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ライト級、スーパーライト級として破格の体格となる身長180センチ、リーチ185センチのアドバンテージを持ち、多くの優秀なファイターを輩出したキューバ人で元IBFスーパーフェザー級、ライト級チャンピオンのランセス・バルテレミーさん。キューバ初の世界3階級制覇チャンピオンに最も近い存在です。

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現在はライト級を卒業してスーパーライト級にて3階級制覇を狙っているバルテレミーはこれが2度目のスーパーライト級アタック。体格的に苦しいものはあるのですが、持ち前のスキルと環境を整えて歴史を作るためにトレーニングをハードにしてますな。

これまでのキャリアで負けたのはベラルーシのコンテンダーでWBAスーパーライト級王座決定戦となったキリル・レリクとの試合のみ。その後はロバート・イースター・ジュニアとWBAライト級王座決定戦で引き分けてますな。

キャリアの中ではIBFスーパーフェザー級チャンピオンのアルヘニス・メンデス、元IBFライト級チャンピオンのミッキー・ベイ、コンテンダーのデニス・シャフィコフ、元WBCライト級チャンピオンのアントニオ・デマルコ、後にリマッチで敗れるキリル・レリクを下しておりますな。

彼のスタイルは誰も入り込めないその長い間合いを生かしたアウトボクシング。長くていやらしいジャブを駆使してサイドに回り、相手がこないと見ると自分からパンチを遠い間合いから打ち込んでくるやりにくいファイターです。

基本的にはカウンター狙いのため、相手にノックアウトを狙いにいくようなスタイルではありません。しかしパワーがないわけではなく、メンデスとの初戦ではノーコンテストとなりましたがほとんど失神ノックアウト勝ち。相手が出てこれなくなるのもパワーのあるカウンターが飛んでくるからこそですね。

これまでホエル・カサマヨールやギレルモ・リゴンドー、キッド・チョコレートなど素晴らしいファイターを生み出してきたキューバですが、まだ3階級制覇を成し遂げたファイターはいません。バルテレミーはその地に最も近い存在なので大きく期待されますな。

ということで、今後にも大きな期待がかかるバルテレミーの試合をより楽しむためにバルテレミーのこれまでの来歴をまとめてみました!!

長いリーチのE・バニー!ロバート・イースター・ジュニア!

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バルテレミーの戦歴

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バルテレミーのプロフィール

ランセス・バルテレミーは1986年生まれ。キューバのハバナ出身であり、現在はアメリカに亡命してフロリダ州のマイアミに拠点を移しております。

アマチュアの頃には目立った戦績を残せておりませんが、2009年のゴールデングローブに出ており、2回戦で姿を消しております。

バルテレミーはボクシング一家に育っており、兄のヤン・バルテレミーはアテネオリンピックライトフライ級金メダリスト。トレーナーは3階級制覇チャンピオンのホルヘ・リナレスなどを指導するイスマエル・サラスでしたが今は兄のヤンがやってますな。

デービスさんパワーで押し切る…ガーボンタ・デービスvs.フランシスコ・フォンセカ

 これまでの実績

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バルテレミーは2009年にアメリカに亡命してきて4回戦でプロデビュー。初回ノックアウト勝ちを収めており、そこから3試合連続ノックアウト勝ち。4戦目で判定勝ちを収めてプロ7戦目で6回戦デビューしています。

そして6回戦昇格後5連続ノックアウト勝ちを収めているバルテレミーは2011年には8回戦を行ってノックアウト勝ちと判定勝ち。2011年にはカナダでの試合を経験して2012年には無敗の相手に判定勝ちしています。

さらに2013年にはマイアミにて無敗のカナダのアマチュアチャンピオンのアラシュ・ウスマニとIBFスーパーフェザー級2位決定戦を行います。彼はNABAチャンピオンで、WBCアメリカ大陸タイトルを獲得しています。

そして試合はバルテレミーがホールドとポジショニングを駆使してポイントアウト。アグレッシブに出るウスマニをかわして判定勝ち。危なげなく勝ちぬいてトップクラスに顔を出します。

そして次戦はミネアポリスでスラサク・マコルダエとの指名挑戦者決定戦を行います。マコルダエはタイのテクニシャンでIBFパンパシフィックタイトルを保持した選手でWBCアジアチャンピオンですね。

そして試合はバルテレミーが大爆発します。開始から持ち前の長さを生かして動きについていけないマコルダエは2ラウンドにノックアウト!!バルテレミーが無敗のまま世界タイトルへの挑戦権を得ます。

ケジャールさん何もできず…ガーボンタ・デービスvs.ヘスス・ケジャール

スーパーフェザー級でのタイトル獲得

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バルテレミーは2014年にミネアポリスにて初めての世界タイトルマッチを指名挑戦者として迎えます。相手はIBF世界スーパーフェザー級チャンピオンのアルヘニス・メンデスです。

メンデスはドミニカ共和国のファイターでオリンピックの選考会にも出たことのあるトップアマ。身長178センチと長身でかつてホルヘ・リナレスをノックアウトしたファン・カルロス・サルガドと対戦して判定負けしたもののリマッチで失神させてタイトルを獲得。マイク・タイソンのプロモーション会社にも属しておりましたな。

そして試合はバルテレミーが大爆発!2ラウンドにメンデスを痛烈なストレートでダウンさせると追撃のダウンでメンデスは失神!バルテレミーの勝ちが宣告されましたが、ビデオ判定の結果ノックアウトしたパンチはゴングの後だったことが発覚。ノーコンテストとなり、リマッチをすることになります。

そしてリマッチは半年後にマイアミにて開催。この試合ではバルテレミーがメンデスから間合いをとり、より優れた身のこなしでアウトポイント。9ラウンドと10ラウンドにローブローで減点されたものの無難に判定勝ちして無敗のままタイトルを獲得します!

そして迎えた初防衛戦。バルテレミーはコネチカット州でアルゼンチンのベテランファイターのフェルナンド・サウセドとの試合を行います。

サウセドはかつてWBAフェザー級スーパーチャンピオンだったクリス・ジョンと対戦して判定負け。WBCシルバータイトルを獲得している技巧派でIBFラテンタイトルも獲得しておりますな。

そして試合はバルテレミーが文字通り圧倒!サウセド相手にジャブとワンツーを出してそのままサイドに流れるボクシングを披露してフルマークの判定勝ち。この試合の後バルテレミーは惜しげもなくタイトルを返上してライト級へと向かいます。

イースターさん善戦やないですか…マイキー・ガルシアvs.ロバート・イースター・ジュニア

ライト級でのタイトル獲得

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IBFタイトルを返上したバルテレミーはライト級に階級アップ。ハードパンチャーで身長187センチのアンギノ・ペレスと対戦。後にIBFスーパーウェルター級チャンピオンになるカルロス・モリナとの試合をしたことのあるファイターを2ラウンドノックアウト勝ちで下してライト級デビューします。

そして3か月後にラスベガスに見参したバルテレミーは元ツータイムWBCライト級チャンピオンのアントニオ・デマルコとの試合を行います。デマルコはサウスポーのタフなメキシカンでキャリアの豊富なファイター。オールノックアウトファイターのエドウィン・バレロ、4階級制覇チャンピオンのエイドリアン・ブローナー、元2階級制覇チャンピオンのジェシー・バルガスに負けたものの元WBAチャンピオンのホセ・アルファノ、2階級制覇チャンピオンのホルヘ・リナレス、コンテンダーのジョン・モリナを下しています。

そして試合はバルテレミーがスキルでデマルコをきりきり舞いにして判定勝ち!!バルテレミーは9ラウンドにローブローで減点されたものの4ラウンドにダウンさせて大差判定勝ちしましたな。

そして半年後にバルテレミーはIBFライト級王座決定戦に出場。相手はコンテンダーで指名挑戦者のデニス・シャフィコフになります。シャフィコフはとてもタフなロシアンファイターでサウスポー。IBFインターナショナルタイトルなどを獲得しており、IBFチャンピオンだったミゲール・バスケスにのみ負けておりますな。

そして試合はバルテレミーがさらりとシャフィコフの突進をかわす展開に!間合いを詰められるとクリンチして長いジャブで顔を弾く自適なボクシングを崩さずにポイントアウト。判定勝ちで2階級制覇となります!

そして半年後にバルテレミーはフロリダのハリウッドにて初防衛戦。前チャンピオンでメイウェザープロモーションズ所属のミッキー・ベイとの試合を行います。ベイはミゲール・バスケスに疑惑の判定勝ちでタイトルを獲得。ジョン・モリナにはノックアウトされたもののアマチュアの頃からオリンピック選考会に出るなどエリートでしたな。

そして試合は2ラウンドにバルテレミーがダウンするまさかの展開に!しかし大崩れしなかったバルテレミーはスイッチとポジショニングを駆使してアウトボクシング。判定は2-1となりましたがバルテレミーがベイを下して防衛に成功します!

この後バルテレミーは早くも王座返上。スーパーライト級にウェイトを上げることを選択してキューバ人初の3階級制覇に食指を伸ばします!

メインイベントではないよなぁ…エリスランディ・ララvs.テレル・ガウシャ

スーパーライト級への転向と敗戦

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バルテレミーは2017年にスーパーライト級にムーブアップ前の試合から一年後にメリーランド州にてWBA指名挑戦者決定戦でキリル・レリクと対戦します。

レリクはベラルーシのハードパンチャーでかつてWBAチャンピオンで3階級制覇チャンピオンのリッキー・バーンズに挑んでほとんど勝っていたファイター。WBAインターコンチネンタルチャンピオンとなったこともありますな。

そしてこの試合は開始から出てくるレリクの前にフィジカルで劣るバルテレミーは大苦戦!5ラウンドにダウンさせられます。しかし8ラウンドにダウンを奪い返して判定はなんとバルテレミー!判定は大いに議論を呼ぶことになります。

そしてその後スーパーライト級史上初の4団体統一チャンピオンとなったテレンス・クロフォードがタイトルを返上。空位となったWBA王座をかけてバルテレミーはレリクとリマッチします。

そしてテキサスで行われたこの試合はレリクが開始から明らかに動きが悪いバルテレミーを圧倒!ロープに押し込んでフィジカルの優位性を生かすとバルテレミーはほとんどリターンできない試合となり、大差判定負け。キャリア初黒星となり、スーパーライト級の壁を感じましたな。

プログレイスさんまさかの楽勝で決勝へ…レジス・プログレイスvs.キリル・レリク 試合後のコメントもあり!

ライト級への回帰と再度の3階級制覇チャレンジ

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レリクに負けてしまったバルテレミーは急激なウェイトアップを反省したのかライト級へと階級を下げます。ニューヨークで再起戦をクリアしてライト級にてチャンスを待ちますな。

そして決まったチャンスは元IBFライト級チャンピオンのロバート・イースター・ジュニアとのWBAレギュラー王座決定戦。ラスベガスでメインイベントとなるなかなか大きなチャンスとなります。

イースターは前の試合で4階級制覇チャンピオンのマイキー・ガルシアに挑んで判定負けしたものの善戦。これが唯一の負けで2階級制覇チャンピオンのハビエル・フォルトゥナ、リチャード・コミー、デニス・シャフィコフ、元IBFスーパーフェザー級チャンピオンのアルヘニス・メンデスらを下しております。身長180センチでリーチは190センチ以上あるロングモンスターですな。

そして試合は史上稀に見るほどの凡戦となります。イースターは前に出てきて仕掛けるものの、バルテレミーは遠い間合いに陣取ってカウンターを返す作戦。観客からブーイングを飛ばされても気にしないバルテレミーはそのまま12ラウンドを走り切ってドロー。タイトルの獲得に失敗して人気も落ちてしまいます。

そしてこの試合の後バルテレミーはまたスーパーライト級にチャレンジすることを決意!WBA暫定チャンピオンのアルベルト・プエジョへのチャレンジがロサンゼルスで決まっており、無敗の相手となりますがまずはタイトルを取って正規タイトルの獲得を目指したいところですね!

リマッチはいりまてん…ロバート・イースター・ジュニアvs.ランセス・バルテレミー

しかしプエジョとの試合はコロナウイルスのパンデミックで延期。代わりにバルテレミーは1年以上した後にフィリピンのハードパンチャーであるアル・リベラと対戦して10ラウンド判定勝ち。2021年にプエジョとの試合を画策しています。

今後期待される試合

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イースターに期待される試合はスーパーライト級、ライト級での世界タイトルマッチです。

イースターはライト級チャンピオンだった時に無類の強さを見せていたわけではありません。マイキーが当時目立ってましたが、フォルトゥナに苦戦して格下のクルス相手にもノックアウトを逃すなどどちらかと言えば地味なチャンピオンでした。

しかしマイキーとの試合で評価は高くなっています。この試合でイースターは負けてるのですが、マイキーにジャブをコネクトして特に前半はかなり善戦してました。バルテレミーとの試合でも出てこない相手にジャブをついてアグレッシブに出てましたからね。

スーパーライト級はホセ・ラミレスとジョシュ・テイラーの統一チャンピオンがそう遠くない未来にウェルター級にいくことを明言しています。イースターが狙うべきはこの王座の決定戦で、まずはランキングを上げることが先決と言えますね!

キューバ人初の3階級制覇へまっしぐら…アルベルト・プエジョvs.ランセス・バルテレミー予想

バルテレミーのファイトスタイル

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バルテレミーのスタイルはとにかく長く、相手と間合いを取ってロングレンジから相手を打ち据えてカウンターを放つスタイル

バルテレミーは特別なパワーがあるわけでもスピードがあるわけでもないです。ただ、とにかく伸びてくるパンチとやりにくさが武器で、カウンターやサイドへの動き方などのポジショニングもうまいですね。

バルテレミーの弱点はインサイドで押し込まれた時に弱いこと。レリクとのリマッチで露呈したように体を押し付けられるとそのまま下がることがよくあり、フィジカル的な弱さはかなり気にかかる点です。

しかしレリクとの試合はコンディショニングや準備が万全ではなかったとのことですので、トレーナーを兄のヤンに変えたことで何か変わるかもしれません。上の階級でももっと足が使えたらやりにくさに拍車がかかりますね!

足を止めなければいいのに…ロバート・イースター・ジュニアvs.アドリアン・グラナドス 試合後のコメントもあり!

まとめとバルテレミーの今後

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いかがでしたでしょうか?そのウェイトクラスでは反則クラスの体格と間合いをとやりにくさを持つバルテレミー。彼のスタイルは難解で、多くのファイターがやりたくない相手です。

今後はスーパーライト級で3階級制覇チャンピオンを目指すということで、既に契約しているWBA暫定チャンピオンのアルベルト・プエジョ、WBAレギュラーチャンピオンのマリオ・バリオスとの対戦やWBC.WBOチャンピオンのホセ・ラミレス、IBF.WBAチャンピオンのジョシュ・テイラーの王座返上からの王座決定戦を狙うと思われます。かつて引き分けたロバート・イースターと絡みそうですね!

かなりのやりにくさを持ち、ファイトがエキサイティングとは言えないバルテレミーですが、SHOWTIMEと契約しているのでチャンスはこれからもあると思います。まずは暫定タイトルを獲得して、正規タイトルを取ることで3階級制覇を目指してもらいたいですね!

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