カナダを代表するパワーパンチャーの1人でレバノン系のデビッド・レミュー。元IBF世界ミドル級チャンピオンであり、今はスーパーミドル級で世界を狙うハードパンチャーです。
圧倒的なパワーと止まらない前進で相手を追い詰めて行く猪突猛進型のファイターであるレミューはとにかくパワーパンチャー。後のことは考えずに開始から頭を振ってガンガン出てきてロープに詰めると力強いフックを振り回してきます。
キャリアの中では元ミドル級スリータイムチャンピオンのハッサン・ヌダン・ヌジカムやコンテンダーのゲーリー・オサリバン、元ツータイム世界タイトルチャレンジャーのガブリエル・ロサド、コンテンダーのマキシム・バーサク、カーティス・スティーブンス、フェルナンド・ゲレーロなどを下しておりますな。
世界タイトルを獲得する前には後にWBC暫定チャンピオンとなるマルコ・アントニオ・ルビオの前にスタミナ切れしてストップ負け、元WBAスーパーウェルター級チャンピオンのヨアキム・アルシンにも判定負けしており、チャンピオンとなってからはWBA.WBCチャンピオンのゲンナジー・ゴロフキンとの試合、WBOチャンピオンのビリー・ジョー・サンダースに敗れておりますな。
ミドル級時代はかなり苦しいウェイトに苦しめられており最後の数戦はウェイトの計量前に病院に運ばれるなどしましたがスーパーミドル級で復活。カネロ・アルバレスの対戦相手候補に選ばれるほどのビッグネームで、その常に前に出てノックアウトを狙うスタイルから人気もあります。
さらなる活躍とカネロとの試合が大いに期待されております。ということで、彼の試合を 試合をより楽しむためにレミューの来歴をまとめてみました!!
Contents
レミューの戦歴
レミューのプロフィール
デビッド・レミューは1988年にカナダのケベック州モントリオール生まれ。フランス系の父親とレバノン系アルメニア人の母との間に生まれたとのことですな。ちなみに両親は離婚されてるとのことでレミューが生まれた後に父親はすぐに出て行ったそうです。
レミューは継父に育てられたとのことでメンターになったそうです。ちなみに学校ではやんちゃだったとのことでほとんどの時間をストリートにいて継父に怒られたことがきっかけでボクシングを始めたそうですな。
アマチュアとしては9歳の頃にボクシングを始めて3度カナダのアマチュアチャンピオンとなっております。ジュニア時代から4度ナショナル大会で優勝しておりますな。
ちなみにレミューさんはオリンピックチームに声がかかって北京オリンピックを目指す実力があるとされていたものの、レミューはこれを断ってプロに転向しておりますな。
マックリンさんファイターじゃなかったっけ?笑笑 ゲンナジー・ゴロフキンvs.マシュー・マックリン
これまでの実績
レミューは2007年にカナダにて19歳でプロデビュー。2ラウンドノックアウト勝ち。そこからは4回戦を1か月に一度のペースでこなしていきます。
2008年に6回戦に昇格するとこの後も1か月から2か月の間に1回試合をするハイペース。2009年には8回戦デビューして5ラウンドノックアウト勝ちしています。
そして2009年の12月にはかつてトラビス・シムズと対戦したダーレイ・レインズと対戦してWBCユース王座を2ラウンドノックアウト勝ちで獲得。
次戦では元カナダライトヘビー級チャンピオンのジェイソン・ナグラ―相手に10ラウンド判定勝ちとなり、キャリア初の判定勝ちを経験します。
さらに次戦ではカナダのスーパーミドル級タイトルをかけて元カナダミドル級暫定チャンピオンのワリッド・スミチェットと対戦。2ラウンドノックアウト勝ちでタイトルを獲得します。
さらに次戦ではWBCインターナショナル王座をかけてかつてIBFミドル級チャンピオンのアルツール・ア浦ハムと対戦したエルビン・アヤラと対戦して初回ノックアウト勝ち。手の付けられない強さを見せます。
そして4か月後にはプエルトリコのレジェンドであるヘクター・カマチョ・ジュニアと対戦してここでも初回ノックアウト勝ち。ランキングを上げていきます。さらに中堅どころのパーネル・ゲイツを2ラウンドノックアウト勝ちで下してステップアップの時を迎えます。
マーティロスヤンさん勇敢に散る…ゲンナジー・ゴロフキンvs.バネス・マーティロスヤン
初黒星
カナダのノックアウトマシーンとしてとても人気を博していたレミューは2011年に勢いそのままにマルコ・アントニオ・ルビオとのコンテンダー対決を迎えます。
ルビオはメキシコのハードパンチャーでWBCラテンチャンピオン。かつてWBC.WBOチャンピオンのケリー・パブリックに挑んでノックアウト負けをしているベテランですな。
そしてこの試合でも豪快なノックアウトを期待されていたレミューは開始から前に出てルビオを押し込む展開に!しかしルビオはガードを固めて落ち着いて対処するとレミューは打ち疲れ…ふらふらのレミューに性格なパンチを当てて7ラウンド反撃するとストップとなり、レミューはキャリア初黒星となりました!
この試合で顔面から多くの流血をするなどダメージを負ったレミューは8ヶ月の期間を置いて再起。元WBAスーパーウェルター級チャンピオンのヨアキム・アルシンとの試合を行います。
アルシンはハイチ系カナダ人でテクニシャン。トラビス・シムズに番狂わせの判定勝ちを演じてタイトルを獲得してダニエル・サントスに左一撃で失神ノックアウトしましたな。元WBO暫定チャンピオンのアルフレド・アングロにもノックアウト負けしております。
そして試合はアルシンの前に長い間合いとぐんぐんプレッシャーをかけられる展開となりレミューは大苦戦!ペースを奪えないままポイントをずるずると失ったレミューは僅差判定負けとなりまさかの2連敗。キャリアを立て直す必要が出てきましたね。
ウェイドさん蹴散らされる…ゲンナジー・ゴロフキンvs.ドミニク・ウェイド
再起と世界タイトルまで
アルシンにも負けてしまったレミューは半年ほど再起に時間を要します。そして2012年の6月にモントリオールで2ラウンドKO勝ちで再起していますね。
そして4ヶ月後にWBCカリブチャンピオンのアルバロ・ガオナを初回でノックアウト。さらにかつてセルヒオ・マルティネスと対戦しているアルバート・アイラペトヤンをノックアウトしておりますな。
2013年にはロバート・スェルビンスキーをノックアウトして元NABFチャンピオンでWBCラテンチャンピオンのハードパンチャーであるホセ・トーレスを7ラウンドノックアウト。この頃になると勢いを取り戻してきましたな。
そして世界ランキングを取り戻していたレミューは2014年にモントリオールでコンテンダーのフェルナンド・ゲレーロとNABFタイトルを争うことになります。
ゲレーロは打たれ弱いところもあるもののサウスポーのハードパンチャーで元アマチュアトップ。WBOチャンピオンのピーター・キーリンに挑んで7ラウンドストップ負けしておりますな。
そして試合はレミューがプレッシャーをかけてゲレーロを圧殺!3ラウンドにストップしておりNABFタイトルを獲得。世界タイトルマッチに前進します。
さらに次戦ではニューヨークのブルックリンにてコンテンダーのガブリエル・ロサドとの試合。世界タイトルマッチへの挑戦権をかけた試合となります。
ロサドはフィラデルフィアのコンテンダーでとてもタフなファイター。元々はスーパーウェルター級で試合をしていたもののミドル級にあげてゴロフキンにチャレンジ。かなり頑張ったもののコーナーがタオルを投げましたな。その後はWBOチャンピオンのピーター・キーリンに挑んで負傷によるストップ負けとなりましたがそこまでは優位に進めていましたね。しかし後にWBCスーパーウェルター級チャンピオンとなるジャーメル・チャーロに判定負けして2連敗中でしたな。
そしてこの試合はパワーで勝るレミューがロサドを圧倒!前に来るロサドに3ラウンドダウンを奪ってダメージを蓄積させると7ラウンドにストップ!キャリアハイのパフォーマンスを見せてIBF指名挑戦者となります!
かつてのプロスペクトなど関係なし…ゲンナジー・ゴロフキンvs.ラフアン・サイモン
世界王座獲得とゴロフキン戦
レミューは2015年の6月に地元のカナダにてついに世界タイトルマッチを初めて迎えることになります。相手はツータイムチャンピオンであるハッサン・ヌダン・ヌジカムでIBF王座決定戦として行われます。
ヌジカムはカメルーン生まれで元オリンピアン。アテネオリンピックの代表選手でぴょんぴょんと跳ねるようなフットワークを得意としているアウトボクサーですな。
キャリアの中ではWBA暫定タイトルを獲得。フランスを主戦場としながらもWBO王座を獲得して当時無敗のピーター・キーリンとアメリカで対戦。6度ものダウンを奪われた末に判定負けしますが何度倒されても立ち上がる回復力とキーリンを追い込んだ実力の高さをアメリカでも見せましたな。
そして試合はレミューがパワーでヌジカムを圧倒して4度ものダウンを奪う物凄い試合となります。しかしヌジカムはその度に立ち上がって打ち返してきて激闘に!個人的にはドローと見ましたが判定はレミュー!レミューがついに世界タイトルに到達しました!
そして世界チャンピオンとなったレミューはいきなり王座統一戦。WBA.WBC暫定チャンピオンでミドル級最強の名を欲しいままにしてきていたゲンナジー・ゴロフキンとの試合を引き当てます。
ゴロフキンはカザフスタンのハードパンチャーで全ての防衛戦をノックアウトで終わらせてきた化け物。常に前に出るプレッシャーの強いコンビネーションパンチャーでアテネオリンピックの銀メダリストです。
キャリアの中ではドイツを主戦場として元WBAスーパーウェルター級暫定チャンピオンの石田順裕をノックアウト。元IBFスーパーウェルター級チャンピオンのカシム・オウマ、元WBA暫定チャンピオンのマーティン・マレー、WBC暫定チャンピオンだったマルコ・アントニオ・ルビオ、元WBA.IBFチャンピオンのダニエル・ゲール、コンテンダーのカーティス・スティーブンスにマシュー・マックリン、ウィリー・モンロー・ジュニア、ガブリエル・ロサドをノックアウトしてきておりますな。
そしてニューヨークで行われた試合はお互いにとって初めてのPPVファイトとなります。しかし試合はパワーに加えてスキルもあるゴロフキンが圧倒!レミューに1ポイントも与えないまま5ラウンドにダウンさせてレミューは8ラウンドにボディでダウンしてストップ!ゴロフキンの前には残念ながら歯が立ちませんでしたね!
ヌジカムさんはやはりAクラスのようだ…デビッド・レミューvs.ハッサン・ヌダム・ヌジカム
再起とサンダースとの試合
ゴロフキンにほとんどでも足も出ずに負けてしまったレミューは半年の期間を経てカネロの前座でラスベガスにて再起。空位のNABOタイトルをかけてコンテンダーのグレン・タピアとの試合となります。
タピアはハードパンチャーのコンテンダーで元NABOチャンピオン。ジェームス・カークランドとミシェル・ソロなどの強者には負けておりますな。そして試合はレミューが開始からガンガン出て打たれ弱さのあるタピアを4ラウンドでストップ!再起に成功します!
そして次戦は5ヶ月後にカナダにてアルゼンチンのコンテンダーであるクリスチアン・リオスと163ポンドのキャッチウェイトで対戦。ノックアウト負けのないタフなアルゼンチンチャンピオンをノックアウトこそできませんでしたが大差判定で退けます。
そして次戦ではニューヨークのターニング・ストーン・カジノにてコンテンダーのカーティス・スティーブンスとのビッグファイトを行います。
スティーブンスはブルックリンのハードパンチャーでアマチュアでも活躍していたファイター。アンドレ・ロジャーにトレーニングされておりますな。
彼はかつてゲンナジー・ゴロフキンの持つWBAタイトルに挑んで8ラウンド棄権TKO負けしておりますがゴロフキンがこの時点までの相手では最も強かったと話すほどの実力者。元WBA.WBOチャンピオンのハッサン・ヌダン・ヌジカムにも判定負けしてますな。しかし後にWBOスーパーウェルター級チャンピオンになるパトリック・テイシェイラにノックアウト勝ちしています。
そして試合は開始からレミューの強烈なプレッシャーが火を吹いてすごい打ち合いに。しかしレミューが押し込んで3ラウンドにフックを決めるとスティーブンスは失神!担架で退場するほどのダメージを負わせてレミューが快勝しました!
そしてこの試合の後は2ヶ月後に勢いに乗ってカネロの前座でラスベガスにてマルコス・レイジェスと対戦します。レイジェスはメキシコのハードパンチャーでフリオ・セサール・チャベス・ジュニアとも試合をしてましたな。しかし試合はレミューが圧倒したものの判定勝ち。拳を負傷したレミューは半年ほどリングを遠ざかりますがWBOの指名挑戦者となります。
そして半年後レミューはついに世界タイトルマッチを迎えます。相手はWBOチャンピオンのビリー・ジョー・サンダース。サウスポーのチャンピオンで無敗のイングランド人。今回はレミューの地元のカナダに乗り込んできましたな。
サンダースはアウトボクサーでキャリアの中では後にミドル級暫定チャンピオンとなるクリス・ユーバンク・ジュニアに初黒星を与えて後にスーパーミドル級暫定チャンピオンとなるジョン・ライダーにも判定勝ち。アンディ・リーを2度ダウンさせてタイトルを獲得しましたが防衛戦はいずれも出来が悪かったですな。
そして試合はレミュー有利とされましたレミューは肩を負傷しており調子を出せない展開に!サンダースがジャブとフットワークを駆使してサイドからサイドに逃げてのアウトボクシングで翻弄してレミューは大差の判定だけ!サンダースのキャリアハイの試合となってしまいましたな。
レミューたんサンダースにストーカーしたもののフラれる…ビリー・ジョー・サンダースvs.デビッド・レミュー
復活とスーパーミドル級
サンダースに手も足も出ずに負けてしまったレミューは肩の怪我を癒して半年後に再起戦。モントリオールにてカリム・アチョーとWBCフランス語圏、WBCインターナショナル王座を争います。
アチョーはフランスのテクニシャンでフランス、WBCインターナショナルチャンピオン。ルーカス・コネチやマーティン・マレーとの試合の経験がありますな。
そして試合はレミューがまたまたウェイトオーバーをやらかしてタイトルの権利はなくします。試合ではパワーで圧倒してダウンさせての判定勝ちを収めておりますがタイトル獲得はならず、やはりウェイトの問題が顕在化しておりましたな。
そして次戦ではカネロ・アルバレスとゲンナジー・ゴロフキンのセミファイナルという超ビッグなカードで世界的な注目を集める試合を行います。
相手はコンテンダーのゲーリー・オサリバン。タフさで鳴らすファイターでビリー・ジョー・サンダース、クリス・ユーバンク・ジュニアには負けているもののハードパンチャーとして人気のあるファイターです。
そしてウェイトを作ってきたこの試合ではものすごいパフォーマンスをしてくれます。開始から頭をつけての打ち合いとなるとレミューがパワーで圧倒して1ラウンドノックアウト勝ち!カネロの次期チャレンジャー候補として一気に躍り出ます!
そして2018年の12月にはまたまたカネロの前座でカネロとロッキー・フィールディングよニューヨークのカードの前座にてツレアノ・ジョンソンとの試合を行うこととなります。
しかしこの試合の前にレミューは計量を前に来てまさかのダウン!あまりな過酷な減量をしたことで脱水症状を起こしてしまい病院に運ばれ、カネロへのチャレンジは消滅。スーパーミドル級に行くこととなります。
そして2019年レミューはスーパーミドル級初戦でラスベガスにてカネロとダニエル・ジェイコブスの試合の前座でジョン・ライダーとのWBA世界スーパーミドル級暫定王座決定戦を迎えます。
強打者同士の試合として期待されたこの試合でしたがレミューは残念ながら拳を試合1週間前に負傷。試合ができなくなり一年ほどのブランクを開けることとなりましたな。
そしてブランク明け。レミューはカナダにてかつてWBOチャンピオンのヒルベルト・ラミレス、ミドル級チャンピオンのハッサン・ヌダン・ヌジカムとの試合を経験しているマキシム・バーサクと対戦。バーサクは元ヨーロッパチャンピオンですな。
そしてこの試合はレミューがブランクとディフェンスの甘さをつかれて初回と5ラウンドにダウンさせられるまさかの展開!しかし6ラウンドにダウンさせてパワーで巻き返すと接戦はホームのレミュー!かろうじて生き残り、世界タイトルマッチを狙っておりますね。
エンダムではないカメルーンのウサギフットワーカー!ハッサン・ヌダン・ヌジカム!
今後期待される試合
レミューに今後期待される試合は世界タイトルマッチです。
レミューはかなりのビッグネームですがまだ世界タイトルマッチは3回しかこなしておらず、2試合負けております。ゴロフキンとサンダースには歯が立たず負けておりますのでどうしてもトップレベルになると苦しくなりますな。
今在籍しているスーパーミドル級にはWBCチャンピオンのデビッド・ベナビデス、IBFチャンピオンのカレブ・プラント、WBOチャンピオンのビリー・ジョー・サンダース、WBAスーパーチャンピオンのカラム・スミス、WBAレギュラーチャンピオンのカネロ・アルバレスがチャンピオンとして君臨。サンダースには付いて行けずに完敗しておりますがカネロの対戦相手候補には今後も名前が上がりそうですね!
この中で噛み合いそうなのは同じく打ち合いを得意とするデビッド・ベナビデス。スーパーミドル級でも一際大きなベナビデスですがレミューとの試合ならかなりの打ち合いになると思うので息つく暇もない激しい打ち合いとなりそうですね!
オウマさんはやはり仕留めるのは難しいようだ…ゲンナジー・ゴロフキンvs.カシム・オウマ
レミューのファイトスタイル
レミューのスタイルはとにかくガードを固めて前に出るファイタースタイル。そして相手と間合いを詰めて左右フックを振り回してくるスタイルでとても単純明快。わかりやすいスタイルで人気も高いです。
彼の本文は打ち合いの強さで相手を捕まえることよりも捕まえた時が強い。12ラウンドの試合の中で相手に一撃を当てれば倒せるパワーがあることが最も強みと言えますね。
彼のパワーはとても凄まじく、ハイメ・ムンギアのパンチにずっと耐えていたゲーリー・オサリバンも初回持たず。ハッサン・ヌダン・ヌジカムも4度ダウンさせるほどでタフなガブリエル・ロサドもストップされてますな。
ただこの人はとにかくまっすぐ出てくるのでかわされやすい。あまり頭を使ったボクシングはしないのでとにかく前に出てくるだけ。ディフェンスも脆いのでとにかく攻撃にだけメーターを振り切ったスタイルで世界タイトルマッチとなると苦しい試合が増えてますね。
ゴロフキン対抗王者ルビオを物ともせず ゲンナジー・ゴロフキンvs.マルコ・アントニオ・ルビオ
まとめとレミューの今後
いかがでしたでしょうか?圧倒的なパワーと打たれ強さ、常にKOを意識したスタイルで世界のファンを魅了するデビッド・レミュー。打ち合いには滅法強いスタイルで馬力と破壊力は右に出る人がなかなか降りませんね。
テクニック的には他のボクサーには遠く及ばず、サンダースにはいなされましたがはまった時の強さは半端ではないです。ゴロフキンとの試合でも打ち合う気の強さを持っており試合的にも面白いのでビッグファイトに恵まれる選手ですね!
スーパーミドル級ではカネロ・アルバレスを筆頭にWBAスーパーチャンピオンのカラム・スミス、WBOチャンピオンのビリー・ジョー・サンダース、IBFチャンピオンのカレブ・プラント、WBCチャンピオンのデビッド・ベナビデスがおり、元ミドル級チャンピオンのダニエル・ジェイコブスもチャンスを待ち構えております。レミューのネームバリューがあればみんなが試合をしたがりますね!
スタイル的には打ち合いしかできないので舐められがちですが試合のどこでも一撃決めれば勝てるパワーは魅力的。カネロやベナビデスとの試合なら噛み合いそうだし是非とも試合をして世界を沸かせてほしいな。
ボクシングファンとしてこれからもレミューの試合には要注目ですね!!
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