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ボクシング界が誇るイケメンで元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪。2018年にアメリカで世界タイトルを勝ち取ってきた実績から多くのファンの注目を集めております。

元WBO王者の伊藤はボクシング界きってのイケメンとして有名で2度目の防衛戦で残念ながらジャメル・ヘリングのテクニックの前に王座陥落。しかし再起を宣言しておりトップランクと契約してることからこれからもアメリカで試合をする機会が多いとみられます。

昨年末にはトリプル世界戦のメインを務めてしっかりとTKO勝ち。圧倒的なパワーで人気急上昇中の世界王者として君臨しています。そして彼のパワフルなパフォーマンスがアメリカでも評判を呼んで今回のアメリカでの試合に繋がっていることは間違いないでしょう。

 スーパーフェザー級に残るのかライト級に上げるのかまだ決まっていない伊藤ですがこれからも彼の力強いボクシングであれば活躍することは必至でアメリカでも声がかかることはあると思います!

そのため伊藤の試合を楽しむために伊藤の経歴をまとめてみました!!

メキシコのよく動くサソリ!ミゲール・ベルチェット!

 

伊藤の戦歴

伊藤雅雪について

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伊藤雅雪の物凄さ

伊藤は1991年生まれの28歳。東京都の江東区出身で伴流ジムの所属選手です。伊藤選手は元々K-1の魔裟斗選手のファンだったらしく高校時代はバスケットボール部に所属。引退後にボクシングを始めたそうです。

高校卒業後は駒澤大学に進学したそうですが在学中の2009年にプロデビュー。今では3人のお子様の父親でもあり試合後には奥様に声をかけているなどかなり印象もいいですよね!

ここまでの戦績は25勝13KO1敗1引き分けとなっています!

これはなかなかの凡戦の予感がするぞ…ジャメル・ヘリングvs.レイモント・ローチ予想

世界王座獲得まで

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伊藤は2009年にプロデビュー。判定勝ちを収めますが2戦目の1週間前原付バイクで事故を起こして左足首、腰、両手を骨折医者にボクシングは無理だと言われたそうですね。

それでも復帰してきた伊藤は2012年の東日本新人王に。全日本新人王にも輝いて学生のまま無敗を守ります。

そして8回戦もこなし始めた伊藤は2013年にWBCユース王座をジェフリー・アリエンザと争います。この試合では 9ラウンドにダウンを奪われますが 10ラウンドに右をカウンターで決めてそこからストップに持ち込みパワーアップも見せていますね。

そして無敗のまま2015年に内藤律樹の持つ日本スーパーフェザー級王座に挑戦しますが内藤の高い身体能力を攻略できずに2-0の僅差判定負け。初黒星を喫しました。

しかし無敗の内藤を苦戦させた伊藤は次戦で空位のOPBFタイトルを獲得。江藤伸吾や渡邉卓也を相手に防衛を果たして2016年にはWBOアジアパシフィック王座を獲得。そこから3戦連続KOを飾って世界挑戦にこぎつけます。

三浦さんローマンを逆転ボンバーに処す三浦隆司vs.ミゲール・ローマン

殊勲のアメリカでの世界王座獲得

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世界ランクを上げてきた伊藤は世界初挑戦にして初のアメリカデビューを果たします。ワシル・ロマチェンコが返上したWBO世界タイトルの決定戦です。会場はフロリダ州キシミーのシビックセンター。相手はランキング1位のクリストファー・ディアス。

ディアスはここまで無敗のプエルトリカンで身長168センチとこのクラスではやや小柄ながらもパワフルな左右で23勝のうち15KOしてきた強打者。NABO王者でもありプエルトリコ系が多く住むフロリダ州はほとんど地元。伊藤は完全にアウェーでの試合となりました。

2018年7月に行われたこの試合は伊藤が下馬評圧倒的に不利。僕も多分無理だろうなと思っていました。

しかし蓋を開ければとんでもありませんでした。開始からガンガン前に出てフィジカルの強さを生かしてディアスの腕を振り回すスペースを奪う伊藤。パワフルな右を当てて4ラウンドにダウンを奪います!

その後も強烈な右を軸にディアスの顔面を大きく腫らした伊藤は完全にペースを握り敵地のど真ん中で判定勝ち。殊勲の王座獲得を本場のアメリカで果たしました!!

ちなみにディアスは試合後に完敗を認めており伊藤の右の強さに面食らい前に出られなかったことを語っていますね…

殊勲の王座を獲得した伊藤は国内でも大きな話題を呼んでボクシング中継でも度々解説に。甘いマスクもあって人気を博していますね!

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

伊藤殊勲の米国で王座奪取!! 伊藤雅雪vs.クリストファー・ディアス

初防衛戦

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そして王者として迎えた初防衛戦は日本で2018年の年末に行われます。相手は1位のエフゲニー・チュプラコフ。ここまで無敗でWBOインターコンチネンタル王座を保持するロシアの強敵です。

この試合はトリプル世界戦のメインとして行われ、開始から前に出てくるチュプラコフは頭から突っ込んできて伊藤はカットして流血。かなりイライラしていましたね。

それでも接近戦では得意のフィジカルの強さを生かしてチュプラコフは不利と判断。足を使ったボクシングに切り替えますが伊藤が圧力を一気に強めて 7ラウンドには左右フックからのボディブローでチュプラコフはマウスピースを吐き出します…

その後伊藤のパワフルな左右フックに晒されるのを見たチュプラコフのセコンドが試合をストップ!見事に指名挑戦者を退けています!試合後に奥様に声をかけるのがとても印象的で愛妻家なんだなと思いました。

そして2度目の防衛戦は王座を獲得したキシミーで敢行することになります。

鬼のハンマーかよ伊藤雅雪vs.エフゲニー・チュプラコフ

ヘリングとの試合とまさかの王座陥

伊藤は2019年5月にジャメル・ヘリングとの試合が決まります。そしてこの試合はアメリカのフロリダ州キシミー。かつてディアスを下した地でプロモーターのボブ・アラムと契約しての試合となりましたな。

ヘリングはライト級を主戦場としてきたテクニシャンでサウスポー。元オリンピアンの海兵隊でロンドンオリンピックの主将を務めるなどかなりリーダーシップのある男でしたな。

プロに入ってからは思うように活躍できなかったもののアラムと契約して今回のチャンスを掴んできました。彼にはかつて亡くした娘がおりその子の誕生日が伊藤との試合の日になりましたな泣。

そしてこの試合は伊藤がヘリングのテクニックの前に焦りを隠せない試合となります。伊藤はヘリングのジャブと右フックを被弾してしまい焦りから真っ直ぐに出てきますがヘリングにかわされてしまいます。

時折右ボディを当てるなど見せ場を作ったもののヘリングもライト級から下げてきたことでパワーを見せてきて伊藤を寄せ付けずに判定勝ち。伊藤はまさかの王座陥落で番狂わせの敗退となりましたな。

このことから伊藤は日本に帰ってきて進退について迷ったそうですが再起を宣言。日本で復帰戦を行いTKO勝ち。WBC王者のミゲール・ベルチェットへの挑戦を希望しています!

伊藤さん無念の陥落伊藤雅雪vs.ジャメル・ヘリング 試合後のコメントもあり!

伊藤のファイトスタイル

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www.youtube.com

伊藤はめっちゃパワフルです。内藤戦の時はまだ相手の打ち終わりに中間距離からワンツー、右を狙うカウンターパンチが得意でしたが世界戦を境にガンガン前に来て圧力をかけてくるようになりましたね。

最大の武器は右フックとストレートでディアスをダウンさせた右の打ち下ろしはディアスの目をほとんど塞いでしまうほどのパワーがあります。

接近戦のもみ合いでも非常に強く、フィジカル的な強さは群を抜いているのでやや線の細いヘリングにも優位に立ち回れるのではないかと考えております。

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今後期待される試合

伊藤に期待される試合はスーパーフェザー級、ライト級の猛者たちとの試合です。

ライト級とスーパーフェザー級は世界的にも層の厚い階級で素晴らしい選手たちがたくさんいる階級です。伊藤を破ったヘリングだけではなくWBCのミゲール・ベルチェットは激闘王のメキシカン、WBAスーパー王者のガーボンタ・デービスはメイウェザーの後継者とされる強打者でIBF王者のテビン・ファーマーはスリックなサウスポー。WBAレギュラー王者のアンドリュー・カンシオもボディアタックを駆使したラフなアタックを得意とします。

ライト級でもWBA.WBC.WBO統一王者にしてパウンド・フォー・パウンドの1人とされているワシル・ロマチェンコ、IBF王者でガーナの強打者であるリチャード・コミー、コミーの指名挑戦者であるテオフィモ・ロペスも伊藤と同じくトップランクと契約。元王者の肩書きのある伊藤には大きなチャンスが待ち構えています。

まずは再起戦をすると思いますが伊藤ならば彼らのようなグレートなファイターとの対戦の可能性があり対戦すれば世界的な注目を集める試合になりますな。

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まとめと伊藤の今後

いかがでしたでしょうか。日本人としてアメリカでの主君の王座獲得を果たしてくれた伊藤雅雪。確かに王座からは陥落しましたがまだまだチャンスにあふれています。

伊藤の強さはやはり何と言ってもフィジカルの強さ。対戦相手に当たり負けしないパワーと馬力があり接近戦でも強いパンチを打てることが魅力で諦めない姿勢からもアメリカで評価されております。

今後は再び世界を目指すことになりますので夢としては村田諒太とアメリカでダブルヘッダーでダブルの世界タイトルマッチ…ヘリングへのリベンジはもちろんですがライト級に上げてロマチェンコに挑戦とかいろんな選択肢が伊藤にはあります。

敵地で勝ち切るメンタルの強い選手として知られている伊藤には多くの番狂わせを今後も期待してしまいますし彼のいる階級の強豪とやるのならより強くなりより強いメンタルで臨む必要がありますが伊藤ならそれもできると思いますね!

そんな伊藤の海外の試合を見るにはWOWOWがオススメです!他のボクシングのタイトルマッチなども数多く放送されてますので詳しくは下記のリンクからご覧ください!

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

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