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現代を代表するそのセンス溢れる試合で人気を博しているWBO世界スーパーバンタム級チャンピオンのジェシー・マグダレノ!タイミング抜群の右フックを武器とするカウンターパンチャーでメキシコ系のファンに人気ですね!

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そんな彼はスーパーバンタム級王者としてWBO王座を獲得。トップランクと契約しており、ESPNで試合をしておりますがすでに5階級制覇チャンピオンのレジェンドのノニト・ドネアを下すなどかなりの活躍をしております。

マグダレノのスタイルはサウスポースタンスから間合いを取って相手が出てくるところに強烈な右フックをカウンターで打ち込むカウンタースタイル!タイミングの良さは絶妙でスピードに乗った踏み込みもあるので切れ味鋭いパンチで相手を切って落としますね。

キャリアの中では当時5階級制覇チャンピオンでレジェンドとされていたノニト・ドネアを判定勝ちで下してWBOタイトルを獲得。2度目の防衛戦でアイザック・ドグボエの前に力負けしてしまってノックアウト負け。王座から陥落したもののフェザー級にウェイトをあげて2階級制覇に近い位置まで来ています。

日本人も多いフェザー級のチャンピオン候補のマグダレノの試合は多くの日本のファンも注目しています。ということで、マグダレノの試合をより楽しむためにマグダレノの来歴をまとめてみました!!

地味〜に頑張る木こり職人!ダニエル・ローマン!

マグダレノのプロフィール

マグダレノは1991年生まれをアメリカのカリフォルニアのポモラ出身のメキシコ系アメリカ人で現在はラスベガスでトレーニングをしておりますな。

身長は163センチ、リーチは168センチとフェザー級としてもかなり小柄です。しかしその分スピードという点では特筆すべきものがありますね。

アマチュアの頃から活躍していたマグダレノは120勝16敗のレコードを残しております。2009年にはアメリカのナショナルチャンピオンとなっておりナショナルゴールデングローブにも優勝。後にWBAバンタム級スーパーチャンピオンとなるルーシー・ウォーレンや後に井上尚弥にチャレンジするアントニオ・ニエベスに判定勝ちしておりますな。

ちなみに兄のディエゴもプロボクサーでスーパーフェザー級にてローマン・マルティネスに挑戦、ライト級にてテリー・フラナガンに挑戦。テオフィモ・ロペスとも試合をしており、ボクシングファミリーとなりますな。

一瞬のひらめきが放つフィリピンの閃光!ノニト・ドネア!

これまでの実績

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マグダレノは2010年にラスベガスにてプロデビュー。4回戦で初回ノックアウト勝ちを収めています。そこから3試合目まで4回戦ですべてノックアウト勝ちを収めていますね。

4戦目からは6回戦を行って2連続判定勝ち。しかしその後はまたノックアウトしまくりで2012年には8回戦に昇格。NABOのユースタイトルを獲得しています。

2013年にはかつてフライ級でノニト・ドネアに挑んだルイス・マルドナドをノックアウト。2015年に10回戦に昇格します。

そして元WBCユースチャンピオンのバージェル・ネブランを初回ノックアウト。元フィリピンチャンピオンでウーゴ・カサレスとも試合しているレイ・ペレスを7ラウンドで仕留めて世界タイトルマッチを迎えます。

ドネアとの試合王座獲得、陥落

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マグダレノは全戦全勝の戦績を提げてマニー・パッキャオvs.ジェシー・バルガスの前座にてラスベガスにて登場。世界初挑戦を迎えてWBOチャンピオンのノニト・ドネアとの試合を行います。

ドネアはフライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級、フェザー級でタイトルを獲得したフィリピンのカウンターパンチャーで5階級制覇チャンピオン。スーパーバンタム級では2度目のタイトルとなってましたな。

キャリアの中では当時無敗のビック・ダルチニャンを痛烈にノックアウト、後にWBAフライ級チャンピオンとなるエルナン・マルケス、後にIBFフライ級チャンピオンとなるモルティ・ムザラネ、元WBAバンタム級チャンピオンのウラジミール・シドレンコ、3階級制覇チャンピオンのフェルナンド・モンティエル、2階級制覇チャンピオンで当時無敗のオマール・ナルバエス、元WBOスーパーバンタム級チャンピオンのウィルフレド・バスケス、IBFスーパーバンタム級チャンピオンだったジェフリー・マセブラ、WBCスーパーバンタム級名誉チャンピオンだった西岡利晃、WBAフェザー級スーパーチャンピオンのシンピウェ・ビチェカなどを下しております。

負けたのはプロ2試合目の試合とこの試合は拳を骨折。さらにスーパーバンタム級時代にツータイムオリンピック金メダリストのギレルモ・リゴンドー、フェザー級時代に当時無敗のハードパンチャーであるニコラス・ウォータースにノックアウトされてますな。

そしてこの試合はカウンターパンチャー同士の試合となり、ドネアがプレッシャーをかけてくる試合となります。ドネアが前に出てきて右ストレートを振り回してくるとマグダレノはカウンターを狙って激しいペース争いとなりましたがマグダレノのよりハードなパンチが評価されて判定勝ち!レジェンドを下してタイトルを獲得しました。

そして初防衛戦はオスカー・バルデスとヒルベルト・ラミレスの前座でアデリソン・ドス・サントスと対戦。WBOラテンチャンピオンのハードパンチャーですな。

そして試合はマグダレノがサントスを圧倒!開始からスピードで圧倒するとマグダレノがインサイドでフックを決めてサントスはダウン!さらに連打でダウンさせてストップ!強烈な2ラウンドノックアウト勝ちを収めました!

しかしこの試合の後マグダレノ負傷!1年ほどリングを離れてその間に暫定チャンピオンとなるアイザック・ドグボエが誕生。2度目の防衛戦はドグボエとの試合となります。

ドグボエはガーナのハードパンチャーでイギリス国籍。ロンドンオリンピック代表で、清水聡に負けております。ガーナにて歴戦のコンテンダーのセサール・フアレスをけちょんけちょんにしてタイトルを獲得しておりましたな。

そしてこの試合は試合前からドグボエの親父とマグダレノ親父のトラッシュトークで記者会見から大変なことに…ファミリーの威信をかけた試合となります。

そして試合は開始からタイミングの良いマグダレノが左ショートを決めてドグボエが初回にダウン!しかしドグボエは被弾しても構わず左右フックを振り回してきてマグダレノはプレッシャーをかわしきれなくなります。

そしてフックを浴びて5ラウンドにダウン!ピンチを迎えて立て直したものの10ラウンドにまたもストップ寸前に追い込まれて11ラウンドにボディからのラッシュを浴びてダウン!レフェリーがストップをかけて無念の王座陥落。ファミリー対決に敗れて初黒星。さらに強烈な負け方をしたこともあり、一年ほどリングを離れることになります。

マグダレノ屈する…ジェシー・マグダレノvs.アイザック・ドグボエ

ドグボエ戦後の活躍と現在

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マグダレノはドグボエに負けてしまった後一年の時を経てフェザー級にて再起。WBCアメリカ王座決定戦で元WBAスーパーバンタム級チャンピオンのリコ・ラモスと対戦します。

ラモスはプエルトリカンでかつて下田昭文を逆転ノックアウトで下してタイトルを獲得した選手。その後はリゴンドーにけちょんけちょんにされてしまい、フェザー級チャンピオンのヘスス・ケジャールに挑んだものの歯が立ちませんでしたな。

そして試合はスピードに勝るマグダレノがラモスを圧倒!ラモスの動きは少し鈍重で入り際のフックをもらってふらつくシーンもあり、マグダレノが大差判定勝ちでフェザー級デビューを果たします。

そしてマグダレノは次戦でWBAスーパーチャンピオンのレオ・サンタクルスに挑んだ経験のあるラファエル・リベラと対戦。リベラは後にIBFスーパーフェザー級チャンピオンとなるジョセフ・ディアスとも試合をしており、元WBOスーパーバンタム級チャンピオンのウィルフレド・バスケスにも判定勝ちしています。

そして試合はマグダレノがスピードと的確なパンチでリベラをリード!鼻をカットして9ラウンドにはエルボーをもらって右目をカットして続行不能になり負傷判定となりましたがダウンを奪って判定勝ちとなりましたな。

そしてランキングを上げてきたマグダレノは次戦でラスベガスの無観客試合のシリーズに参戦。コンテンダーでハードパンチャーのイェニフェル・ビセンテと対戦します。

試合はマグダレノが切れ味のあるカウンターで1ラウンドと5ラウンドにダウンを奪う展開に!しかしビセンテは開き直ったのかローブローを繰り返してきて何度も減点された末に10ラウンド失格!マグダレノは勝者としてリングを降りて、次戦ではWBOフェザー級王座決定戦の出場が噂されています。

マグダレノ悶絶…ジェシー・マグダレノvs.イェニフェル・ビセンテ

今後期待される試合

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マグダレノに求められている試合は世界タイトルマッチです!

マグダレノのことを止められる、もしくは勝てる相手がいるとしたら世界チャンピオンクラスじゃないと話にならないです。今のフェザー級では間違いなくトップ10にいることは言えますね。

ドグボエに負けたイメージがどうしてもありますがこの人のセンスの高さは一級品。年齢的にも今がピークでそろそろ世界タイトルマッチが待たれておりますね。

マグダレノには今元WBOスーパーバンタム級チャンピオンでドグボエを2度下しているエマヌエル・ナバレッテとの試合が決まりかけており、この試合はWBOフェザー級王座決定戦となりそうです。勢いのあるナバレッテは強敵ですがこの試合に勝てばまだまだ健在ぶりが示せますね。

他にもフェザー級にはIBFチャンピオンで手数の多い無敗のジョシュ・ワーリントンやWBAチャンピオンでタフネスを誇るシュ・チャン、WBCチャンピオンで驚異的なハンドスピードを持つゲーリー・ラッセル・ジュニアがいます。敗れているドグボエやツータイムオリンピアンのマイケル・コンランなども控えておりますのでマグダレノなら誰とやっても面白いマッチアップになりますね!

これは噛み合わないぞ…エマヌエル・ナバレッテvs.ジェシー・マグダレノ予想

マグダレノのファイトスタイル

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マグダレノのスタイルは相手と一定の間合いを保ちながら近づいて来た相手にカウンターをたたき込むスタイル。いわゆるカウンターパンチャーでキレのあるパンチを打ち込みます。

彼の持ち味はタイミングの良さとハンドスピード。サウスポースタンスからの右フックとショートの左が入り際に相手を捉えると相手がダウンしてしまうことがとても多いですね。

そのため試合は常にノックアウトの気配が漂っている緊張感のある試合となります。相手が自分から来ないと左ボディやワンツーを打ち込んでくるので対戦相手からしたら被弾を恐れないメンタルの強さが求められますね。

弱点としてはあまり足が動かないこと。打ち終わりに同じところにいることが多いので押し込まれて捕まることも多いです。フェザー級にあげたことで改善はされてるけどまだ狙い過ぎの気はありますね。

マグダレノ弟はセンス抜群…ジェシー・マグダレノvs.アデイルソン・ドスサントス

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

まとめ

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いかがでしたでしょうか?その驚異的な動体視力の高さとタイミングの良さで相手を切って落とすノックアウトを得意とするジェシー・マグダレノ。足が動かないため苦戦も多いけど爆発力の高さは折り紙付きです。

マグダレノは今のフェザー級では中心の選手の1人です。世界タイトルマッチに最も近いコンテンダーと言えますし、ナバレッテとの王座決定戦が実現すればメキシカン系でタイプの違う良い試合になると思います。

ドグボエには敗れたものの彼もまたフェザー級に上げてきております。ナバレッテはドグボエを下しているのでナバレッテに勝ってタイトルを獲得してその後にドグボエとのリベンジマッチなどをするのも良いかもしれませんね。

他にもフェザー級にはWBCチャンピオンのゲーリー・ラッセル・ジュニアやツータイムオリンピアンのマイケル・コンランがいます。どのトップ選手ともマグダレノはタイプが違うカウンターパンチャーなので組み合わせは面白いですね!

ちなみにそんなマグダレノの試合をテレビで見るにはWOWOWのエキサイトマッチが最適です。過去の試合もリピート放送でされていますし、WOWOWを是非試してみてはいかがでしょうか?

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止まらない弾幕のマシンガン!エマヌエル・ナバレッテ!

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