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フェザー級ボクサーで最も有名ともいえるボクサー1人でここまでのキャリアで実質的にフェザー級4団体の王座を統一してきたナジーム・ハメドさん。とにかく個性的なボクシングスタイルでめちゃくちゃ有名なファイターです。

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ハメドで最も有名なのはその独特なムーブ。ノーガードでだらりと腕を下げて顎を突き出してニヤニヤと笑って大きくスタンスを取る相手を舐め腐ったようなスタイルで怒った相手が前に来るとカウンターを狙うスタイルです。

また、基本的にはサウスポーなんですけどもやたらとスイッチを繰り返すのとどちらのパンチでも相手をノックアウトできてしまうパワーがあるのでとてもやりにくいです。身体能力もとても高く、勝利した後の逆立ちは恒例のパフォーマンスですね。

基本的に性格も荒っぽくセサール・ソトとの試合や他の試合でも相手をレスリングのように投げ飛ばすシーンが多く見られます。リングインにもたっぷりと時間をとってリングインしたら相手に笑いながら向き合うなど苛つかせる天才ですね笑笑。

そしてこの人の最もすごいのはディフェンス力。ほとんどガードをしないのでスウェーと見切りで外すのですがこれがすごい。まともにパンチをもらうところっとダウンするシーンも多いけどそこから復習するんですよね笑笑。半身をそらしてパンチをかわす見切りの良さは凄まじいです。

さらに恐ろしいことにこの人のパワーは凄まじい。スタスタと歩いてスタンスや構えなどを全くせずに出してくる大振りのフックやアッパーで相手をノックアウトしてしまいます。しかもモーションがない分めちゃくちゃ見えにくいし主武器のアッパーは直角に来るのでこれも見えにくいんですよね。

キャリアの中では長きにわたってWBOタイトルを防衛。その過程でトム・ジョンソンをノックアウトしてIBFタイトルを獲得、WBAチャンピオンのウィルフレド・バスケスをノックアウトして実質的にタイトルを統一してWBCチャンピオンのセサール・ソトにも判定勝ち。元チャンピオンのマヌエル・メディナやケビン・ケリー、ウェイン・マッカラーなどにも勝利しており、負けたのは3階級制覇チャンピオンのマルコ・アントニオ・バレラのみですな。

異名はその悪魔的な強さから悪魔王子。今でも最も有名なプロボクサーとして人気を集める彼の試合を楽しむために戦歴をまとめてみました!!

英国のプライド高きライオン!レノックス・ルイス!

ハメドの戦歴

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ハメドのプロフィール

ナジーム・ハメドは1974年生まれ。イギリスのヨークシャー州シェフィールドの生まれで生まれついた時からサウスポーだったそうです。地元のシェフィールドにあるドミニク・イングルのジムでボクシングを始めたそうですな。

ハメドはムスリムであるためこのことを前面に押し出して試合の前のトークでもよく話してましたね。ちなみにハメドはレノックス・ルイスの次にこれまでで最も金を稼いだイギリスのプロボクサーとして有名です。

アマチュアとしての経験は特にありません。いずれにしても目立った国際大会でのレコードは残ってませんね。ただ彼のスタイルはアマチュアで培うようなものではないので仕方ないかな。

アフリカの雄も蹴散らされたか…ナジーム・ハメドvs.ブヤニ・ブング

これまでの実績

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ハメドは1992年に18歳にしてプロデビュー。イングランドでいきなり6回戦でデビューして2ラウンドノックアウト勝ちを飾っています。そこからマンチェスターやバーミンガムで試合をして5連続ノックアウト勝ちを収めています。当時はスーパーフライ級ほどのウェイトでしたね。

プロ6戦目ではリバプールにてキャリア40戦ほどのベテラン相手に判定勝ち。そして無敗のアラン・レイをノックアウトして8回戦へと進みます。

そしてアイルランドのダブリンに遠征するとベテランで元イングランドセントラルチャンピオンのクリス・クラークソンをKO。8回戦をクリアします。

さらに1994年には元ベルギーチャンピオンのジョン・ミセリと対戦して初回ノックアウト勝ち。10回戦をクリアします。

そして次戦ではかつてIBFバンタム級チャンピオンのホセ・サブリナとロベルト・キロガに挑んで僅差判定負けしているイタリアのテクニシャンでヨーロピアンチャンピオンのビンセント・ベルカストロと対戦。バンタム級での試合となり初回と11ラウンドにダウンさせて大差判定勝ち。ヨーロッパタイトルを獲得します。

次戦ではイタリアチャンピオンのアントニオ・ピカルディとシェフィールドで初防衛戦。3ラウンドノックアウト勝ちで初防衛を果たします。

そして2か月後の次戦ではハメドはスーパーバンタム級にウェイトアップ。フレディ・クルスとのWBCインターナショナル王座決定戦を迎えます。クルスはドミニカのコンテンダーでかつてWBAチャンピオンのウィルフレド・バスケス、WBOフェザー級チャンピオンのスティーブ・ロビンソンに負けている世界タイトルマッチ経験者ですね。

そして試合はハメドの地元のシェフィールドで行われてハメドがぴょんぴょん飛び回って大きなフックで幻惑。6ラウンドで仕留めてタイトルを獲得します。

さらに次戦ではスペインのコンテンダーでバンタム級IBFインターコンチネンタルチャンピオンのローレアノ・ラミレスと対戦。無敗のラミレスを3ラウンドにダウンさせてそのままストップ勝ちしていますね。

そして次戦ではグラスゴーに遠征。かつて世界タイトルに3度挑戦したアルマンド・カストロを迎えます。カストロはスーパーフライ級で鬼塚勝也、カオサイ・ギャラクシーに挑んで判定負け。バンタム級ではWBCインターナショナルタイトルを獲得してWBOチャンピオンのアルフレド・コテイに挑んで判定負けしておりますな。

しかし経験豊富なカストロでもハメドはどうしようもなかったです。ハメドはセオリーを無視して自由に攻めると左右フックをガードの外から飛ばして4ラウンドにストップ。世界が見えてきましたね。

そして次戦では元南アメリカチャンピオンで元WBCインターナショナルチャンピオンのセルヒオ・リエンドと対戦して2ラウンドノックアウト勝ち。2か月後にはメキシコのエンリケ・アンヘレスを2ラウンドノックアウトで下して手の付けられない強さを見せます。

そして2か月後にはコロンビアのハードパンチャーで元IBFスーパーフライ級チャンピオンのファン・ポロ・ペレスと対戦。スーパーバンタム級ではWBAチャンピオンのウィルフレド・バスケスと対戦して判定負けしてましたがハメドの前では2ラウンドノックアウト。。。ハメドはフェザー級での世界タイトルマッチを迎えます。

アグレッシブな悪魔…ナジーム・ハメドvs.ホセ・バディリョ

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

世界王座の獲得と初期の防衛戦

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ハメドは1995年に無敗のまま世界タイトルマッチをカーディフで行います。相手はWBO世界フェザー級チャンピオンで長期政権チャンピオンのスティーブ・ロビンソン。

ロビンソンは決してセンスのあるボクサーではなく、チャンピオンになる前に9度も負けているものの巻き返して世界タイトルを獲得。この試合が8度目の防衛戦となるチャンピオンでオーソドックスのパンチャーですね!

そしてこの試合はハメドが実力差を示す試合となります。開始からサウスポースタンスで初めてクセのある動きで幻惑するとほとんど1ポイントも与えないまま8ラウンドにカウンターを決めてノックアウト!無敗のまま世界タイトルを獲得します!

そして初防衛戦は指名挑戦者のサッド・ラワルとの試合。ラワルはナイジェリアの出身ですがオーストリアを主戦場としており、WBCインターナショナルチャンピオンでしたな。

しかしハメドはこの試合で凄まじい強さを見せます。開始からすぐに右フックでダウンさせると逃げ回るラワルを追いかけまわしてロープ際でアッパーを当てると痛烈にラワルはダウン・・・立ち上がることはなくハメドの強さが際立ちます。

そして次戦は3か月後にニューカッスルにて。ダニエル・アリセアとの試合を行います。アリセアはプエルトリコのハードパンチャーでここまで無敗。最長ラウンドは8ラウンドでしたな。

そして試合はハメドが初回にアリセアのパンチを浴びてダウンする波乱の展開に!しかしハメドは出てくるアリセアにカウンターのストレートを浴びせて2ラウンドに2度ダウンさせて仕留めるストップ勝ち。打たれ弱さも見せたものの仕留める決定力の高さも見せましたね!

頑張るメディナも初のKO負け…ナジーム・ハメドvs.マヌエル・メディナ

そして次戦では元WBC、IBFチャンピオンでメキシコのベテランパンチャーであるマヌエル・メディナとダブリンにて対戦します。メディナはIBFチャンピオンのトム・ジョンソンと3度激戦を繰り広げた選手。スーパーフェザー級でもジョン・ジョン・モリナと対戦しておりアレハンドロ・ゴンサレスにも勝利しています。

そして試合はハメドが開始から間合いを取ってカウンター作戦をするメディナに苦戦。しかしハメドが2ラウンドにカウンターでダウンさせるとダウンを追加。さらに10ラウンドで効かせて11ラウンドに仕留めてこれまでの最長ラウンドで切り抜けています。

そして次戦はマンチェスターにて無敗のレミヒオ・モリナと対戦。モリナはアルゼンチンの勇猛果敢なファイターで地元の州のチャンピオンでしたがハメドがものともせずに2ラウンドノックアウト勝ち。モリナは手も足も出ませんでしたね。。

まさに悪魔的な強さ…ナジーム・ハメドvs.レミヒオ・モリナ

IBF王座の統一

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フェザー級の最強チャンピオンとして防衛を果たしてきたハメドは1997年にロンドンにてビッグファイトを迎えます。IBFチャンピオンで長期政権チャンピオンのトム・ジョンソンとの試合です。

ジョンソンはリーチの長いアメリカ人でチャンピオンとして12度もの防衛に成功している名チャンピオン。マヌエル・メディナに二度勝利しており、シュガー・ベイビー・ロハスにも判定勝ちしているファイターですね。

そしてこの試合はジョンソンが長いリーチを生かしてサイドにフットワークを使うカウンター作戦。しかしハメドはパワーで勝ってボディを効かせて何回も効かせるシーンを作ると8ラウンドにストップ!!赤のIBFタイトルをコレクションに追加しました!!

シンプルに強いハメドが王座統一…ナジーム・ハメドvs.トム・ジョンソン

そして不敵なハメドはこの試合の後3か月後にマンチェスターで防衛戦。ヨーロピアンチャンピオンでサンダーランドのコンテンダーであるビリー・ハーディと対戦します。ハーディはかつてバンタム級オルランド・カニサレスに2度挑んで苦戦させてますね。

しかし試合はハメドが一方的な強さを見せます。ガードを固めるハーディに変則的な動きで詰めるとフックとアッパーで一気に攻め落として初回ノックアウト勝ち。圧倒的な強さでチャンピオンとしての貫禄を見せます。

そしてノーダメージのハメドは2か月後にウェンブリーにて防衛戦。アルゼンチンのファイターであるファン・カブレラを2ラウンドでノックアウトしてしまい、手の付けられない強さを見せます。この頃にはアメリカでも人気が出てましたね。

そしてハメドは次戦をシェフィールドにカムバックして行います。相手はホセ・バディリョと対戦します。バディリョはプエルトリカンでハードパンチャーでトム・ジョンソンが持っていたIBFタイトルに挑んで僅差判定負けしてますな。

そして試合はハメドがめちゃくちゃ強い試合になります。開始からノーガードで迫るとサウスポーのバディリョにガンガン出てきて7ラウンドに右ストレートを効かせてロープに詰めるとセコンドが即座にストップ!盤石の強さを見せてイギリスを卒業します!

そしてこの試合でもノーダメージで切り抜けたハメドはついに次の試合でアメリカデビュー。元フェザー級チャンピオンのケビン・ケリーとニューヨークで試合を行います。

ケリーはサウスポーのアウトボクサーでグレゴリオ・バルガスを下しているシャープなパンチが持ち味のボクサー。切れ味のあるパンチを武器としております。

そして試合前からやたらと舌戦を繰り広げて試合前の入場からたっぷりと時間を使ってハメドがリングインするとケリーのイライラは頂点に。みんなが試合前から止めに入るほどバチバチとなります。

そして試合はケリーがハメドをダウンさせる立ち上がり!しかもハメドは2ラウンドにもダウンしてリードされますがその驚異的なフックとアッパーのパワーで押し込むと4ラウンドにケリーは2度ダウン!2度目で立ち上がることはできず横倒しになるケリーの姿が印象的なハメドのベストバウトとなります!

これぞ悪魔王子…ナジーム・ハメドvs.ケビン・ケリー

そして次戦では元WBAチャンピオンでこの試合のためにWBA王座を返上してきたプエルトリコの3階級制覇チャンピオンであるウィルフレド・バスケスとの試合を迎えます。

バスケスはバンタム級、スーパーバンタム級、フェザー級でタイトルを獲得した3階級制覇チャンピオン。かなりのハードパンチャーとして知られており、エロイ・ロハスを撃破、元IBFバンタム級チャンピオンのオルランド・カニサレスなどを下しておりますな。

そしてマンチェスターで行われたこの試合はハメドがカウンターを狙うバスケスに舌を出すなどイライラさせまくって隙を見ては強いパンチを当てる展開に!中盤にダウンさせると7ラウンドにもダウンさせてストップ!ダウンしたバスケスの頭上で腰を振るなどかなりバカにした挙句に実質的に王座を統一します!

そしてこの頃から大物となっていたハメドは半年後にアメリカのアトランティック・シティに降臨。元WBCバンタム級チャンピオンでオリンピック銀メダリストのウェイン・マッカラーとの試合を行います。

マッカラーはかつて日本で薬師寺保栄からタイトルを奪った英国の雄。ダニエル・サラゴサには負けたものの止まらない手数と前進力が持ち味のベルファストのファイターですな。ちなみに国籍はアメリカです。

そして試合はハメドが淡々とポイントを取る試合となります。マッカラーは前に出てプレッシャーをかけたいもののパワーを警戒して強く踏み込めず。ハメドのパンチはガードしたものの攻められない展開となって判定負け。ハメドが世界戦初の判定勝ちとなりましたね。

そして次戦はマンチェスターに回帰して無敗のポール・イングルとの試合を行います。イングルはヨークシャーのハードパンチャーでヨーロピアンチャンピオン。ハメドがノックアウトしたビリー・ハーディにも勝っておりアマチュアでも活躍してましたな。

そして試合はハメドがイングルの前に少し苦戦する試合となります。イングルは序盤にダウンさせられて苦しくなったもののプレッシャーをかけて巻き返します。

しかしハメドはボディでダウンさせると巻き返してきたイングルに11ラウンド狙いすました左ストレートをクリーンヒット!イングルは背中から倒れて一撃でストップとなりました!

ダウンした相手の上で腰振りダンス…ナジーム・ハメドvs.ウィルフレド・バスケス

後期の防衛戦とWBC王座統一

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ハメドは次戦で半年後にデトロイトに見参。WBCチャンピオンのセサール・ソトとの統一戦に臨みます。ちなみにハメドはすでにIBFタイトルは返上してたのでWBO.WBC統一戦ですな。

ソトはメキシコのラフパンチャーでとにかく突っ込んでくるやりにくい相手。バンタム級でデューク・マッケンジーに挑んで敗れてフェザー級でルイシト・エスピノサに負けたもののリベンジしてこれが初防衛戦となるベテランでしたな。

そしてこの試合はめちゃくちゃ見苦しいテイクダウンしまくりの試合となります。ハメドは突っ込んでくるソトにイライラしたのか投げ飛ばすなどラフに迫ってお互いに減点。ソトも左フックをワイルドに当てるなど肉薄します。

しかしハメドは的確なジャブとフットワーク、より強いパンチを当ててソトを効かせるシーンを作って判定勝ち!苦しめられたものの実質的に4団体の王座統一に成功します!

テイクダウンしまくり…ナジーム・ハメドvs.セサール・ソト

そしてハメドは惜しげもなくWBCタイトルを返上。元IBF世界スーパーバンタム級チャンピオンのブヤニ・ブングとロンドンで試合を行います。

ブングはIBF世界スーパーバンタム級チャンピオンとして13度もの防衛に成功した名チャンピオン。南アフリカの戦士で敵地での試合でも慣れっこのファイター。チャンピオンとなってから負けたことはないとても良い選手です。

しかしハメドはガードを固めるブングを圧倒!開始からパワーで押し込むと変則的な動きにブングはついていけずにハメドが4ラウンドにダウンさせてノックアウト!フェザー級で戦う相手がいなくなるほどの強さを見せます!

そして次戦はまたまたアメリカに参戦。コネチカット州に赴いてコンテンダーのオージー・サンチェスを迎え撃ちます。

サンチェスはハードパンチャーとして知られるラスベガス出身のファイター。不覚のノックアウト負けを喫した以外は負けておらず世界初挑戦となりましたな。

そしてこの試合は波乱となります。サンチェスがハメドの打ち終わりにカウンターを合わせるとハメドはまさかのダウン!スリップとされたものの明らかに効いておりすごく怖い立ち上がりになります。

その後もサンチェスは相打ち覚悟でくるもののハメドは一瞬の隙をついて4ラウンドにカウンター!ダウンさせてそのままストップに持ち込んで危ない試合をなんとか乗り越えます!

ハメドさんパワーで逆転…ナジーム・ハメドvs.オージー・サンチェス

バレラとの試合と引退

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そしてハメドはWBO王座を返上。キャリアハイのビッグファイトをラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナにてメインイベント。相手はマルコ・アントニオ・バレラに決まります!

バレラはスーパーバンタム級で2度タイトルを獲得したメキシコの英雄でコンビネーションパンチャー。ジュニア・ジョーンズには2度負けたもののエリック・モラレスと大激闘。惜しくも敗れたものの世界的な評価の高いファイターです。

キャリアの中ではケネディ・マッキンリーをKO、後にIBFチャンピオンとなるフランキー・トレドらを下しており多くの防衛戦をノックアウトでクリアしてきた選手ですね。

IBO王座決定戦となったこの試合はハメドがまぁ冴えない試合をします。開始からバレラはガードを高く上げてハメドが来るまで何もしないカウンター作戦。ハメドは打ち終わりにことごとくカウンターを合わせられてペースを取られます。

それでもパワーに勝るハメドはガードを固めてパンチを返していたもののバレラの的確なジャブとタイミングの良さで何度も顔を跳ねられて判定負け。キャリア初黒星となり、ハメドの弱点が白日の元にさらされる試合となります。

さらにこの試合の後にカムバック戦をやる予定だったもののこの年にかの有名な同時多発テロが発生。世界的にアラブ系の人々への当たりがキツくなりイエメン系のハメドのカムバック戦も延期とされます。

この試合と事件でテンションが下がってしまった様子のハメドさんは1年後に再起。ロンドンにてスティーブ・ロビンソンを2度下しているヨーロッパチャンピオンのマヌエル・カルボと対戦します。

そして試合はハメドのかつてのような輝きはありませんでした。独特のムーブこそあるもののガードを固めるカルボの前に思うように攻められず大差判定勝ち。しかし試合は凡戦となりハメドの人気は急落します。

そしてこの後3年間ほどリングに上がらなかったハメドさんは2005年に地元のシェフィールドにて衝突事故を起こします。相手は重傷を負ってしまいハメドが140キロ以上出していたことでハメドは有罪。1年3ヶ月もの間刑務所に入って出てきたときにはかつてのような影はなく、丸々と太っており事実上の引退となりましたな。

ハメド冴えね〜…マルコ・アントニオ・バレラvs.ナジーム・ハメド

ハメドのファイトスタイル

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ハメドのファイトスタイルはテキストブックにははない動きで相手を幻惑してフラストレーションを溜めさせるスタイル。そして出てきたところにカウンターを合わせてノックアウトさせますね!

フェザー級では比較的体格は小さいのですがこの人のパワーは凄まじい。思いっきり振り回してくるのでまともに当たれば相手は一撃でノックアウトされちゃいますね。そしてニヤニヤ笑って相手が雑に出てきたところを狙うスマートさもある悪魔的な選手です。

プロで唯一ハメドを破っているバレラは常にガードを上げて手を出さないカウンター作戦。ハメドから手を出してきたらジャブをカウンターしてコツコツ当てる作戦でイライラしないことを努めるメンタルの強さを求められる試合で勝ちました。

なのでハメドに勝つためには心技体が揃ってないと無理です笑笑。打たれ弱いものの絶対に立ち上がってくるし相手が来るところを狙ってるので逆転ノックアウト勝ちも幾度もありますね。この辺りのエキサイティングさが人気の秘訣だったのかもしれないな。

悪魔王子が一瞬の隙をつく…ナジーム・ハメドvs.ポール・イングル

まとめ

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いかがでしたでしょうか?とにかく相手を馬鹿にし腐るようなスタイルで相手を愚弄しまくるハメド。間合いを大きくとってはカウンターを打ち込むスタイルで彼と同じようなスタイルは他にはいませんね笑。

世界的にも彼のような変則的なファイターは珍しく、ボクシングの基礎を無視したようなスタイルを得意としているためめちゃくちゃ目立ちます。でも実際はこのスタイルはめちゃくちゃ難しいんですよね。

体の柔らかさと圧倒的なディフェンススキル、パワーを生かして1990年台後半のリングを席巻したハメド。バレラには敗れてしまい、今では見る影もないほど太っておりますが彼の試合は今でも愛されており、ボクシングの中の曲芸のように親しまれております。

ちなみにそんなハメドの試合をテレビで見るにはWOWOWのエキサイトマッチが最適です。過去の試合もリピート放送でされていますし、以下のリンクからWOWOWを是非試してみてはいかがでしょうか?

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