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現代を代表する重量級ボクサーの1人でメイウェザープロモーションズ所属の選手の中でも一際悪そうな外見なのに実はめちゃくちゃいい人のバドゥ・ジャック。スーパーミドル級とライトヘビー級で世界タイトルを獲得しており本場のアメリカでもとても人気の高いスウェーデンのプロボクサーです!

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ジャックはスウェーデン出身のプロボクサーであり、ラスベガスを拠点にトレーニングしてアメリカで試合をしておりますね。ジャックはスタイル的に目立つようなスタイルではないのですが積極的に間合いを詰めて面白い試合をするので人気も高いです。

キャリアの中ではWBCスーパーミドル級タイトルとWBA世界ライトヘビー級のレギュラータイトルを獲得。重量級で2階級制覇を成し遂げており、どんな状況でも必ずあきらめないその姿勢と常に前に出る試合でラスベガスをはじめとするアメリカのアリーナを沸かせてきましたな。

スーパーミドル級としてはコンテンダー時代に不覚の初回ノックアウト負けを喫したものの後にツータイム王者となるアンソニー・ディレルを後半に接近戦に持ち込んで判定勝ちでWBCタイトルを獲得。元IBFチャンピオンで長期政権を築いたルシアン・ブーテと引き分けたもののブーテがドーピング検査で陽性になったので反則勝ち、後にWBAスーパーチャンピオンとなるジョージ・グローブスをダウンさせて僅差判定勝ちIBFチャンピオンのジェームス・デゲールと戦争のような試合の末引き分けと多くの試合をこなしてきました。

ライトヘビー級では元WBOチャンピオンでWBAレギュラーチャンピオンだったネイサン・クレバリーをフィジカルファイトで圧倒してノックアウトして王座獲得。返上してWBCチャンピオンで長期政権を築いていたアドニス・スティーブンソンに敵地カナダで挑んだもののドローに終わっています。

そして2019年1月にはもとオリンピアンのマーカス・ブラウンとWBA暫定王座決定戦を行いますが偶然のバッティングで額から激しく流血してしまい判定負け。年末にブラウンを破って王座に返り咲いたベテランのジャン・パスカルとの試合を控えており僅差判定で敗れたもののまだまだチャンスをつかめそうです!

ジャックの強さはなんといってもインサイドでの強さ。接近戦でショートのパンチを顔面とボディにねじ込んで相手が嫌になってしまうようなボクシングをしてきますよね笑笑。特別なパワーもスピードもないもののとにかく頑張り屋さんなスタイルです。

しかもジャックはバットボーイのフロイド・メイウェザーと契約しているものの実はめちゃくちゃ良いやつ笑。難民キャンプの子供達に物資を奥様と共に届けに行ったり、トレーニングを教えたりといった活動をしており、アジアで自身のブランドの食料品をプロデュース。その収益を難民キャンプに寄付したりしているなど泣ける話もありますよね泣。

すでにアラフォーを迎えておりますがネームバリューのあるジャックは引く手数多のビッグネームです。ライトヘビー級戦線はかなりヒートアップしていますのでパスカルに勝つことで多くの道が開けます。まだまだトップの力を残す彼の試合を見どころ満載ですね!

ということで、彼の試合をより楽しむためにジャックの来歴をまとめてみました!!

コリアの血を引くワンツーパンチャー!ドミトリー・ビボル!


ジャックの戦歴

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ジャックのプロフィール

デビッド・ベナビデスは1983年生まれの36歳。スウェーデンのストックホルムの出身であり現在はアメリカのラスベガスにてトレーニングの拠点を置いておりますな。

ジャックはアマチュアとしてボクシングを始めたのが18歳の頃でスウェーデンのナショナル大会を5連覇するなどかなりの才能を誇っております。ちなみに2008年は後にWBSSトーナメントに参戦するエリック・スコッグランドを下しておりますな。

ジャックはアフリカのガンビア系のお父様とスウェーデンのお母様のハーフであり、2008年の北京オリンピックには選考会をガンビア代表として勝ち抜いてアフリカのオリンピック選考会で勝っております。しかし残念ながらオリンピックではインドのビジェンダー・シンに初回にストップ負けを喫しておりプロに転向しておりますな。

予想通りの展開やけど予想の何倍か良い試合やな…アンソニー・ディレルvs.アブニ・イルディリム

これまでの実績

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ジャックは2009年にプロデビュー。スウェーデンで4回戦を行って判定勝ちを収めています。その後はプロ6戦までスウェーデンとスイスで試合を行ってすべての試合に勝利。この頃はまだ4回戦で試合をしていましたね。

そして7戦目からはアメリカに参戦。6回戦を行うようになり、ボードウォークホールやアメリカのラスベガス、フォックス・ウッズ・カジノなどで試合をこなして徐々にステップアップしていくことになりますね。

また、初めての8回戦では後にアンドレ・ウォードと対戦することになるアレクサンダー・ブランドと対戦。強打のブラント相手にこの試合は苦戦しておりますが僅差判定で勝利してブランドに初めての敗北を与えています。

その後は3試合8回戦をこなして2013年に10回戦に昇格。1度だけ敗れているファラー・エニスと対戦して判定勝ちを収めています。そして次戦ではNABFチャンピオンのマルコ・アントニオ・ペリバンと対戦。

ペリバンは強打のメキシカンファイターでWBC世界スーパーミドル級王座決定戦でサキオ・ビカと対戦し僅差判定負けしているコンテンダー。ジャックはこの試合で大きなステップアップとなりましたが結果は三者三様のドロー!王座の獲得に失敗します!!

そしてジャックは次戦で後にIBFスーパーミドル級チャンピオンになるホセ・ウスカテギと対戦して判定負けしているコンテンダーのロヘリオ・メディナと対戦して6ラウンドノックアウト勝ち。コンテンダーのランクを上げます。

そして次戦でジャックはコンテンダーのデレク・エドワーズと対戦します。エドワーズはラスベガス在住のファイターで後にWBCライトヘビー級チャンピオンになるアドニス・スティーブンソンにノックアウト負けしている選手です。

試合前の予想はジャックが圧倒的に優位でした。しかしジャックはこの試合でまさかの落とし穴に陥ります。いつも通りプレッシャーをかけるジャックにエドワーズはこめかみに右をヒットしてジャックは前のめりにダウン!!立ち上がったもののまたダウンして初回にまさかのノックアウト負けで初黒星を喫しました!!

そしてジャックは半年間の期間を開けてリングに復帰。エドウィン・ロドリゲスにノックアウト負けを喫した経験のあるハードパンチャーのジェーソン・エスカレラと対戦して大差判定勝ち。再起を果たします。

そして次戦はエディソン・ミランダと対戦しているメキシコのハードパンチャーであるフランシスコ・シエーラと対戦。サンアントニオのアラモドームで6ラウンドノックアウト勝ちを収めて世界タイトルマッチを迎えます!!

ジャックさん本領発揮…バドゥ・ジャックvs.ネイサン・クレバリー

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

スーパーミドル王座獲得とタフな防衛ロード

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ジャックは2015年にアメリカで世界初挑戦。相手はWBCチャンピオンで無敗のアンソニー・ディレル。コンビネーションパンチャーで優れたハンドスピードと切れ味のある左右フックでオリンピックにも出ていたチャンピオンです。

キャリアの中ではWBCチャンピオンだったサキオ・ビカと対戦して初戦はドローだったもののリマッチで判定勝ち。兄のアンドレもオリンピックに出ておりスーパー6に出場してアルツール・アブラハムに初黒星を与えて後にIBF暫定チャンピオンとなってますよね。

そして試合はとてもタクティカルな試合となります。ディレルは前半に間合いを詰めてくるジャックにコンビネーションを当ててやや有利で折り返します。しかしジャックは中盤以降ぐいぐいプレッシャーをかけてきて間合いを詰めてディレルも応戦。とてもタフな消耗戦となりましたがジャックが僅差判定勝ちを収めてディレルに初黒星を与え、世界タイトルに到達します!

そして初防衛戦はIBF.WBAチャンピオンだったカール・フロッチと2度の激闘を演じたジョージ・グローブス。リーチの長いボクサーで強烈な右ストレートを持つカウンターパンチャー。フロッチ以外には負けたことがなく、これが3回目の世界挑戦ですな。

キャリアの中では後にIBFチャンピオンとなるオリンピック金メダリストのジェームス・デゲールと対戦して僅差判定勝ち。フロッチに挑戦して初回に痛烈なダウンを奪うものの9ラウンドにコンビネーションでふらついたところにめちゃくちゃ早めのストップ負け。リマッチでも優位に進めていたものの8ラウンドに強烈な右ストレートをもらって失神ノックアウト負けしましたな。ちなみに元キックボクサーでもあります。

そして試合はジャックが初回にダウンを奪う好スタートを切ります。しかしグローブスも長い間合いからのワンツーを返してとても肉薄。甲乙つけがたい展開となりましたがアグレッシブさで勝ったジャックが僅差で判定勝ち。初防衛をなんとか飾ります。

そして2度目の防衛戦では元IBFチャンピオンのルシアン・ブーテと対戦。ブーテはルーマニアのサウスポーでカナダを主戦場とするパンチャー。左アッパーで多くの相手を沈めてきており元IBFライトヘビー級チャンピオンのグレン・ジョンソンやコロンビアの怪人であるエディソン・ミランダ、後にWBAチャンピオンになるブライアン・マギーなどを下しましたがカール・フロッチにノックアウトされてジャン・パスカルにもライトヘビー級で判定負け。IBFスーパーミドル級チャンピオンのジェームス・デゲールにも判定負けしましたな。

しかしこの試合ではブーテが少し調子を取り戻して強い左を当ててくるなどジャックは少し苦戦します。それでもジャックが前に出てコンビネーションと手数で勝ったかなと思いましたが採点はドロー。しかしながら試合後にブーテはドーピング検査で陽性となりジャックの反則勝ちとなりましたな。

そして3度目の防衛戦は9ヶ月ぶりの試合となり、IBFチャンピオンのジェームス・デゲールとの王座統一戦と言うビッグファイトを引き当てます。

デゲールはオリンピック金メダリストであり、サウスポーのアウトボクサー。キャリアの中ではルシアン・ブーテに判定勝ち。アンドレ・ディレルにも判定勝ちしており、破れたのは世界チャンピオンになる前のグローブスとの試合のみですな。

そしてこの試合は大変な試合となります。初回にスリップ気味のダウンを喫したジャックはそこから中盤までリードを許しますが後半から猛チャージ!疲れの見えてきたデゲールにプレッシャーをかけて12ラウンドにコンビネーションを打ち込むとデゲールは痛烈にダウン!!歯が欠けるほどのダメージを与えたものの試合はドローとなり、王座統一には失敗。ジャックはこの試合をスーパーミドル級最後の試合としてライトヘビー級にウェイトを上げることになります。

ブラウンさん因果応報の流血ショック…マーカス・ブラウンvs.ジャン・パスカル 試合後のコメントもあり!

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

ライトヘビー級とブラウン戦の敗北

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ジャックは半年ぶりの試合をライトヘビー級にて行います。相手はWBA世界ライトヘビー級チャンピオンのネイサン・クレバリー。元WBOチャンピオンでもあるイギリスの博士号を持つインテリボクサーです。

クレバリーはイギリスのカーディフを主戦場としているアウトボクサーで後にWBCクルーザー級チャンピオンとなるトニー・ベリューと痛み分け。後にIBFチャンピオンのバーナード・ホプキンスに挑むカロ・ムラートに初黒星を与えており、ナジブ・モハメディやトミー・カーペンシーを破っており、負傷とはいえツータイム王者のユルゲン・ブレーマーにKO勝ちして2度目のタイトルを獲得。セルゲイ・コバレフにはボコられており、アンドレイ・フォンフォラにも判定負けしておりますな。

そしてこの試合はジャックのベストバウトになります。ウェイトがかなり楽になったジャックは開始からガンガンプレッシャーをかけてクレバリーの間合いを奪うとコンビネーションを上下に散らして接近戦に持ち込みます。クレバリーはみるみるうちにダメージを蓄積して5ラウンドに見かねたレフェリーがストップ!ジャックが2階級制覇を達成してクレバリーはこの試合を最後に引退しましたな。

2階級制覇を達成したジャックでしたが狙っていたのはWBA王座ではなく、保持していたWBCのベルトでした。ジャックはWBAの黒のベルトを惜しげもなく捨ててWBCチャンピオンでハードパンチャーのアドニス・スティーブンソンに敵地カナダで挑戦することになります。

スティーブンソンはスーパーマンのニックネームを持つサウスポーの強打者。左ストレートの破壊力は満点でチャド・ドーソンを初回でノックアウトしてタイトルを獲得。元IBFチャンピオンのタボリス・クラウド、後にクルーザー級チャンピオンになるトニー・ベリュー、トップコンテンダーのアンドレイ・フォンフォラ、元WBCスーパーミドル級チャンピオンのサキオ・ビカらを下してきた選手でエレイデル・アルバレスとの指名戦を2年ほど避けていることでも有名ですね(笑)。

そして試合はかなり注目されたものになり、スティーブンソンが前半は強打を警戒してサーくリングするジャックにポイントをリード。しかしジャックは6ラウンド当たりからプレッシャーを強めてきて後半のラウンドはスタミナが切れてきたスティーブンソンにポイントを奪います。しかし10ラウンドに左ボディを効かされてしまいジャック敗退ポイントロス!ここが決め手となってドローに終わり3つ目の世界タイトルは得られませんでした。。。

ジャックマジで惜しかったな…アドニス・スティーブンソンvs.バドゥ・ジャック

そしてジャックは8か月後にまた世界タイトルマッチのチャンスを得ます。マニー・パッキャオVSエイドリアン・ブローナーの前座でWBA世界ライトヘビー級暫定王座決定戦として無敗のマーカス・ブラウンとの対戦が決まります!!

ブラウンはサウスポーの強打者で元オリンピアン。身長187センチ、リーチは194銭という鞭のようなワンツーを主武器とする選手で元WBAチャンピオンのガブリエル・カンピーリョや後にアルツール・ベテルビエフに挑戦するラディボジェ・カラジック、後にドミトリー・ビボルに挑戦するレニン・カスティーリョを下してきたコンテンダーです。ちなみに元交際相手で娘の母親でもある3歳年上の女性に繰り返してDVして逮捕されてるアカン人でもありますね。

そして試合はジャックが経験に勝るため優位の予想でしたがブラウンの長い間合いからの強力なワンツーを前になかなか間合いを詰められない展開になります。しかもジャックは偶然のバッティングで額をカットしていつストップされてもおかしくないほどの大流血。それでも前に出て12ラウンド戦い抜くなどかなり頑張りましたが判定負け。世界戦初の敗北を喫して試合後には何針も縫う重傷を負いましたな。。。

ジャックはこの試合の後リカバリーのため10か月ほど休みを取ります。そして2019年の12月にまたまた世界タイトルマッチが決定!相手はブラウンを3度ダウンさせて王座を強奪した元WBCチャンピオンでもあるベテランのジャン・パスカル。ジョージア州のアトランタでアラフォー対決が決まっております。

パスカルはゴリラのような身体能力を持つパンチャーで元オリンピアン。スーパーミドル級時代にはカール・フロッチに激闘の末破れており、当時ライトヘビー級最強とされていたチャド・ドーソンを負傷判定で下して初黒星を与えるとバーナード・ホプキンスと引き分けてその後判定負けして陥落。その後は元IBFチャンピオンのルシアン・ブーテに勝利。しかし後にWBOチャンピオンになるエレイデル・アルバレスに判定負けして、WBA.IBF.WBOチャンピオンだったセルゲイ・コバレフに二度KO負け。WBAチャンピオンのドミトリー・ビボルにも判定負けして一度引退してましたがまた復活してましたな。この試合に勝ったほうがブラウンとのリマッチに進むとされておりお互いにラストチャンスになるので負けられませんね!

流血のジャックは男だったな…バドゥ・ジャックvs.マーカス・ブラウン

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

そして試合はかなりのベテラン同士の激闘になります。パスカルは開始からワイルドなパンチで肉薄して4ラウンドにジャックは右アッパーからの打ち下ろしでダウン!しかしジャックは後半から盛り返してきて右ストレートを効かせます。そして迎えた12ラウンドにコンビネーションでパスカルはロープ下に落下するダウン!しかしここはよく耐えて判定は僅差でパスカルへ!かなり判定は議論を呼んでますがジャックはこのパフォーマンスでまだまだ世界のトップであることを示しています!

まさしく崖っぷち対決…ジャン・パスカルvs.バドゥ・ジャック

そしてジャックは一年後に再起戦。無名の8回戦ボーイで無敗のブレーク・マッケルナンとの試合をタイソンvs.ジョーンズの前座で行います。

そしてこの試合はジャックが開始からどんどん出てきてボディを有効に当てて顔面にもヒットを重ねる展開に!いつでもストップできたと思いますが、試合前に挑発されたこともあり、ダメージを与え続けて判定でマッケルナンを圧倒しました!

虐めですやん…バドゥ・ジャックvs.ブレーク・マッケルナン

そして次戦でジャックはパスカルとのリマッチを実現。アラフォーとなった二人の崖っぷちの試合になりますね。しかしパスカルはまさかのドーピング検査陽性。。。代わりにジャックはデルビン・コリナと対戦することになります。

コリナはベネズエラのハードパンチャーでここまで無敗のコンテンダー。2月に試合をしているアクティブなファイターでWBAフェデラテンのスーパーミドル級チャンピオン。短期間でのビッグファイトになりますな。

そしてこの試合は開始からジャックが前にガンガン出てきてボディを狙ってくる先制攻撃!コリナはホールディングを繰り返すなど明らかに押されてしまい、4ラウンドに立て続けに3度ダウンさせられてノックアウトとなりました!

フックは狙ってたね…バドゥ・ジャックvs.デルビン・コリナ

今後期待される試合

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ジャックに今後期待される試合はキャリアを決定つけるようなビッグファイトです。すでにアラフォーを迎えているジャックはもう現役時代が長くないと思っています。そのため今後の試合はもう落とせなくなりますし、より大きな試合をすることが求められてきますな。

ジャックの場合は相手が誰であっても接戦に持ち込む強さがあります。スティーブンソンとの試合では前半足を使ってスタミナをロスさせて後半に攻め込むなど多くの勇気もありますしこれまでの実績を踏まえてもライトヘビー級でビッグファイトを引き当てる可能性はまだまだあります。

しかしキャリアを決定つける試合という意味ではデゲールをノックアウトし損ねたこともあってまだないかな。スティーヴンソンとの試合もボディを効かされてドローに持ち込まれたし、後一歩のところでビッグネームに勝ちきれない状態が続いております。

そんな汚名を返上するためにもこれからの試合はより強い相手とより大きな試合が求められます。結果が求められるこの世界でもっと大きな結果がキャリアのラストステージで求められるのは酷ですが頑張ってもらいたいですね!

パワーだけではなかったロシアの豪腕…アルツール・ベテルビエフvs.オレクサンデル・グヴォジク

ジャックのファイトスタイル

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ジャックのボクシングには特別なものは何もありません。ガードを高くあげて前に出て相手を押し込みいくスタイルが主ですが、間合いを取って後半から出てくることもある、平均的なボクサーでスキルが全てまとまっているファイターですね!

特別なパワーやスピード、ディフェンス力があるわけでもないのですがこの人はとにかく頑張る。勝つために必要なことをしてきて前に出てくるので試合は常に見応えがあり、前半にリードされていたとしても後半に巻き返して勝ってしまうような試合も多いです!後半追い上げ型の選手ともいえますね!

しかもこの人はめちゃくちゃタフ。スティーブンソンのパンチをしっかりガードしてスタミナの切れてきたところから前に出るなど頭の良さも際立っており、相手を押し込むフィジカルの強さなどは豊富な練習量に裏打ちされたものですよね!

その反面ブラウンのようにかなりパンチがあって間合いが長い相手だとプレッシャー。かわされまくることもあります。止まらないコンビネーションも射程距離に入らないと発動できないのでパワーのあるアウトボクサーとの相性はあまり良くないですね!

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プラント様がベストパフォーマンスでいいんじゃね?カレブ・プラントvs.マイク・リー 試合後のコメントもあり!

まとめ

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いかがでしたでしょうか?誰が相手であっても常に前に出て勝つためにクレバーな試合運びをするバドゥ・ジャック。勝つために全てのことをしてくる彼の試合は常にハラハラしますし、接戦になることも多いですよね!

ライトヘビー級に上げてからはより動きが軽やかになっており、本来のフィジカルの強さを生かした接近戦でのコンビネーションを打ち込む強さが際立っています。彼の本来の強さを見るなら今しかないですね!

ライトヘビー級近辺のウェイトではIBF.WBC統一チャンピオンのアルツール・ベテルビエフがオールノックアウト勝ちのチャンピオンで目立っていますね!さらにWBOチャンピオンのカネロ・アルバレスは複数階級でタイトルを保持しているスーパースター。WBAスーパーチャンピオンのドミトリー・ビボルも長期政権を誇るボクサーです。

ジャックが狙っているのはWBAレギュラーチャンピオンのジャン・パスカル。PBCをプラットフォームとしているジャックは年末のこの試合に勝てば敗れているマーカス・ブラウンとの再戦も見えてきますし、ぜひリマッチしてほしいですね!

また、1つ下のクラスを見るとスーパーミドル級には同じプラットフォームのIBFチャンピオンでディフェンスマスターのカレブ・プラント、WBCチャンピオンでスーパーミドル級史上最年少王座獲得記録保持者のデビッド・ベナビデスらもおり、彼らがウェイトをあげてくれば試合のチャンスもありますね!

ちなみに今後のビッグマッチが確実視されるジャックの試合をテレビで見るにはWOWOWのエキサイトマッチが最適です。過去の試合もリピート放送でされていますし、以下のリンクからWOWOWを是非試してみてはいかがでしょうか?

 (海外ボクシングを見るならWOWOW)

超絶ディフェンスのスイートハンズ!カレブ・プラント!

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