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ボクシングファンの方なら誰もが知る激闘王でウェルター級の第一人者であるホセシト・ロペスさん。3度の世界タイトルマッチの経験があり、ベテランとなりましたが今でも存在感を放っております。

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ロペスはリバーサイド・ロッキーのニックネームを持っているコンビネーションパンチャー。とにかくタフなことで知られており、どんな局面でも諦めずに試合をすることでファンの間では大きな人気を持ちますね!

前に出てくる試合もアウトボクシングもできるのですがこの人の本文は打ち合い。相手がどんなハードパンチャーでも臆さずに前に出てきてコンビネーションを放ってくる姿勢は賞賛に値しますね。

キャリアの中では元WBC世界ウェルター級チャンピオンのビクター・オルティスをノックアウト。無敗のプロスペクトだったミゲール・クルス、マイク・ダラス・ジュニア、ベテランコンテンダーのフランシスコ・サンタナ、ジョン・モリナを撃破しております。

敗れた試合は後に2階級制覇チャンピオンとなるジェシー・バルガスとの試合、スーパースターのカネロ・アルバレスに挑んだ試合、ウェルター級二冠王のアンドレ・ベルト、無敗だったキース・サーマン、2階級制覇チャンピオンのマルコス・マイダナに敗れておりますな。

彼はどんなに効いていても必ず打ち返してきて見せ場を作るので多くのビッグファイトのアンダーカードで活躍中です。アラフォーとなりましたがラストチャンスの世界タイトルマッチを実現させたいところですね!

ということで、ロペスの対戦をより楽しむためにロペスの来歴をまとめてみました!!

アジアのヒーローにしてボクシング界のヒーロー!!マニー・パッキャオ!

ロペスの来歴

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ロペスはアメリカのカリフォルニア州のリバーサイドの出身。元IBF世界スーパーフェザー級チャンピオンのロベルト・ガルシアをトレーナーとしておりますな。

身長175センチでリーチは183センチあるロペスはメキシコ系のパンチャーでその激しい試合ぶりとタフさからリバーサイド・ロッキーのニックネームをもちますね。

ロペスにはアマチュアの経験はないです。プロでの叩き上げで長年世界ランキングに名前を連ねておりますね。

センス抜群のワンタイム!!キース・サーマン!!

これまでの実績

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ロペスは2003年にプロデビュー。ラスベガスで初回ノックアウト勝ちでプロデビューしますが3戦目にて4ラウンド判定負けを喫しています。

4戦目からは6回戦にも顔を出して連戦連勝。2004年には8回戦に昇格して2005年にはオンタリオでWBCスペイン語圏王座を争って判定勝ち。

防衛してかつてロバート・ゲレーロやホルヘ・ソリスと対戦しているホセ・ツーラと対戦してWBCユース王座を獲得。

そしてかつてヘスス・チャベスやガマリエル・ディアスと対戦しているヘラルド・サヤスと対戦して判定勝ち。WBCアメリカ大陸王座を獲得するなどコンテンダーに成長します。

しかし次戦でアマチュアトップのウェス・ファーガソンの前に判定負け。再起してスペイン語圏王者のアドリエン・ナバレッテにノックアウト勝ちします。

そして元カリブチャンピオンのルイス・アルセロにノックアウト勝ちしてプエルトリコのコンテンダーのエドガー・サンタナと対戦。8ラウンドに2度ダウンさせたものの僅差判定負けとなります。

ここからロペスは2011年まで淡々と8回戦を行い2011年にビッグチャンス。無敗のマイク・ダラス・ジュニアとの試合を行います。ダラスはアマエリートでゴールデングローブで銀メダリストとなっている選手、初めての10回戦になりますね。

そして試合は開始から前に出てくるホセシトのプレッシャーの前にダラスが押し込まれる展開に!7ラウンドにダラスはダウンしてそのままストップ!ホセシトがキャリアハイの勝利を収めます!!

マイダナさん大噴火!マルコス・マイダナvs.ホセシト・ロペス

オルティス戦とカネロ戦

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ロペスは2011年に無敗のプロスペクトであるジェシー・バルガスとの対戦を迎えます。バルガスはラスベガスのコンテンダーで2007年のナショナル大会銀メダリスト。桃チャンピオンのビビアン・ハリスをノックアウトしておりますな。

そしてこの試合は開始からロペスがどんどん前に出てきて左右フックとボディを打ち込む展開に!バルガスはジャブとクリンチを駆使して大接戦となりましたがスタミナもロスして苦しい試合に。しかし僅差判定は無敗のバルガスに微笑みました!

僅差判定を落としたロペスはこの試合が評価されて次戦で大きな試合を引き当てます。元WBC世界ウェルター級チャンピオンのビクター・オルティスとのシルバー王座決定戦です。

オルティスはサウスポーのハードパンチャーで無敗だったアンドレ・ベルトを2度ダウンさせてWBCタイトルを獲得。初防衛戦でレジェンドのフロイド・メイウェザー・ジュニアに頭突きを喰らわして怒りの反撃を喰らってノックアウトされてしまいましたな。他にもWBAスーパーライト級暫定王座決定戦でマルコス・マイダナに激闘の末敗れております。

オルティスはこの試合をクリアすればWBC世界スーパーウェルター級チャンピオンのカネロ・アルバレスとの試合が確実視されており、ロペスはかませ犬でしたな。

そしてこの試合は開始からオルティスとホセシトが前に出てきて激しい打ち合いに!どちらのパンチも当たる展開となりましたがオルティスはまともにフックを浴びて顎を骨折!9ラウンド終了後に棄権となり、ホセシトが番狂わせを起こしました!

この勝利によりロペスは2階級上げてオルティスの代わりにカネロにチャレンジ!カネロはここまで無敗のメキシカンのスーパースターで元IBFスーパーライト級チャンピオンのラブモア・ヌドゥや元WBC世界ウェルター級チャンピオンのカルロス・バルドミール、3階級制覇チャンピオンのシェーン・モズリー、元ウェルター級チャンピオンのカーミット・シントロンを撃破しておりますな。

そしてこの試合は勇敢なロペスさんが開始から果敢なアタックを見せてロープに詰めて連打を見せるなどアリーナを沸かせましたがカネロは冷静に対処して3回ダウンを奪って5ラウンドにフィニッシュ!体格差とパワーの差を生かして楽勝しましたな。

しかし一連の活躍とカネロ戦の頑張りでロペスの評価は急上昇。多くのファンやエキスパートからトップコンテンダーの1人と評価されるようになりましたな。

ホセシトのベストナイトやろ…ビクター・オルティスvs.ホセシト・ロペス

ベルト戦とサーマン戦

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カネロに敗れた後ロペスはウェルター級としてカムバック。元WBA世界スーパーライト級チャンピオンでアルゼンチンのラフパンチャーであるマルコス・マイダナとの危険な試合を迎えます。

マイダナはとにかく前に出て振り回してくるハードパンチャーで元WBO世界スーパーライト級チャンピオンのデマーカス・コーリーな元3階級制覇チャンピオンのエリック・モラレスを撃破。しかし元WBC.IBF世界スーパーライト級チャンピオンのデボン・アレクサンダーやオリンピック銅メダリストのアンドレイ・コテルニク、WBA.IBF世界スーパーライト級チャンピオンのアミール・カーンには敗退しましたな。

そして試合は開始からロペスが左右フックを打ち込んでマイダナを下がらせるなど序盤戦をリード!しかし一撃に勝るマイダナは5ラウンドに息を吹き返すと6ラウンドにダウンさせてそのままストップ!ロペスは2連敗となります。

ロペスはこの試合の後半年後に復帰。元USBAチャンピオンでギリシャ系のコンテンダーであるマイク・アルノーティスと対戦。ビクター・オルティスとの対戦経験がある相手に3ラウンドダウンさせられるなど苦戦したものの巻き返して8ラウンド負傷判定勝ちをしております。

そして4ヶ月後にロペスは地元のカリフォルニアにてアーロン・マルティネスと対戦。マルティネスはジェシー・バルガスとの試合を経験しておりましたがロペスは5ラウンドにコンビネーションで捕まえてストップしておりますな。

そして次戦はラスベガスでヘスス・ケジャールとファン・マヌエル・ロペスの試合のアンダーカードに参戦。8回戦を判定勝ちでクリアしております。

そして半年後にロペスはビッグチャンス。元WBC.IBF世界ウェルター級チャンピオンのアンドレ・ベルトとWBA世界ウェルター級暫定王座決定戦となります。

ベルトはアテネオリンピック第日のカウンターパンチャーで元IBF世界フェザー級チャンピオンのスティーブ・フォーブスやスーパーライト級チャンピオンのファン・ウランゴ、元WBC暫定チャンピオンのルイス・コラーゾ、後にチャンピオンとなるカルロス・キンタナ、IBFチャンピオンだったジャン・ザベックを下しておりますな。

負けた試合はビクター・オルティスと2度の倒し会いに負けた試合と3階級制覇チャンピオンのロバート・ゲレーロに2度ダウンさせられた試合、激闘王のヘスス・ソト・カラスにノックアウトで敗れた試合のみですな。

そしてこの試合は開始からロペスが効果的にボディを打ち込んでガードの外からのフックを打ち込み、ベルトを苦戦させる展開に!ベルトはキレのあるパンチを武器に徐々に巻き返して6ラウンドに右をコネクト!ダウンさせてさらに右でダウンを追加し、逆転ノックアウトを収めました!

ロペスは結果的には敗れたもののベルトを追い詰めたことでまたも評価を上げます。しかしこの後ロペスは一年半ほどリングから遠ざかり、6回戦で判定勝ちで再起しますね。

そして次戦はメキシコのコンテンダーであるサウル・コラルと対戦。元WBCカリブチャンピオンでサダム・アリとの試合経験もありましたがロペスは手数で圧倒して判定勝ちを収めております。

そして一年後ロペスはビッグチャンス。無敗のプロスペクトでアマチュアでも活躍していたミゲール・クルスとの試合を行うことになります。

そしてこの試合は開始からロペスがクルスを押し込んでボディを打ち込み圧倒!クルスはローブローを繰り返して2度減点されるなどロペスの経験値の前にほとんど押し返せず大差判定はロペス!無敗の相手に初黒星をなすりつけました!

この勝利を受けてロペスはニューヨークにてWBAスーパーチャンピオンのキース・サーマンへのチャレンジが決まります。サーマンは拳を怪我しておりこれが2年ぶりの試合となりますね。

サーマンはここまで無敗の元WBC.WBA統一チャンピオン。無敗のダニー・ガルシアに初黒星をつけており、4階級制覇チャンピオンのロバート・ゲレーロ、元WBC暫定チャンピオンのルイス・コラーゾ、元ライト級チャンピオンのフリオ・ディアス、元IBFチャンピオンのショーン・ポーター、WBA暫定チャンピオンだったディエゴ・チャベスを下しておりますな。

そしてこの試合は2ラウンドにダウンを奪ったサーマンですが、 7ラウンドに左フックからのコンビネーションでダウン寸前の大ピンチに…足を使ったアウトボクシングで判定勝ちしたものの、復活アピールとはなりませんでしたね。

この試合でロペスは残念ながら敗退したもののサーマンも追い詰めたことでさらなるチャンスが与えられることになります。

サーマンさん大ピンチ…キース・サーマンvs.ホセシト・ロペス

復帰と現在

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サーマンに惜敗したロペスは8ヶ月後にスペンスvs.ポーターのPPVのアンダーカードに参戦。ベテランコンテンダーで激闘王のジョン・モリナと対戦します。

モリナはライト級でアントニオ・デマルコ、スーパーライト級でテレンス・クロフォードに挑んでいるパンチャー。元WBC世界スーパーライト級暫定チャンピオンのルーカス・マティセーを2度ダウンさせて追い込んでおりますな。

そしてこの試合はロペスが開始からダウンを奪う好スタート!さらにコンビネーションで追い立ててモリナを効かせるとモリナはボディにダメージを負い、7ラウンドにもモリナはダウン!8ラウンドにコンビネーションを追い込んでストップしました!

モリナはこの試合をもって現役引退。激闘王の最期は激闘王が引導を渡す形となりましたね。

評価を高めたロペスは次戦でベテランコンテンダーのフランシスコ・サンタナと対戦。サンタナはサンタバーバラのコンテンダーでオリンピック金メダリストのフェリックス・ディアスを下しておりますな。元WBA.IBFスーパーウェルター級チャンピオンのジャレット・ハードや後にWBO世界スーパーウェルター級チャンピオンとなるサダム・アリに敗退しております。

そして試合は開始からアウトサイドからジャブを打ち込むロペスが初回にダウンさせてサンタナを圧倒!アウトボクシングを展開して9ラウンドにもダウンを追加し、10ラウンドにダウンをさらに追加。右のトリプルを決めたところでストップとなりました!

歴戦の雄、モリナ壮絶に散る…ホセシト・ロペスvs.ジョン・モリナ

ファイトスタイルについて

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ロペスのスタイルは高い耐久力と経験を生かしたファイター。打ち合いに強いのですが、サンタナとの試合などではアウトボクシングも見せておりますな。

この人はコンビネーションを打ち出すと本当に止まらず、めちゃくちゃタフ。どんどん相手と間合いを詰めるとコンビネーションを打ち込んできて効かせると一気に攻め落としてきますね。

また、強さの秘密は気の強さ。相手がカネロでも一歩も引かずに打ち合いを演じる姿は真のウォリアーと言えますし、ベルトが押されたのも気迫でしたね。

弱点と言えるのはディフェンス。特別な才能があるわけではなく、華麗なスキルがあるでもないのでパンチは貰いやすいです。なのだ試合は激戦が多いですね!

スマートロペスが激闘にせず!ホセシト・ロペスvs.フランシスコ・サンタナ

今後期待される試合

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ロペスに今後期待される試合は4度目の世界タイトルマッチです。

ロペスはサーマンに善戦した後ジョン・モリナとフランシスコ・サンタナとコンテンダーを立て続けに破っています。ぜひ4度目のチャンスが欲しいところですね。

正直WBC.IBFチャンピオンのエロール・スペンスやWBOチャンピオンのテレンス・クロフォード、WBAスーパーチャンピオンのマニー・パッキャオにはどう転んでも勝てないかなと思います。

でもWBAレギュラーチャンピオンのヨルデニス・ウガスや元IBF世界スーパーライト級チャンピオンのセルゲイ・リピネッツなどならチャンスがあります。まずはビッグネームを下して番狂わせを起こしたいですね!

ロペスさん番狂わせ未遂かよ…ジェシー・バルガスvs.ホセシト・ロペス

まとめ

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その ウェルター級屈指の打たれ強さとコンビネーションで多くの激闘を演じてきたロペス。カリフォルニアでは特に人気者でウェルター級の試合には欠かせない存在として知られておりますね。

WBAスーパー王者のパッキャオ、WBC、IBF王者のスペンス、WBO王者のクロフォードを中心に、コンテンダーも4階級制覇のブローナー、2階級制覇のジェシー・バルガス、2階級制覇のダニー・ガルシア、イギリスのスーパースターのアミール・カーン、元王者のアンドレ・ベルト、パッキャオを破ったジェフ・ホーンと層の厚さが尋常じゃないウェルター級の主役の1人であり、まだまだチャンスはあります。

彼は知名度はかなりあり、下手すればその辺のチャンピオンよりも有名です。あのカネロ相手にも引かないファイトをやれるのだからメンタル的な強さは凄まじいですね。

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