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デトロイトを代表するスーパーウェルター級ボクサーの1人として知られる親父チャンピオンとして君臨したコーネリアス・バンドレイジ!30後半でタイトルを獲得して40を過ぎて再獲得した遅咲きのチャンピオンとして知られています。

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バンドレイジはデトロイトを主戦場としているパンチャーとして活躍していて、背は低いのですが筋骨隆々の体から繰り出される右のオーバーハンドと振り回してくるフック、動き出しに合わせるジャブで頭角を現して開花した経緯がありますね。

これまでのキャリアでIBFスーパーウェルター級王座を二度獲得。しかも2度目の戴冠は敵地のメキシコで成し遂げており、40歳を過ぎて敵地で返り咲いたことは世界的にも大きな話題になりましたね!

破ってきた相手は2階級制覇チャンピオンでテクニシャンのコーリー・スピンクスを2度ノックアウト。かつて初回ノックアウト負けしたセキュー・パウエルにも雪辱の判定勝ちをしており、チャンピオンになる前には敵地ドイツで後にWBOチャンピオンとなるザウルベク・バイサングロフをノックアウトで唯一の黒星を与えています。あとはIBFチャンピオンだったカルロス・モリナをメキシコで破ってますね。

コンテンダーシリーズで名前を高めたバンドレイジはエマヌエル・スチュワートの愛弟子の1人でパウエルには初回ノックアウト負け。コンテンダーシリーズでも判定負けしており、チャンピオンとなってからは地元でイシェー・スミスにまさかの判定負け。2度目のチャンピオン時代は後に2階級制覇チャンピオンとなるジャーモル・チャーロにノックアウト負けしましたな。

決して器用ではないバンドレイジは相手に近づいて大きな右を振り回してくる豪腕スタイル。アラフィフとなった現在でもリングに上がっており、最近ではテレビの解説などをしていてリスペクトを集めておりますね。

ということで、彼の試合をより楽しむためにバンドレイジの来歴をまとめてみました!!

メキシコのドル箱スターカネロ・アルバレス!!

バンドレイジの戦歴

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バンドレイジのプロフィール

バンドレイジは1973年生まれでアメリカのミシガン州デトロイトの出身。身長168センチに対してリーチは183センチもあるアンバランスな体格を持ちますな。

バンドレイジにはアマチュアの記録がほとんどなく、大きな国際大会で結果を残したことはありません。ナショナル大会の結果なども残ってませんね。

最近ではテレビのボクシング放送の解説者として登場したりしており、ベテランとしてボクシングへのアプローチも変わってきておりますね。

大人の色気漂ういぶし銀…ウィンキー・ライト!

これまでの実績とコンテンダーシリーズまで

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バンドレイジは1995年にデトロイトにてプロデビュー。22歳でデビューしてから2004年まで4回戦~8回戦で試合をこなすという極めてスローペースで慎重なキャリアを歩んでいます。

2004年に入るとバンドレイジは10回戦に昇格。5連続ノックアウト勝ちをマークしてこの頃にはトッププロスペクトに名を連ねておりましたね。

しかし2005年にバンドレイジは同じく無敗のセキュー・パウエルとの試合で10回戦を行い、開始10秒も経たないうちにダブルノックダウン!しかしバンドレイジはダメージが甚大でそのままストップされてしまい、22秒で敗退。初黒星となります。

失意のバンドレイジはこの後ESPNのコンテンダーシリーズに参戦。定期的にテレビに出るようになり、知名度を上げます。

コンテンダーではマイケル・クラークとウォルター・ライトにそれぞれ判定勝ち。しかし元IBFスーパーフェザー級チャンピオンでジョン・ブラウンを二度下しているスティーブ・フォーブスに判定負けして姿を消しています。

チャーロ兄中年の星を蹴散らしてしまう…ジャーモル・チャーロvs.コーネリアス・バンドレイジ

バイサングロフ戦と王座の獲得

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バンドレイジはコンテンダーシリーズをセミファイナルで終えて再起戦をノルベルト・ブラボ相手に7ラウンドノックアウトでクリアします。

そしてワシントンのタコマにて元NABFウェルター級チャンピオンでジャマイカのコンテンダーのクリス・スミスと対戦。接戦となったものの10ラウンド僅差判定勝ちでクリアして2ヶ月後にも8回戦をノックアウトでクリアします。

そして次戦はカリフォルニアにてコロンビアのコンテンダーのホエル・フリオと対戦。カルロス・キンタナにしか負けていないハードパンチャーとの試合となりましたが8ラウンドにフリオのハードパンチに捕まってしまい、ノックアウト負け。厳しい状況に追いやられてしまいます。

しかし健気なバンドレイジは三ヶ月後に再起。地元のミシガン州でネルソン・マンチェゴをノックアウトして再起を果たします。

そしてニューヨークに来たバンドレイジは元IBFチャンピオンのカシム・オウマとの試合を引き当てます。オウマはウガンダの出身でオランダを主戦場としているチャンピオン。バーノ・フィリップスに判定勝ちしてタイトルを獲得しておりミドル級でもジャーメイン・テイラーに挑んでいるベテランですね。

そして試合は前に出るバンドレイジとテクニックに勝るオウマの接戦もなりますがバンドレイジはアグレッシブに派手なパンチを出して僅差の判定勝ち!ここまでのキャリアハイの勝利を収めることに成功します!

そして次戦ではロードアイランド州に乗り込んできてガーディ・ブリューワーとIBO指名挑戦者決定戦を行います。ブリューワーはスティーブ・フォーブにも勝利してますが負け数も多く、中堅どころでしたな。

しかし試合はバンドレイジが動き回るブリューワーのパンチを被弾してしまい、まさかの接戦を落としてしまいます。世界が遠くなる結果になりましたな。

そしてこの敗北で舐められたバンドレイジは1ヶ月後に大きなチャンスを迎えます。無敗のコンテンダーであるザウルベク・バイサングロフとのドイツでの試合です。

バイサングロフはロシアのチェチェン地方生まれのハードパンチャーでウクライナに在住しているパンチャー。アマチュアの頃から活躍してきており、ヨーロッパチャンピオンであり、マルコ・アントニオ・ルビオに判定勝ちしてWBCインターナショナルタイトルを獲得しておりますな。

ウラジミール・クリチコの試合の前座で行われたこの試合はバンドレイジがガードの外からのフックを打ち込んでバイサングロフを圧倒!経験値の高さを見せて焦るバイサングロフにジャブを動き出しに当てて崩すと5ラウンドに痛烈な打ち下ろしでダウンさせてストップ!キャリアハイの勝利を挙げて一気に世界ランキングの上位へと食い込みます!

そして半年後にバンドレイジはIBF指名挑戦者決定戦に出場。イスラエルのアウトボクサーであるユーリ・フォアマンとの試合をアトランティック・シティにて行います!

フォアマンはベラルーシの生まれであるイスラエル人でNABFチャンピオン。ハードパンチャーのサウル・ローマンを下しておりコツコツとコンテンダーに勝利してランキングを上げてきましたな。

そして試合はフォアマンがアウトボクシング!バンドレイジは苦戦してポイントではリードされていたものの3ラウンドに偶然のバッティングでフォアマンは続行不可能となり、ノーコンテストとなります。残念なことになりましたがランキングはキープすることに成功してチャンスを掴みます。

そして次戦は1年半後にIBFチャンピオンのコーリー・スピンクスとミズーリのセントルイスで行うことになります。

スピンクスは元WBC.WBA.IBFウェルター級チャンピオンでもある2階級制覇チャンピオン。元ヘビー級チャンピオンでモハメド・アリを下しているレオン・スピンクスの息子さんであり、元ライトヘビー級、ヘビー級チャンピオンのレジェンドであるマイケル・スピンクスの息子さんですな。

サウスポーのアウトボクサーとして知られており、キャリアの中ではリカルド・マヨルガやザブ・ジュダー、ミゲール・アンヘル・ゴンサレスを下しているスリータイムチャンピオンですな。

そして試合はバンドレイジがパワーでスピンクスを圧倒!プレッシャーをかけまくって非力なスピンクスを追い込み、ガードの外からのフックを打ち込んでスピンクスはフラフラに!5ラウンドに一気にフックを打ち込み、ダウンさせるとストップを呼び込んで37歳にして初のタイトルを獲得しました!

拳も体もパワーレス…コーリー・スピンクスvs.コーネリアス・バンドレイジ1

王者時代と陥落

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チャンピオンとなったバンドレイジは1年後に初防衛戦。かつてノックアウトされてしまったセキュー・パウエルをミズーリ州に迎えてリマッチを行います。

パウエルはバンドレイジをノックアウトしたもののカシム・オウマに判定負け。デアンドレ・ラティモアにノックアウト負けしたものの判定勝ちでリベンジして指名挑戦者の権利を勝ち得てきましたな。

そしてこの試合はバンドレイジがパウエルをアウトボクシング!出てくるところにジャブを当てて不用意に攻めずにクレバーに試合を進めて判定勝ち!成長を示してチャンピオンとして初勝利を得ました!

そしてバンドレイジは2度目の防衛戦でスピンクスと指名戦を行います。スピンクスはバンドレイジに負けた後IBF指名挑戦者決定戦を行なって指名挑戦者に返り咲いてきておりましたな。

そしてカリフォルニアで行われた試合は開始からバンドレイジが打ち下ろしでダウンさせる展開に!効いたスピンクスでしたがここは持ち直してポイントではリードしていたもののバンドレイジは6ラウンドにまた捕まえて7ラウンドに右を当てるとスピンクスは背中からダウン!さらに2度のダウンを追加されてそのままストップとなり、バンドレイジが攻撃力の高さを示しました!

そして次戦はランキング14位のベテランコンテンダーであるイシェー・スミスと対戦。地元のデトロイトでの試合となりますな。

スミスはメイウェザーのお友達で離婚で傷ついているファイター。元スーパーライト級チャンピオンのランドール・ベイリーやセキュー・パウエルを下しており3連勝中。

負けた試合はコンテンダーシリーズの後にWBCチャンピオンとなるセルヒオ・モラとの試合や、後にミドル級チャンピオンとなるダニエル・ジェイコブスとの接戦、コンテンダーのフェルナンド・ゲレーロをダウンさせた試合、ホエル・フリオとの接戦と一方的に負けた試合はないタフな選手ですな。

そして試合は2ラウンドにバンドレイジがキャンバスで揉み合いになった時にパンチを放って減点。的確なジャブとボディを浴びて冷静さを欠くと9ラウンドにはカットしてしまい、劣勢を跳ね返せないまま僅差判定はスミスへ!番狂わせでの陥落となり、スミスにラスベガス出身初のチャンピオンの座を与えてしまいます。

この時バンドレイジは40歳。こなしてきた功績や年齢を考えても引退すると思ったファンが大多数でしたね。

攻撃力に差があるよね…コーネリアス・バンドレイジvs.コーリー・スピンクス2

王座の再獲得と陥落

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バンドレイジはスミスに判定負けして陥落した後、即座にIBF指名挑戦者決定戦のチャンスを得ます。これは僅差の判定で負けたことからですね。

相手はコンテンダーのジョーイ・エルナンデス。WBCアメリカタイトルを獲得していたコンテンダーでハードパンチャーとして鳴らしておりますな。

そしてこの試合は入札で決まり、なんとファイトマネーは数十万円…それでもバンドレイジは試合を受けてエルナンデスをアウトボクシング。出てくるところにジャブを当ててポイントを重ねて大差判定勝ちを収めて指名挑戦権を得ます。

そして次戦は世界タイトルマッチ。IBFチャンピオンのカルロスでモリナと敵地となるメキシコのカンクンでの試合になります。

モリナは後にスーパーウェルター級最強チャンピオンとなるエリスランディ・ララと引き分けをしているベテラン。イシェー・スミスを僅差判定で下しておりタイトルを獲得してきておりますな。

そしてカンクンで行われたこの試合の前にモリナは過去にアメリカで行った性的暴行事件で逮捕。メンタルがグダグダな状態で試合となり、バンドレイジは出てくるモリナにジャブを合わせて初回からモリナはダウン!!バンドレイジはラビットパンチで2度減点されたものの動き出しに合わせるジャブと右を駆使して10ラウンドにもダウンさせて大差判定勝ち!41歳にして王座返り咲きを果たしました!

この勝利により大きな話題を呼んだバンドレイジはカネロとの試合を熱望。しかし決まった試合は1年後に無敗のチャンピオン候補とされるジャーモル・チャーロとの試合でした。

そしてチャーロの試合ではバンドレイジは残念ながら惨敗。より長いジャブを相討ちのタイミングでくらって初回からダウンすると2ラウンドにもダウン!3ラウンドにも2度ダウンさせられて一方的な試合はここでストップとなり、新進気鋭のチャーロの前に敗退して陥落しました!

バンドレイジはこの後一年半ほどリングに上がらず6回戦をミシガン州で2度消化。3年後の2020年にも6回戦を行うなど未だ現役は引退しておりませんな。

老雄バンドレイジはカンクンにて誇示…カルロス・モリナvs.コーネリアス・バンドレイジ

バンドレイジのファイトスタイル

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バンドレイジのスタイルは好戦的でパワフル。中間距離からじりじり前進して放つ射程圏内に入ると思いっきり右を叩きつけてくるスタイルで死角から飛んでくるパンチは威力もかなり高いですね!

さらに彼のジャブは隠し味。相討ちのタイミングで放って相手のリズムを崩したり、動き出しに当ててペースを握るなど意外にも細かいテクニックを持ち合わせるベテランらしい試合の進め方が魅力ですね!

ただスピードやディフェンスのスキルは高くないです。サイズもスーパーウェルター級では相当小さいので体格の大きな相手には潰されてしまうことも多いですね。パンチが基本オープンなのでカウンターを受けることも多いです。

スタミナに関しては年齢を考慮すれば相当ある方。スタイル的に省エネ的な戦い方ですが打たれることも多いため、年に一度のペースで試合をすることが適していますね。

K9の右打ちおろしがドツボにハマる…コーネリアス・バンドレイジvs.ザウルベク・バイサングロフ

まとめ

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いかがでしたでしょうか?激戦区のスーパーウェルター級でベテランとして2度もタイトルを獲得したバンドレイジ。決して目立つようなチャンピオンではなく、階級のベストでもなかったかもしれませんが、二度ベルトを取ることは並の実力ではできません。

特にバンドレイジのキャリアはあのコーリー・スピンクスを2度に渡ってノックアウトしている功績に尽きるとも言えます。スピンクスはレジェンドの息子でエリート。ウェルター級では統一チャンピオンでバンドレイジとは逆のキャリアでしたからね。

スピンクスを除く一流どころには勝てませんでしたが、彼の年齢を考慮すれば十分に多くのことを成し遂げたと言えます。安いファイトマネーでも試合をして執念の返り咲きを果たしたことは特筆に値するものですね。

バンドレイジはまだ現役を引退しておらず、6回戦などでアラフィフにして試合をしております。スタイルも相まって試合間隔はかなり空いておりますがまだまだデトロイトの人気者として活躍しておりますね。

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ヒューストンの剛腕ヒットマン…ジャーモル・チャーロ!!

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