こんにちは管理人です。
今日は2019年9月28日に行われたIBF.WBC世界ウェルター級王座統一戦
IBF王者エロール・スペンスvs.WBC王者ショーン・ポーターの一戦です!!
今年はスペンスイヤーになりそうやぞ…エロール・スペンスvs.ショーン・ポーター予想
この試合は王座統一戦。スペンスはここまで無敗のチャンピオンで前回の試合では4階級制覇チャンピオンのマイキー・ガルシアを下して初黒星を与えております。予想では圧倒的に優位とされておりますな。
ポーターは元IBF王者でもあるウェルター級二冠王。突進力のあるフィジカルファイトが持ち味でスペンスの間合いを潰して特攻することができれば実績で勝るポーターが番狂わせを起こすこともありそう。
そしてこの試合はポーターが開始からラフなアタックでスペンスを押し込んで再三パンチをねじ込むとスペンスもボディ攻撃で応戦するグレートなファイトに!11ラウンドにスペンスが一瞬の隙をついてダウンを奪いましたが判定はめっちゃ僅差!!スペンスが正確性でポーターを振り切りましたがどちらに転んでもおかしくない試合でした!
それではこの試合を振り返ります!
試合経過
1ラウンド
ポーターは足を使ってリングを周りスペンスはどっしり構えている。
ポーターはジャブをダブルでついてスペンスを中心として回る。
ポーターは踏み込んで頭から突っ込んでミ右フックを放つ。
スペンスは右フックを空振りしてポーターはそこに突っ込んで体を押し付けてくる。
スペンスは終盤に間合いを詰めて左右ボディをねじ込んでこちらはパワーがある。
2ラウンド
ポーターは間合いをじりじり詰めてクイックなワンツー、スリーを当てる。
さらに右ジャブに合わせた右ストレートをスイングで少し浅く当てる。
スペンスは踏み込んで左ストレートを浅く当ててポーターは踏み込んでワンツーを放つとスペンスはバランスを崩す。
さらにポーターは踏み込んで間合いを詰めると左右ボディをねじ込むがスペンスも左右の打ち下ろしを返す。
さらに入ってくるところに左アッパーを見せて怖さを植え付ける。
ポーターは右ストレートから左フック、ヘディングで突っ込んできてもみ合いでもパンチをねじ込んでくる。
3ラウンド
ポーターはもみ合いになっても左右フックを振り回してラフにくる。
スペンスは左ボディをねじ込んでもみ合いで少し低めの右ボディを放つ。
スペンスは中盤動き出しにジャブを当ててポーターは前に出て左右フックで前に来てスペンスはやりにくそうにパンチを返す。
スペンスは逆にクリンチして左ボディから左フックを顔面に返す。
さらにポーターが出てくるところにガードの上から硬質な左を当てる。
4ラウンド
ポーターは右を放ってそのまま掴んで左右フックとボディをて数多く出してくる。
スペンスはかなりやりにくそうで防戦に追い込まれるがボディを打ち返す。
ポーターは右オーバーハンドをダブルで当ててスペンスは左フックを返すがポーターはスペンスの左フックに合わせて左フックをカウンター!スペンスの動きが止まりポーターがロープまでグイグイ押し込むシーンを作る。
ポーターは右ストレートから左フックを返して出てくるところにジャブ。スペンスはめちゃくちゃやりにくそうでペースを取られている。
ポーターはガードの上からでも左右フックを当ててスペンスももみ合いで左フックをカウンターで返す!
5ラウンド
ポーターは右ボディから左フックを返してスペンスは左ボディを狙う。
ポーターはスペンスの入り際に左ボディを返して右ストレートと見せかけて左フックを返す。
スペンスは動き出しにジャブをコツンと当ててポーターにプレッシャーをかける。
ポーターはロープに詰めるとがむしゃらに左右フックを振り回してくる。
スペンスは入り際に左アッパーを振るがポーターは前に出てもみ合いに持ち込もうとする。
6ラウンド
スペンスは前に出てきて左右ボディをねじ込みロープに詰めてくる。
ポーターは体制を入れ替えてくるがスペンスはクリンチして間合いを取る。
スペンスは左ボディをのしかかりながら打ち込んでラフな試合になる。
ポーターは残り1分でロープに詰めてコンビネーションを出すがスペンスにクリンチされる。
さらにスペンスは間合いを取ると動きながら左フックを当てる。
これはまさしく死闘と言えるな…マニー・パッキャオvs.キース・サーマン
7ラウンド
スペンスは左右ボディをねじ込むがポーターは体ごと押し付けて左右ボディを返す。
ポーターは間合いを取るとスペンスのプレッシャーをかわしてジャブをダブルで当てる。
さらにワンツーで飛び込んでもみ合いでボディを当てて下がる。
スペンスは左ボディを当てて接近戦になるがポーターもボディを返してくる。
8ラウンド
スペンスは長いジャブを出してポーターはワンツーからのフックで追いかけ回す。
もみ合いになるとポーターは回転力で勝るがスペンスの左ボディで少し効いて顔色が変わる。
ポーターは中盤間合いを詰めての右ショートを当ててスペンスはクリンチ。
ポーターはスペンスのワンツーの左に右スイングを被せてくる。
さらにもみ合いになるとアッパーを繰り出してスペンスは左ボディ、ポーターは右ストレートを返して採点が難しい笑笑。
9ラウンド
ポーターは左ボディから右ストレートを返して手数を出す。
さらにもみ合いに持ち込むと左フックをねじ込んでラフに迫る。
スペンスはパワーを込めたパンチである左を打ち込むがポーターは左アッパーをお返し。スペンスの顔が跳ね上がる。
ポーターは右ボディをねじ込んで試合を低くして左右フックで迫る。
スペンスは左アッパーを接近戦でねじ込んでポーターは左フックをお返し。ノンストップの試合になる。
マイキーさん耐え忍ぶ戦いになってしまう…エロール・スペンスvs.マイキー・ガルシア 試合後のコメントもあり!
10ラウンド
ポーターは踏み込んでのジャブを当てて本当にうまく試合をしている。
スペンスはワンツーを出すがポーターは前に出て左右フックで迫ってアグレッシブにくる。
スペンスはもみ合いで左右ボディを当てて左ストレートを離れ際に返す。
そしてロープに詰めると左フックをショートで当てるがポーターはもみ合いで左右フックをねじ込み返す。
ポーターはスペンスが出てくるところに頭をぶつけてこの辺りはやはりうまい。
11ラウンド
スペンスは前に出てくるがポーターはジャブをカウンターしてくる。
スペンスはもみ合いの中で左右ボディを当ててポーターは態勢を入れ替えて左右フックをワイルドに振る。
ポーターは前に出て右ボディをねじ込んでスペンスも態勢を入れ替えて右フックを当てる。
そしてラウンド中盤ポーターの動きに合わせたスペンスの左フックのカウンターでポーターは手をつくダウン!!
ポーターは気合が入ったようで真正面から打ち合いジャブを返して逆にロープまで押し返す。
さらにポーターは右フックをねじ込んで逆に押し返している。
12ラウンド
ポーターはスペンスの打ち終わりにワンツーを返して右を当てる。
スペンスはポイントが微妙とみたのか積極的に出てくる。
中盤ポーターは前に来るスペンスに左フック、動き出しに右ストレートをクリーンヒット!スペンスは仰け反り効いている!
しかしスペンスは左右ボディをねじ込んで前に出てものすごい試合になる。
ポーターは動き出しに右ストレートをまた当ててスペンスはめっちゃ疲れている。
スペンスは左右ボディをねじ込んでポーターは受けながら左右フックを返して激闘にゴングが鳴る。
判定は116-111が2人、112-115が1人の2-1でスペンス!
ちなみに僕は114-113でポーターでした!
ポーターさんブローナーに突進…ショーン・ポーターvs.エイドリアン・ブローナー
所感
お前らグレートかよ…
いやー良かった。とにかくいい試合だったしこの試合を観れたこととマニー・パッキャオとキース・サーマンの試合も観れたし最高の一年やな笑笑。
個人的にはポーターかなと思いましたが結果は覆らないと思うのと多分リマッチもないな笑笑。どちらが勝ってもおかしくない試合でしたが個人的にはポーターのアグレッシブさを買いました。
スペンス"ポーターはラフで厄介なファイターだ。やりたいことをやらせてもらえなかったよ。彼は真のチャンピオンでタフな試合にしてくれたね。"
ポーター"スペンスはストロングなキッドだね。俺たちはここに仕事をしにきたんだ。俺は彼ならもっと強いと思ってたけどまぁうまかったよ。スペンスとスペンスのチームには祝福を送りたいね。俺たちは今夜のパフォーマンスを誇りに思ってるよ。"
いやー良かった笑笑。ポーター、サーマンはまだウェルター級トップでまた評価を上げてパッキャオ、スペンスは死闘の末に生き残り。ラスボスはやっぱり余裕綽々のクロフォードさんかな笑笑。
来年やって欲しいのはパッキャオ、スペンスはもちろんポーターvs.サーマンのリマッチ、この辺りにダニー・ガルシアも絡んできてもらいたいなぁ。
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