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現代を代表するイギリス人重量級ボクサーの1人でミドル級とスーパーミドル級タイトルを無敗のまま獲得してきたビリー・ジョー・サンダース。サウスポーのやりにくい選手として実力を示してきています。

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スーパーミドル級を牛耳る英国のムンド!カラム・スミス!!

サウスポーで足がよく動くサンダースはめちゃくちゃやりにくく相手とロングレンジを保ち相手に近づかれるとスルスル逃げてしまう典型的なアウトボクサー。ガードは低いものの抜群の見切りの良さとタイミングのいいジャブで相手の出鼻をくじきまくるタイプですね!!

イギリスのロンドンでは絶大な人気を誇るサンダースはメインイベントで大きなアリーナをソールドアウトするほどの人気を誇っており敵地カナダに乗り込んでキャリアハイのパフォーマンスをするなどメンタルもかなり強いです。

そのキャリアの中で後に村田諒太に挑戦するエマヌエル・ブランダムラをKO,さらに後にWBAミドル級暫定王者となるクリス・ユーバンク・ジュニア、WBOミドル級王者のアンディ・リー、2度世界挑戦するアルツール・アカボフとウィリー・モンロー・ジュニア、元IBFミドル級王者のデビッド・レミュー、WBO指名挑戦者のシェファット・イシュフィを下してきており未だに無敗です。

今後はスーパーミドル級最強とされるWBAスーパー王者のカラム・スミスやかつて下したクリス・ユーバンク・ジュニアとのリマッチ、WBAレギュラー王者のカネロ・アルバレス、WBOミドル級王者のデメトリアス・アンドラーデと多くの対戦相手候補たちが控えています!!

ということで、彼の試合をより楽しむためにスミスの来歴をまとめてみました!!

偉大なる父の名を背負うネクスト・ジェネレーション!クリス・ユーバンク・ジュニア!!

Contents [show]

サンダースの戦歴

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サンダースのプロフィール

ビリー・ジョー・サンダースは1989年生まれの29歳。イギリスのハートフォードシャーの出身で異名はSuperb。素晴らしいや優れているを意味しています。

アマチュアの頃から活躍していたサンダースは2008年にペスカーラで行われたオリンピック代表選考会に出場して3位に入賞。オリンピックへの出場権を獲得します。

そして2008年の北京オリンピックに出場したサンダースは2回戦で敗退。その後もアマチュアとしてキャリアを続ける方針だったようですが12月にトレーニングにてフランスで合宿中に女性問題が発覚して謹慎処分となったサンダースは英国有力プロモーターのフランク・ウォーレンと契約。プロに転向します。

アブラハムたんメキシカンスクールで出直しアルツール・アブラハムvs.ヒルベルト・ラミレス




これまでの実績

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サンダースは2009年に4回戦でプロデビュー。デビューからKO勝ちを収めておりマンチェスターやベルファスト、ヨークホールなどを転戦としてリバプールでも試合をしております。

2009年の後半には6回戦を行っており2010年には8回戦、2011年には10回戦を行っております。2011年の11月にはイギリス南部タイトルを獲得しており無敗のまま初のタイトルを獲得しています。

さらに2012年にはトミー・ヒルを初回KOで下して空位のコモンウェルスタイトルを獲得2度目の防衛戦では無敗のジャロッド・フレッチャーを2ラウンドでKOしており無敗対決を制しております。

さらにここからのサンダースはマジですごかった。ニック・ブラックウェルと空位の英国王座を争って判定勝ち。マシュー・ホールを大差判定で二冠を守ると当時無敗のゲーリー・オサリバンと対戦。

オサリバンは強打者のアイリッシュで元王者。後にデビッド・レミューやクリス・ユーバンク・ジュニアと対戦するオサリバンにほとんど何もさせないままアウトボクシングして空位のWBOインターナショナル王座を獲得しています。

さらに後にWBAスーパーミドル級暫定王者となるジョン・ライダーと対戦。ライダーはサウスポーの強打者で当時無敗の新進気鋭の若手。サンダースに肉薄してキャリア初ともいえる苦戦を強いたもののサンダースは僅差判定で退けています。

さらに次戦でマンチェスターにて当時無敗で後にWBAミドル級王者の村田諒太に挑むエマヌエル・ブランダムラと対戦。この試合には空位のEBUタイトルがかけられておりサンダースはブランダムラに8ラウンド強烈な右フックをくらわしてストップ!!快勝を挙げましたね!!

さらに2014年にはコモンウェルス、英国、EBU王座をかけて当時無敗のクリス・ユーバンク・ジュニアと激突。ユーバンクは当時無敗でレジェンドの元ミドル級、スーパーミドル級王者のクリス・ユーバンクの息子。強靭なフィジカルと思い切り振りぬく左右フックが武器の選手です。

この試合はかなり接戦となり前に出るアグレッシブなユーバンクと下がりながらも的確なパンチと華麗なディフェンステクニックで魅せるサンダースの間でジャッジの採点は割れます。判定は2-1の僅差でサンダースに軍配が上がりましたがどちらに付けていてもおかしくない接戦でしたね!!

ちなみにユーバンクはこの試合は自分が勝っていたと今でも話しておりスーパーミドル級に今二人がトップ3に入るためリマッチを熱望しています。一方のサンダースは余裕しゃくしゃくですな笑。

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やっぱイギリス熱いわクリス・ユーバンク・ジュニアvs.ジェームス・デゲール 試合後のコメントもあり!

ミドル級王者時代

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サンダースは2015年12月にWBOミドル級王者のアンディ・リーに指名挑戦者として挑み無敗のまま世界王座を目指します。リーは元オリンピアンのアイリッシュトラベラー初の世界王者。サンダースと同じくサウスポーの右フックのカウンターが大きな武器のカウンターパンチャー。前回の試合で同じくアマエリートのマット・コロボフとの王座決定戦に番狂わせで勝利しております。

そしてマンチェスターで行われたこの試合はサンダースに似合わない激戦となります。サウスポーのアウトボクサー同士の激しいペース争いとなりサンダースは2度3ラウンドにダウンを奪います。そしてその後も一進一退の攻防となりましたがサンダースの奪ったダウンが決め手となり2-0の僅差判定勝ち。無敗のまま王者に輝きました!!

そして当時のミドル級はゴロフキンがWBO以外の王座を保持する激戦区。当然ながら二人の統一戦の話は出ましたがサンダースはイギリス開催を条件として二人の交渉は決裂。サンダースは防衛戦へと臨みます。

そしてサンダースは左拳を骨折したり筋肉を負傷したりしてブランクが空いてアルツール・アカボフと2016年12月に初防衛戦。試合前にはアカボフの書類ミスなどもあり試合開催は揺れてましたな。

カーディフで行われたこの試合はサンダースがまさかの苦戦。サウスポースタンスからジリジリ間合いを詰めては左フックをたたきつけるアカボフにこれといった攻め手のないサンダースは微妙な判定勝ちを収めましたがなかなかにつまらない試合となり苦戦して評価を落としてしまいましたな。

さらに指名試合を消化していなかったサンダースはやたらと災難に見舞われます。2017年7月にカッパー・ボックス・アリーナで不在の間に誕生していたWBO世界ミドル級暫定王者のアフタンディル・クルツィゼと指名試合を行う予定でしたが、クルツィゼがニューヨークで摘発されたロシア系犯罪組織の内の1人として逮捕されたため試合は消滅・・・かつてゴロフキンと対戦したウィリー・モンロー・ジュニアと対戦することになります。

モンローは50-1のアンダードッグとしてゴロフキンに挑んだもののゴロフキンにダウンを奪われてから奮起してきたサウスポーのアウトボクサー。ゴロフキンには善戦の末KO負けしましたがその後コンテンダーのガブリエル・ロサドに判定勝ちしていますな。

そしてこの試合はサウスポーのアウトボクサー同士のカウンターを狙いあう名間かつまらない試合となります。二人の間には飛び交うパンチが少なかったもののサンダースは微妙に勝り判定勝ち。しかし王者としての評価は上がりませんでしたな。

そしてそんなサンダースにまさかのビッグマッチが訪れます。元IBF王者で破壊的な強打者のデビッド・レミューとの対戦です。レミューはテクニック度外視の剛腕ファイターで間合いを詰めて左右フックを振り回してくるミドル級屈指の強打者。ゴロフキンには負けましたがハッサン・ヌダン・ヌジカムに勝利していますね。

敵地カナダのモントリオールで行われたこの試合はレミューが有利な予想でした。しかしサンダースはキャリアハイのパフォーマンスを見せてくれます。初回からまっすぐ間合いを詰めてくるレミューにジャブを当てまくってスルスル逃げるサンダースは敵地カナダのファンを静まり返らせる大差判定勝ち。全く危なげない判定勝ちで自身のスキルを見せつけました!!

レミューたんサンダースにストーカーしたもののフラれるビリー・ジョー・サンダースvs.デビッド・レミュー

最悪の2018年とスーパーミドル級進出

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サンダースはレミューに勝った後またもやキャリアが停滞します。4月に元WBA暫定王者のマーティン・マレーと対戦するはずだったものの怪我をして中止に。さらに9月には麻薬中毒者の女性に麻薬を渡すのと引き換えに通行人の男性を殴るようにけしかけるなど問題行動を起こして罰金を支払うなどしています。

さらに指名挑戦者で元WBA、WBOスーパーウェルター級王者で無敗のデメトリアス・アンドラーデとの試合がアメリカで決まるもののサンダースは試合前の検査で興奮剤に当たるオキシロフリンが検出。英国コミッションはサンダースのライセンスを一時預かりとし、WBOは半年間のサスペンドを言い渡します。オキシロフリンはパーティーでよく使われる薬物のため試合前に検出されたことでサンダースのプロ意識の欠如が大きく指摘されることになりましたね・・・

このように最悪な1年を過ごしたサンダースでしたが友人で元無敗のヘビー級統一王者のタイソン・フューリーが2年間のメンタルヘルス問題から復帰してきたことで彼をメンターとして改心。12月に再起戦を行い4ラウンド棄権TKO勝ちを収めます。

そしてサンダースはWBOミドル級王者となっていたデメトリアス・アンドラーデの指名挑戦者の権利を得ましたがサンダースはスーパーミドル級転向をアナウンス。いきなり指名挑戦者のシェファット・イシュフィとのWBO暫定王座決定戦に臨みます。この王座は正規王者のヒルベルト・ラミレスがライトヘビー級テストマッチに臨んだことで設けられた王座でしたね。

イシュフィは指名挑戦者でクルーザー級でデビューしてライトヘビー級、スーパーミドル級と徐々にウェイトを絞ってきた変わり種。間合いを詰めて左右フックを振り回してくる強打者ですな。

ロンドンのラメックススタジアムで行われたこの試合はサンダースがスキルの差を見せつけて楽勝。イシュフィのフックをもらう場面もあったもののサンダースはボディブローを何度も効かせて大差判定勝ち。特に危なげなく2階級制覇をあっさり達成思案した!!

かくして2階級制覇に成功したサンダースは次戦でWBAスーパー王者のカラム・スミスとのイギリスビッグマッチを希望。実現すれば無敗同士のかなり大きな試合となりますね!!

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ビリー・ジョー・サンダースさん楽勝の2階級制覇・サンダースvs.シェファット・イシュフィ

そしてサンダースの初防衛戦は新たに契約したプロモーターのエディ・ハーンとのコラボで津にアメリカ初上陸!カリフォルニア州のロサンゼルスにてアルゼンチン人のマルセロ・コセレスと対戦することをアナウンスしています。この試合にはWBCライト級暫定王者のデビン・ヘイニーも出る予定ですね。

マルセロはここまで無敗のファイターでIBF、WBC、WBOのラテン王座を獲得してきた選手。サンダースと同じように間合いを必要とするタイプでかつてアントニオ・マルガリートを追い込んでいるセバスチャン・ルーハンを判定で下してますがスーパーミドル級での試合はこれが初めてです。この試合に勝てばアンドラーデとの対戦もアメリカで現実味がありますね!

そしてサンダースの初防衛戦は新たに契約したプロモーターのエディ・ハーンとのコラボで津にアメリカ初上陸!カリフォルニア州のロサンゼルスにてアルゼンチン人のマルセロ・コセレスと対戦することをアナウンスしています。この試合にはWBCライト級暫定王者のデビン・ヘイニーも出る予定ですね。

マルセロはここまで無敗のファイターでIBFWBCWBOのラテン王座を獲得してきた選手。サンダースと同じように間合いを必要とするタイプでかつてアントニオ・マルガリートを追い込んでいるセバスチャン・ルーハンを判定で下してますがスーパーミドル級での試合はこれが初めてです。この試合に勝てばアンドラーデとの対戦もアメリカで現実味がありますね!

そしてこの試合はサンダースがコツコツとタイミングの良いジャブを当ててポイントを序盤リード。コセレスも中盤からプレッシャーをかけて巻き返して来たもののサンダースが11ラウンドに逆ワンツーからの左フックでダウンさせると、さらに強烈な右アッパーでダウンを追加。最後はフックの打ち下ろしでダウンさせるとストップしてノックアウト勝ちでアメリカデビューを飾りました!

サンダースさんアメリカに到達…ビリー・ジョー・サンダースvs.マルセロ・コセレス

 今後期待される試合

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無敗のまま重量級で2階級制覇の世界王者となったビリー・ジョー・サンダースに期待される試合は統一戦を含むビッグマッチです。

サンダースが現在所属しているスーパーミドル級はイギリス人の台頭が目立ちます。WBAスーパー王者のカラム・スミスはWBSSトーナメント覇者で階級のトップです。さらにコンテンダーのクリス・ユーバンク・ジュニアは元IBF王者のジェームス・デゲールを下して波に乗っておりWBA暫定王者にはジョン・ライダーもいます。

他にもWBO正規王者のヒルベルト・ラミレスやIBF王者のカレブ・プラント、WBC王者にはアンソニー・ディレルがおりWBAレギュラー王者にはドル箱スターのカネロ・アルバレスがいてかなり熱いことになっています。

コンテンダーにもデビッド・レミューや元WBC王者のデビッド・ベナビデス、元IBF王者のホセ・ウスカテギ、ユーバンクに敗れたアブ二・イルディリム、元IBFミドル級王者のダニエル・ジェイコブスにも転級があるなどかなり有力な選手たちが控えておりどこの誰が階級の王者の一角を担ってもおかしくない状態です。

サンダースは無敗のまま2階級制覇を達成してきたものの未だにビッグマッチの経験がありません。イギリスではアリーナを満杯にできますが統一戦やビッグネームとの試合はアンディ・リーとデビッド・レミューしかありません。ミドル級時代もゴロフキンやカネロとのビッグマッチは叶えられませんでしたね。

サンダースのスタイルは誰もやりたくないような厄介なスタイルです。打ち合ってくれないし常にアウトサイドにいるのでやりにくいのでどうしてもビッグマッチに恵まれません。でも今はカラム・スミスやクリス・ユーバンク・ジュニアが同じ階級にいるので彼らとのビッグマッチを実現させたいですね!!

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ユーバンクJr.爆発!! クリス・ユーバンク・Jr.vs.アブニ・イルディリム

サンダースのファイトスタイル

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サンダースのスタイルは典型的なアウトボクサー。ガードをだらりと下げて挑発的な態度を取らながらバックステップを踏みまくるタイプです。そのためジャブとワンツーを駆使して単発で相手の出鼻をくじきます。

KO率も高くないので思い切り出てこられると弱そうにも見えますがブランダムラをKOした右フックはかなり強烈。イシュフィを効かせたボディブローもかなりうまくパンチ力はないわけではありません。しかしKOを狙わないため試合としてはつまらない試合になりやすいですね。

サンダースは打ち合いもせず常に下がりまくるので見栄えは良くないですが頭の回転と体の使い方はピカ一にうまいです。しかし性格的なものもあるのか好不調の波がとても激しいのが特徴です。大事な試合になればなるほど強くなるタイプですね!!

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サンダースさん似合わぬ激戦ビリー・ジョー・サンダースvs.アンディ・リー

まとめサンダースの今後

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いかがでしたでしょうか?いやーなまでのやりにくさと常にアウトサイドにいる勝利を最優先した戦略、如何なる時でも冷静で相手の動き出しを射抜くパンチを放ってくるサンダースさん。現在のスーパーミドル級では間違いなくトップスリーであり、みんなターゲットのはずなのにそのスタイルのせいでビッグマッチが決まらない状況が続いています。

スーパーミドル級近辺のウェイトにはかつて下したロッキー・フィールディング、クリス・ユーバンク・ジュニアやカラム・スミスなどの英国人が多く試合は決まりやすい状況です。

上のクラスを見るとネームバリュー抜群のセルゲイ・コバレフやパーフェクトレコードを持つアルツール・ベテルビエフ、全勝のドミトリー・ビボルやオレクサンデル・グヴォジクなどヨーロッパ系の選手が首を揃えています。さらには下のクラスにはゴロフキンやカネロといったボクシング界の顔がおりますね!

ちなみに今後のビッグマッチが確実視されるスミスの試合をテレビで見るにはWOWOWのエキサイトマッチが最適です。過去の試合もリピート放送でされていますし、以下のリンクからWOWOWを是非試してみてはいかがでしょうか?

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メキシカン初のスーパーミドル級王者!ヒルベルト・ラミレスの試合をテレビで見る方法は?これまでの経歴も紹介!

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