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次期世界ヘビー級チャンピオンとして名高いジョー・ジョイスさん。イギリス国内では素晴らしい人気を誇り、アンソニー・ジョシュアと同じ世代のヘビー級スターとなることが期待されているジョー・ジョイスさん。リオデジャネイロオリンピック銀メダリストの経歴を持ち、世界タイトルを期待される1人ですな。

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スキルの高さと運動量の多さなで知られているジョイスは一撃で相手をノックアウトするような驚異的なパワーがあるわけではないですが、アマチュアが長かったので間合いを取り方やサイドへの動きがうまいです。

また、パンチのチョイスにも優れており、コンビネーションをまとめて相手を倒してしまう強さがありますね。目に見えない強さがあるタイプで年齢はかなりいってますが世界タイトルを取れる逸材とされています。

彼の恐ろしいところは運動量の多さと手数。ヘビー級ではパワーが重視されるのに対して彼は12ラウンド通じてコンビネーションを打ち込んで徐々に相手を倒してしまいます。機動力の高さとリングIQの高さが最大の売りですね。

キャリアの中ではWBAゴールドタイトルを獲得しておりコモンウェルスタイトルやWBAコンチネンタルタイトルを獲得。すでにランキングに入っておりますね。

キャリアの中で倒した相手は元トレーナーWBCチャンピオンのバーメイン・ステイバーン、ベテランコンテンダーのアレクサンドル・ウスティノフ、かつてウラジミール・クリチコに挑んだブライアント・ジェニング、無敗のプロスペクトだったダニエル・デュボアなどで、キャリア10戦の中では考えられないような相手ばかりです。

今後の相手としてはワイルダーやアンディ・ルイス、アンソニー・ジョシュア、タイソン・フューリーなどのチャンピオンクラスなどとの試合も期待されており、目が離せないヘビー級ですね!

ということで、彼の試合をより楽しむためにジョイスの来歴をまとめてみました!!

モダンヘビー級のカリスマボクサー!アンソニー・ジョシュア!

ジョイスの戦歴

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ジョイスのプロフィール

ジョー・ジョイスは1985年イギリスのロンドン生まれ。身長197センチでリーチも204センチあるなかなかの体格を誇りますね。

ジョイスはスコットランド人の父とナイジェリア人の母のハーフ。ロンドンの学校に通っていて陸上競技をしていたものの怪我をしてしまい、22歳でボクシングを始めることになります。

アマチュアとして大いに活躍したジョイスは2014年のコモンウェルスゲームで金メダルを獲得。2015年のヨーロピアン大会でも優勝しております。

2015年から2016年にはワールド・シリーズ・オブ・ボクシングに参加しており、2016年のヨーロピアン大会で優勝したことでオリンピックに参戦。

リオデジャネイロオリンピックでは順調に勝ち進んでファイナルでフランスのトニー・ヨーカに僅差判定負けで銀メダルを獲得。輝かしい実績を持ってプロへと転向します。

ブラジールさんジョシュアのサンドバッグに成り下がる…アンソニー・ジョシュアvs.ドミニク・ブラジール

これまでの実績

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ジョイスは2017年に元英国中部チャンピオンのラン・ルイスと対戦して10回戦にてデビュー。8ラウンドに連打で捕まえてタオルを投げさせています。

その後は8回戦で初回ノックアウト勝ちを2戦連続。4戦目でデビッド・アレンを下しているジャマイカのレンロイ・トーマスとの12ラウンドのコモンウェルスタイトルマッチを行って初回からダウンさせての2ラウンドノックアウト勝ちを収めてタイトルを獲得します。

そして8回戦をクリアすると元WBAクルーザー級インターコンチネンタルチャンピオンのイアゴ・キラゼをアメリカで迎え撃って5ラウンドノックアウト勝ち。さらにロサンゼルスでアンディ・ルイスと対戦したジョー・ハンクスを初回左フックでノックアウトしてWBAコンチネンタル王座を獲得します。

ノーダメのミスマッチ…ダニエル・デュボアvs.エベネゼール・テテー

コンテンダーとの試合

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ジョイスは2019年にとても大きなステップアップの試合を迎えます。元WBCチャンピオンのバーメイン・ステイバーンとの試合です。

ステイバーンはかつてクリス・アレオーラをノックアウトしたハイチ系のハードパンチャーでカナダを主戦場としているファイター。デオンテイ・ワイルダーには敗れたもののチャンピオンの肩書がありますね。

そして試合は勢いに勝るジョイスがスピードに劣るステイバーンを圧倒!連打で3ラウンドにダウンさせるとその後もペースを握り続けて6ラウンドにストップ!元チャンピオン相手に快勝を挙げました!

そして次戦ではジョイスは巨人のアレクサンドル・ウスティノフと対戦。ウスティノフはかつてWBA王座決定戦でマヌエル・チャーと試合をした経験があり、その後はマイケル・ハンターにノックアウト負けしてますがキックボクシングやムエタイの経験もあるファイターで2メートルを越す長身がありますな。

そして試合はジョイスが2連敗中のウスティノフを連打で文字通り圧殺!止まらないコンビネーションで追い込むとウスティノフはロープに詰まってしまい3ラウンドにダウン!見かねたレフェリーがストップしました!

勢いに乗るジョイスは次戦は2ヶ月後にロンドンにて開催。コンテンダーで2度世界タイトルマッチを行っているブライアント・ジェニングスとの試合を行います。

ジェニングスはかつて絶対チャンピオンだったウラジミール・クリチコに挑んで判定まで粘ったパンチャー。その後はWBA暫定チャンピオンのルイス・オルティスにノックアウト負けしたもののIBFインターナショナルタイトルとWBOのNABOタイトルを獲得。しかし前の試合でオスカー・リバスに12ラウンドノックアウト負けを喫しておりましたな。

そしてこの試合は開始から前に出て自信満々のジョイスに打ち終わりを狙った左ボディが炸裂!思いっきり効いたジョイスは下がってピンチとなるもののそのあとは安全運転!時折詰められて被弾したものの手数とフットワークで苦戦を乗り越えてタフな相手を下します!

その後ジョイスはWBCシルバーチャンピオンで同じイギリスのヘビー級チャンピオン候補であるダニエル・デュボアとの試合が決定!多くの注目を集める試合となります!

しかしデュボアとの試合はコロナウイルスの影響で一旦延期に。お互いに調整試合を挟むことになりジョイスはマイケル・ワリシュとの試合をロンドンで行います。

ワリシュはドイツのコンテンダーで元オリンピアンのエフェ・アジェグバとリオデジャネイロオリンピック金メダリストのトニー・ヨーカ、コンテンダーのクリスチャン・ハマーにノックアウト負け。元WBOヨーロピアンチャンピオンですな。

そして試合はジョイスが開始から前に出てきてボリュームと手数でワリシュを圧倒!ワンツーからのコンビネーションを次々と打ち込んで3ラウンドに左ボディで2度ダウンさせてのストップ勝ち!デュボアとの試合へ駒を進めました!

ジョイスさん一撃を警戒・・・ジョー・ジョイスvs.ブライアント・ジェニングス

そしてジョイスはついにWBCシルバーチャンピオンで無敗のダニエル・デュボアと対戦。銀メダリストでありながらも予想不利の試合に身を置くことになります。

デュボアは驚異的なパワーパンチャーとして知られておりその破壊力満点の右ストレートだけではなくて、ジャブの精度の高さも魅力的。相手の出鼻をくじいて右の大砲を放り込んでド派手なフィニッシュにつなげてきます。

その右の威力に関してはすでにヘビー級トップの1人であると言っても過言ではないです。かのWBCヘビー級チャンピオンのデオンテイ・ワイルダーが認めるほどのパワーですからワイルダーと同じく一撃で試合を終わらせられるほどのパンチがありますな。

キャリアの中では英国タイトルを2度獲得しており、コモンウェルスタイトルも獲得。WBO地域タイトルも獲得しており、すでに世界ランキング入りしております。

タイソン・フューリーの従兄弟であるネイサン・ゴルマンとのとてもイギリス国内で注目された試合を5ラウンドノックアウトで制するなど大人気。日本のヘビー級プロスペクトである藤本京太郎を破ってWBCシルバータイトルも獲得しています。

そしてこの試合はジョイスが開始からロングのジャブを効果的に当ててデュボアをアウトボクシング!デュボアも自慢のハードパンチを当ててふらつかせるシーンもあったもののジャブを被弾して左目を腫らしてしまい、迎えた10ラウンドに自らダウン!そのまま10カウントとなりジョイスが銀メダリストの意地を見せました!

なぜ銀メダリストなのかよくわかったな…ダニエル・デュボアvs.ジョー・ジョイス

そして次戦はベテランコンテンダーであるカルロス・タカムとの試合が決定!ここまでのレコードは39勝5敗1引き分け。負け数も多いものの長年トップの相手との試合をしており、アマチュア時代にはアテネオリンピックに参戦しておりますな。

キャリアの中ではコンテンダーのフランス・ボタやトニー・トンプソン、セナド・ガシ、ジェリー・フォレストなどを撃破しており世界中で試合をしておりますな。

元WBAチャンピオンのアレクサンドル・ポベトキン、ベテランコンテンダーのデレク・チゾラ、後にWBOチャンピオンとなるジョセフ・パーカー、WBA.IBFチャンピオンのアンソニー・ジョシュアには負けているもののみんなを苦戦させてますな。

逃げ回ればよかね…ジョー・ジョイスVSカルロス・タカム予想

今後期待される試合

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ジョイスに求められる試合はコンテンダーとの試合です!ジョイスは将来のスター候補であることは間違い無いですがそうなるためにはまだまだ強い相手とやらないといけません。

ジョイスはジェニングスとの試合が今の所キャリアハイです。あの試合では勝ち抜いたものの初回でボディをもらって効いてしまうシーンもあり、まだまだ穴もあると言えます。

個人的に実現して欲しい試合はダニエル・デュボアとの試合。この試合ならどちらも英国トッププロスペクトとなるので勝った方が世界タイトルマッチに進むことには誰も文句はないですね。

他にもジョイスとやる可能性のある相手として巨人のロバート・ヘレニウスやコンテンダーのジェラルド・ワシントン、デビッド・プライス、ドミニク・ブラジールなどとの試合が期待されます。

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

調整試合なんだからいいやろ…ジョー・ジョイスvs.マイケル・ワリシュ

ジョイスのファイトスタイル

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ジョイスのスタイルはガードをだらりと下げてロングレンジに構え、長いワンツーとジャブをついてはサイドに回るアウトボクシング。サイドへの動きとポジショニングがうまいですね!

ノックアウト率はとても高いですがパワーは一撃必殺のものがあるわけではありません。どちらかというとパワーはない方ですがコンビネーションを決めて相手を沈めることが多いですね。

手数の多さとハンドスピードにはかなり優れており、強目のパンチを当てて効かせてからのコンビネーションが強いです。絶え間なく手数を出せるのでこの辺りのリングアイキューの高さも武器ですね。

また、ジェニングスとの試合で見せたように危険な相手に対しては間合いを取ってポイントアウトするボクシングもできます。スタミナに優れているとは言えませんが12ラウンド乗り切るタフさは持ち合わせていますね。

ワイルダーの指名挑戦者は初回でやられる法則あり…デオンテイ・ワイルダーvs.ドミニク・ブラジール 試合後のコメントもあり!

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

 まとめとジョイスの今後

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いかがでしたでしょうか?圧倒的な強さと熟年のスキルで既にトップクラスの相手を下しているジョー・ジョイス。間違いなく今後ヘビー級の世界タイトルを争うことになる1人として大いに注目される次世代のスターです!

同じくヘビー級プロスペクトで世界が期待されているデュボアと比べると爆発力はないですがスキルの高さと経験値は勝ります。下してきた相手もステイバーンやジェニングスなのでレベルが少し違いますね!

ジョイスが属するヘビー級は同じイギリス人が中心です。アンソニー・ジョシュアを筆頭にタイソン・フューリー、デレク・チゾラがトップのイギリス人ですね。その他にはアメリカのデオンテイ・ワイルダー、アンディルイス、ジャレル・ミラーやウクライナのオレクサンデル・ウシク、キューバのルイス・オルティスがおりますね。

誰がチャンピオンになってもおかしくないヘビー級ですが、ジョイスは将来的な観点で行けば間違いなくここに食い込んできます。 これからは世界ランキングの上位に入る相手やチャンピオンとの試合が年齢的にも待ったなしですね!

ちなみにジョイスの試合を見るならWOWOWののエキサイトマッチが最適です。過去の試合もリピート放送でされていますし、ぜひこれを機にWOWOWと契約してはいかがでしょうか??

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

未来を爆破するヘビー級のダイナマイト!ダニエル・デュボア!!

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