して2ラウンドノックアウト勝ち。WBOインターコンチネンタル王座を獲得します。

そして次戦では元IBFライト級チャンピオンでフリオ・ディアスと接戦を演じたハビエル・ジャウレギとロシアで対戦して8ラウンドノックアウト勝ち。次戦では世界各地で試合をこなしてフロイド・メイウェザー・ジュニアとも試合をしているエマヌエル・オーガストと対戦して9ラウンドノックアウト勝ちを収めます。

プロボドニコフは2011年にチャンスを迎えます。コンテンダーのマウリシオ・エレーラとのIBFインターナショナル王座決定戦です。

エレーラはマエストロのニックネームを持つアメリカのカリフォルニア出身のメキシコ系。元WBCアメリカ大陸チャンピオンでパワーはないものの181センチの長いリーチを生かしたアウトボクシングが得意ですね。

そしてこの試合は開始から前に出てくるプロボドニコフがどんどん振り回すもののエレーラがジャブを返してアウトボクシングする展開に!お互いに顔が腫れる激戦になりましたがエレーラが見栄えの良さで判定を勝ち取りました!

この敗戦を受けてプロボドニコフは一年ほどリングを遠ざかり、ロシアで再起。6回戦で3ラウンドノックアウト勝ちを収めます。

そしてアメリカにカムバックしてきたプロボドニコフは無敗のイバン・ポポカと対戦。8ラウンドにダウンさせてノックアウト勝ちを収めます。

そして8ヶ月後にプロボドニコフはロシアにて元WBO世界スーパーライト級チャンピオンのデマーカス・コーリーと対戦。コーリーはかつてザブ・ジュダーやフロイド・メイウェザー・ジュニア、ミゲール・コットを苦戦させたサウスポーですね!

そしてこの試合はプロボドニコフが馬力でコーリーをどんどん押し込む展開に!コーリーもストロングなフックを返すなど肉薄したもののアグレッシブに攻め抜いたプロボドニコフが判定勝ちを収めます。

勢いに乗るプロボドニコフは2ヶ月後にアメリカのワシントンに参戦。元NABAチャンピオンでかつて元IBFライト級チャンピオンのフリオ・ディアスや後にWBOライト級チャンピオンとなるレイムンド・ベルトランと対戦しているデビッド・トーレスと対戦します。

WBOインターコンチネンタルタイトルがかけられたこの試合でプロボドニコフは初回からダウンさせるなど圧倒!目の下をカットさせるなどして6ラウンドに2度ダウンさせてストップしました!

そして初防衛戦はカリフォルニアでメキシコのホセ・レイノソと対戦して2ラウンドノックアウト勝ち。世界タイトルマッチを迎えることになります。

マエストロの授業や…ルスラン・プロボドニコフvs.マウリシオ・エレーラ

ブラッドリー戦と世界チャンピオン時代

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プロボドニコフは2013年にカリフォルニアにて初の世界タイトルマッチ。ウェルター級にてWBOチャンピオンで無敗のティモシー・ブラッドリーと対戦することになります。

ブラッドリーは前回の試合でレジェンドのマニー・パッキャオに大いに議論を呼ぶ判定の末に僅差判定勝ちしたチャンピオン。小回りのきく手数と動きを出す選手でスーパーライト級にてWBC.WBOタイトルを獲得。WBOスーパーライト級チャンピオンのケンドール・ホルト、WBCチャンピオンだったジュニア・ウィッター、WBCチャンピオンだったデボン・アレクサンダー、WBO暫定チャンピオンだったレイモント・ピーターソンを下しておりますな。

そしてこの試合はプロボドニコフが開始から間合いを詰めてフックを効かせてブラッドリーをストップしかける波乱の展開れブラッドリーは足を止めて打ち合い、ピンチとなります!落ち着いたブラッドリーは足を止めて中盤から試合をリード。しかし12ラウンドに左フックを食らってふらつくと追撃でダウン!なんとか逃げ切ったものの試合後数ヶ月間ロレツが回らないなどのシリアスなダメージを受けましたな!

プロボドニコフは敗れたもののこの試合で大きく名前を売ることになり、チャンスを掴むことになります。

そして次戦ではWBOスーパーライト級チャンピオンのマイク・アルバラードに敵地で得るデンバーで対戦することが決定。アルバラードは元WBAライト級チャンピオンのブランドン・リオスと2度激戦を演じた激闘王で初戦は敗れたもののリマッチで判定勝ちしてタイトルを獲得しましたな。

そしてこの試合はアルバラードが足を使ってプロボドニコフがガンガンプレッシャーをかける展開に!アルバラードは徐々にプロボドニコフのプレッシャーをかわせなくなり、8ラウンドに2度ダウン!その後も顔を腫らして応戦したものの10ラウンド終了後に棄権しました!

ついに世界タイトルまで辿り着いたプロボドニコフは初防衛戦を敵地となるニューヨークで行うことになります。相手はコンテンダーで無敗のクリス・アルジェリ。

アルジェリはここまで無敗のアウトボクサーで元キックボクサーの経歴を持つファイター。ニューヨークの出身で身長178センチとこのクラスでは長身。エマヌエル・テイラーに判定勝ちしてますな。

そしてこの試合は開始からプロボドニコフがフックで2度ダウンさせる展開に!アルジェリは目が大きく腫れて塞がってしまったもののここからアウトボクシングで巻き返し!正確なパンチをコツコツ当てて走り切り、大番狂わせの逆転判定勝ちを収めました!

まさかの敗戦となったプロボドニコフは試合後にもコーチのフレディ・ローチが勝ってたと捲し立てたものの映像で負けてるぞと奮起させていたビデオが流れるなどカッコ悪い敗戦となりましたね…

アルバラードは腰抜けじゃないよ…ルスラン・プロボドニコフvs.マイク・アルバラード

再起と引退

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まさかの陥落となったプロボドニコフは次戦で元ライト級チャンピオンでレジェンドのホセ・ルイス・カスティーリョとの試合を行うことになります。

カスティーリョはハードパンチャーとして知られており、かつてディエゴ・コラレスと死闘を演じたパンチャー。フロイド・メイウェザーに幻の初黒星を与えたとされるメキシカンファイターでベテランですな。

そして試合はプロボドニコフが勢いとパワーで圧倒!どんどんフックを当てて押し込みまくって5ラウンドノックアウトで下してカスティーリョを引退させます!

そして迎えた次戦は元WBC暫定チャンピオンのルーカス・マティセーとの潰し合い。マティセーはアルゼンチンのハードパンチャーで2階級制覇チャンピオンのザブ・ジュダーやデボン・アレクサンダーに僅差判定負けしたもののダウンさせているパンチャー。IBFチャンピオンのレイモント・ピーターソンをノックアウトしており、ダニー・ガルシアの前に判定負けしておりますな。

そして試合は期待通りの激戦に!開始から前に出てくるプロボドニコフでしたがガードが甘く、マティセーはより的確でハードなパンチを当てて2ラウンドにプロボドニコフは目をカット!マティセーは苦戦したもののなんとか僅差判定勝ちを収めて激闘を制し、プロボドニコフは手痛い敗戦となります。

この敗戦を受けてプロボドニコフは半年後にカムバック。モナコのリングに参戦してウェルター級のウェイトで無敗のヘスス・ロドリゲスとの試合を行います。ロドリゲスはメキシコハードパンチャーでしたがプロボドニコフのレベルの相手との試合経験はなく、4ラウンドに仕留めております。

そして次戦では同じく激闘王のジョン・モリナとWBOインターナショナル王座決定戦を行うことになります。

モリナはライト級でWBCチャンピオンのアントニオ・デマルコに挑んでノックアウト負け。その後ウェイトを上げてきてマティセーと試合をしてダウンを2度奪う激戦の末ノックアウト負け。元3階級制覇チャンピオンのウンベルト・ソトや4階級制覇チャンピオンのエイドリアン・ブローナーに敗退しておりますな。

そしてこの試合は開始からプロボドニコフがいつも通り前に出てきてスイングしてくるもののモリナがコツコツジャブを当ててきて間合いを取るアウトボクシング。さらにインサイドのアッパーなどでヒットを奪って番狂わせの判定を手にしました!

この敗戦を受けてプロボドニコフは現役引退を宣言。引退後は地元のシベリアで議員をしており地域に貢献しておりますね。

シベリアのロッキーはガード皆無…ルーカス・マティセーvs.ルスラン・プロポドニコフ

プロボドニコフのファイトスタイル

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RUSLAN PROVODNIKOV HIGHLIGHTS HD 2015 - YouTube

プロボドニコフスタイルはガードを固めて前に来て相手にどんどんプレッシャーをかけてくるアグレッシブなスタイル。間合いを詰めるとオーバーハンドの右と返しの左フックを容赦なく打ち込んできます。

プロボドニコフはとにかくノックアウトを狙ってくるスタイル。どんなに試合をリードされていても試合の中でロープに追い詰めてきてコンビネーションを打ち込んで相手をストップに持ち込んでくるスタイルでブレークダウンしてきますね。

弱点は打たれやすさ。前に出てくるのとスピードに優れるわけでもなく、ディフェンスはかなり甘いのでパンチは打たれやすいです。打たれ強さはかなりあるのですがブラッドリーやマティセーにはまともに打たれてしまっておりましたな。

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

奇跡のロングランやん…ルスラン・プロボドニコフvs.クリス・アルジェリ

まとめと今後

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いかがでしたでしょうか?世界的にも層が厚いのスーパーライト級、ウェルター級でトップの1人として活躍したプロボドニコフさん。誰が相手でもノックアウトを狙うスタイルで大いに人気を博しました。

残念ながらトップ中のトップに勝つことはできなかったのですがその驚異的な打たれ強さと馬力はまさしくインパクト絶大。相手を根本から粉砕してしまえるストロングさが彼の売りでしたね。

プロボドニコフの恐ろしいところは打たれ強さと右の破壊力。打たれ強さは彼の時代でおそらくナンバーワンで打たれやすくても止まらない馬力の強さは相手に恐怖を与えるほどのものでしたね。

そんなプロボドニコフの試合をテレビで見るにはWOWOWのエキサイトマッチが最適です。過去の試合もリピート放送でされていますし、ぜひこれを機にWOWOWと契約してはいかがでしょうか?

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

リングに吹き荒れる砂嵐 ティモシー・ブラッドリー

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