今日は2009年イギリスで行われたWBA世界スーパーライト級タイトルマッチ
王者アミール・カーンvs.ドミトリー・サリタの一戦です!!
この試合はカーンの初防衛戦。アテネオリンピックで銀メダルを獲得したカーンはプレスコットにまさかの初回KOで沈められてしまったもののスーパーライト級に階級を上げてアンドリー・コテルニクに挑戦して見事な判定勝ちで王座獲得。打たれ弱さをもつものの目にも留まらぬ高速のコンビネーションが持ち味のアウトボクサーです。
サリタはウクライナの強豪。ここまで無敗のテクニシャンでIBFのインターナショナル王座を獲得するなど実績も豊富。ここ数戦はKO勝ちも増えておりパワーもつけてきていました。
しかしこの試合のカーンはマジで絶好調。いきなり高速のワンツーでカーンのスピードについていけないサリタさん。困惑している間も無く三度のダウンを奪われ、76秒で連打をまとめられてストップ!カーンが最高の形で初防衛に成功しました!!
それではこの試合を振り返ります!!
カーンさん打たれ弱さ関係なくTKO負け…テレンス・クロフォードvs.アミール・カーン 試合後のコメントもあり!
試合経過
1ラウンド
カーンはガードを固めて様子を見ておりサリタは開始からジャブを放つ。
かと思いきやカーンが思いっきり踏み込んで左ジャブからフック気味の右ストレートをクリーンヒット!!まともにもらったサリタは背中からばったりと倒れるダウン!!!
かなり効いているサリタは立ち上がったものの何をもらったのかわかってないようでフラフラだ!
カーンは再開後すぐに襲いかかってサリタは完全に押されてしまう。カーンは右ボディから踏み込んでサリタはクリンチ!
そしてサリタが左フックを放ったところにジャブを当てて顔を跳ねるとロープに追い込んで右の打ち下ろしからの連打でサリタは座り込むようにダウン!
今回も立ち上がったがカーンがすぐにロープに詰めてワンツーのコンビネーションで追いかけ回す。
そしてロープに下がるサリタが左フックを出したところに左フックをカウンター!サリタはロープに腰を落としてダウン!スリーノックダウンルールによりカーンのKOとなった!!!
マリナッジさんカーンについていけず…アミール・カーンvs.ポール・マリナッジ
所感
見えまてん…
マジでこの試合のカーンのパンチは見えないぐらい速い笑笑。スーパーライト級としては明らかに反則並みのスピードだし前半にあれを当てられたらどうしようもないな。
サリタは体温まる前に、目が慣れる前に思いっきり致命打をもらったのでこれは仕方がない。相手が悪かったしカーンのようなスピードスター相手だとよくあることかな。
しかしまぁカーンに思うのはBクラス相手には強いんだからより強い相手とやる時に工夫してほしいな笑笑。この試合でもラッシュしてる時ガードガラ空きやったからな笑笑。
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