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多くの試合で活躍しており現代のコンテンダーの中でも一際目立つ実力者のシャフカッツ・ラキモフさん。世界タイトルマッチで引き分けているほどのコンテンダーで世界タイトルマッチに近い男ですね。

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ラキモフは世界的に層の厚いスーパーフェザー級でタイトルへの挑戦権を保持している強豪。オフェンスに優れたファイターでとにかく前に出てきては左フックを打ち込んで痛烈なボディを振り回してくるサウスポーのファイター型ですね。

アマチュアの頃からエリートだったラキモフは多くの国際大会でも活躍。南アフリカなどでも試合をしている逞しいファイターですね。

キャリアの中では後に元WBAフェザー級暫定チャンピオンのエマヌエル・ロドリゲスや元IBF世界スーパーフェザー級マルコム・クラッセン、無敗のコンテンダーのアジンガ・フジーレを撃破。IBFチャンピオンのジョセフ・ディアスとは激戦の末に引き分けております。

クイックにランキングを上げてきたラキモフは世界タイトルマッチ戦線に今後絡むことは確実。世界チャンピオンに最も近いコンテンダーにされてますので今後の動向に注目ですね!

そこでラキモフの試合を楽しむためにラキモフの経歴をまとめてみました!!

派手な髪型のジョジョ!ジョセフ・ディアス!

ラキモフの戦歴

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ラキモフのプロフィール

ラキモフは1994年生まれ。タジキスタン共和国生まれのロシア人でアマチュアの頃はタジキスタンをレペゼンしておりましたな。

ラキモフはアマチュアの頃から活躍しており、2014年の世界大学選手権で銅メダルを獲得。石油国の世界選手権で銀メダリストとなっております。

ちなみに彼はタジキスタンでは常にナショナルチャンピオンとなっており、2014年と2015年に金メダルを獲得しております。

よく逃げ切ったんちゃうか…シャフカッツ・ラキモフvs.エマヌエル・ロペス

これまでの戦歴

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ラキモフは2015年にロシアにてプロデビュー。4回戦でデビューして2ラウンドノックアウト勝ち。3戦目まで4回戦を行います。

そして6回戦を3度消化して2016年末には8回戦に昇格。10回戦に昇格すると元WBOオリエンタルチャンピオンのロヘリオ・ドリゲスをノックアウト。元WBOスーパーバンタム級オリエンタルチャンピオンのジミー・パイパをノックアウトしています。

ラキモフは2017年にチャンスを迎えます。マイナー団体であるIBOのタイトルをかけてエマヌエル・ロペスと対戦します。

ロペスはメキシコのベテランコンテンダーで元WBAスーパーフェザー級暫定チャンピオンの肩書を持っており、エドガー・プエルタやアントニオ・モランなどの有力な選手に勝ってきておりますな。

そしてこの試合は開始からラキモフが手数を旺盛に出してすぐにサイドに回るアウトボクシングでリード!しかしタフなロペスは我慢して前に来るとフックを振り抜いて数回ふらつかせる展開に!しかしラキモフはよく耐えて逃げ切りました!

そして次戦では南アフリカのベテランであるマルコム・クラッセンと対戦。クラッセンは元IBFチャンピオンのベテラン。南アフリカの出身のチャンピオンでロバート・ゲレーロとの対戦経験もあるロードウォリアーですな。かつてIBOのベルトを保持したこともありますね。

そしてこの試合は開始からラキモフがどんどん前に出てきて2ラウンドにダウンさせる展開に!その後もプレッシャーをかけまくって馬力でブレークダウンするとクラッセンは8ラウンドに左右ボディを食らってついにダウン!10カウントとなりました!

そして次戦ではメキシコのベテランコンテンダーであるロビンソン・カスティリャノスと対戦。カスティリャノスはメキシコのベテランパンチャーで元WBCフェザー級シルバーチャンピオン。ユリオルキス・ガンボアをノックアウトするなどしており、世界タイトルマッチも経験してますな。

そしてこの試合は開始からラキモフがガンガン出てきてダウンさせると体格差を見せつける展開に!カスティリャノスは打ち返したものの2ラウンドにもダウンさせられてボディで2度ダウン!3度目のダウンでストップとなりました!

そして次戦では南アフリカのコンテンダーのロフヒワ・マエムと対戦。マエムはハードパンチャーでアフリカ連合チャンピオン。南アフリカでは敵なしとされてますな。

そして試合はラキモフが開始から圧倒!プレッシャーをかけまくってスペースを奪うとボディとフックを使って3ラウンドと4ラウンドにダウンさせて、4ラウンド終了後にマエムは棄権しました!

そしてラキモフは次戦で世界タイトルマッチを懸けた試合へと進むことになります。

カスティリャノスも老いたな…シャフカッツ・ラキモフvs.ロビンソン・カスティリャノス

指名挑戦者決定戦とディアス戦

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ラキモフは2019年に敵地となる南アフリカに乗り込んでIBF指名挑戦者決定戦に参戦相手は無敗のアジンガ・フジーレになります。

フジーレは南アフリカのコンテンダーでここまで無敗。サウスポーでこちらもアフリカでは珍しいアマチュア出身。ロマチェンコに挑んだロムロ・コアシチャを下しており、IBFインターコンチネンタルチャンピオンですな。

そしてこの試合は開始からラキモフがプレッシャーをガンガンかけてコンビネーションを打ち込みまくる展開に!フジーレはフットワークを使っていたものの徐々に疲れてしまい、8ラウンドに右で仰向けに倒れると、最後はコーナーに追い詰められて前のめりに倒れ、ストップとなりました!

痛烈に決めたラキモフは次戦で世界初挑戦。IBFチャンピオンのジョセフ・ディアスとの試合を行うことになります。

ディアスはオフェンスに優れたファイターでとにかく前に出てきては左右ボディを打ち込んで痛烈なフックを振り回してくるサウスポーのファイター型ですね。

アマチュアの頃からエリートだったディアスは元ロンドンオリンピック代表。ゴールデンボーイプロモーションズのメインイベントを任されるなどかなり期待されているビッグネームでラテン系のファンがたくさんついておりますね!

キャリアの中では後にWBAチャンピオンとなるアンドリュー・カンシオとレネ・アルバラードを撃破。ウェイトオーバーしたとはいえWBAフェザー級暫定チャンピオンだったヘスス・ロハスにも判定勝ちしており元WBCスーパーバンタム級チャンピオンのビクター・テラサスにも勝ってますね。

初めての世界挑戦はWBCフェザー級チャンピオンのゲーリー・ラッセル・ジュニアの前に判定負けしたもののボディを効かせて大いにラッセルを苦しめております。ラッセルのキャリアの中でも苦戦となった珍しい試合ですね。

そしてマイアミにてスーパーフェザー級チャンピオンだったテビン・ファーマーとの試合を判定で制してタイトルをついに獲得。前に出て押し込むボクシングを見せて大きなカットを負いながらもハートを見せて勝ち切りましたな。

そしてこの試合はまさかのディアスがウェイトオーバーでタイトルはく奪!試合は開始からディアスがジリジリ前に来てラキモフが手数を出してくる展開に!接戦で採点のやりにくい試合となりましたがディアスは後半巻き返してタイミングの良いパンチとボディで対抗!結果はドローで王座は空位となりました!

ラキモフはこの結果を受けてIBF王座決定戦に出ることがオーダーされております。まだ決まってませんが2度目のアタックのチャンスが与えられそうですね!

あとはウェイトだけか…ジョセフ・ディアスvs.シャフカッツ・ラキモフ

ラキモフのファイトスタイ

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Shavkat Rakhimov Highlights HD - YouTube

ラキモフのファイトスタイルは中間距離からインサイドのインファイトです。サウスポーでは珍しいタイプと言えますが、ガードを固めて前に来て左フックとボディを打ち込んでくる押し込み型のファイターですね。

彼の最大の持ち味は回転力とパワーの強さ。一撃のパワーはあまりないのですが12ラウンド前に出てきてパワーパンチを振れるスタミナとしつこさ、プレッシャーの強さがとてもすごいです。

常に前に出てくるのでどうしても揉み合いも多くなりますがこの人のフックは強烈。アウェイでフジーレを痛烈にノックアウトした試合を見てもパワーはかなりありますね。

ディフェンスが緩いため安易にパンチをもらうところがありますが、まだ強くなる要素があると思います。同じく激闘型のアルバラードやカンシオとの試合なら打ち合いになると思うので噛み合いそうですね!

鮮烈な終わり方…シャフカッツ・ラキモフvs.アジンガ・フジーレ

今後期待される試合

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ラキモフに期待される試合は世界タイトルマッチですね!

ディアスとの試合で12ラウンド攻め続けてドローに終わったラキモフでしたがそれはチャレンジャーにとっては負けに等しい結果と言えます。

しかしディアスのウェイトオーバーでタイトルは空位になっているためIBF王座決定戦への出場は決定的。ここでタイトルを獲得することでビッグネームとの試合がやれそうですね、

スーパーフェザー級でやるなら同じDAZN系のジョノ・キャロルや元WBAレギュラーチャンピオンのレネ・アルバラード、元WBAチャンピオンのアンドリュー・カンシオ、元WBAチャンピオンのアルベルト・マチャドらとの試合が期待されますね!

まだまだ学ぶことも多いラキモフですが常に前に来るスタイルなのでファンも多いです。今後の相手は強敵ばかりとなりますが一つずつ勝ち抜いてスーパーフェザー級の顔になって欲しいですね!

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

元チャンピオンが馬力に飲まれる…シャフカッツ・ラキモフvs.マルコム・クラッセン

まとめ

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いかがでしたでしょうか?優れたパワーと回転力で打ち合いにめっぽう強いラキモフ。常に前に出てくるファイターなのでロシアのファンを中心にファンも多いですね。

スーパーフェザー級にいることもあり彼の対戦相手には日本人が絡む可能性も大いにあります。スーパーフェザー級の中心人物ですので彼の試合は試合のたびに大きなカードとして注目されています。

他にもかつてWBCフェザー級チャンピオンのゲーリー・ラッセル・ジュニアもスーパーフェザー級参戦の噂があります。元IBFチャンピオンで引き分けたディアスとのリマッチの可能性もかなりあると思います。

まだまだ多くのファイターがスーパーフェザー級ではあり、元WBAレギュラーチャンピオンのレネ・アルバラードや元WBAチャンピオンのアンドリュー・カンシオとの試合も面白そうです。ラキモフなら誰とでも試合をするのでなかなか期待できそうですね!

ちなみにそんなラキモフの試合をテレビで見るならばWOWOWがおすすめです。WOWOWではディアス以外にもデオンテイ・ワイルダーやワシル・ロマチェンコ、ノニト・ドネアなど多くの世界の強豪ボクサーの試合が放送されてますので是非ご覧ください!

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

ビッグマウスな空間の支配者!!テビン・ファーマー!

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