こんにちは管理人です。
今日は2005年アメリカで行われたWBC.WBAインターナショナル、スーパーフェザー級王座決定戦
エリック・モラレスvs.マニー・パッキャオの一戦です!!
この試合は当時既に3階級を制していたモラレスとに階級を制してきたパッキャオのマッチアップ。
お互いにこの世代最高の軽量級ファイターと見られており、のちに3度対戦することになりますね!
そしてこの試合は試合前日に不可解な採決で体調を崩したパッキャオがモラレスのリーチとアウトボクシングを攻略できずに僅差判定負け…フライ級王座陥落して以来の敗戦となりました…
それではこの試合を振り返ります!!
試合経過
1ラウンド
パッキャオは前に出て左を狙うが、モラレスはワンテンポ遅れてくるような右ボディを当てる。
パッキャオは中盤左を当ててモラレスもすぐさまコンビネーションで応戦してめっちゃ盛り上がる会場。
終盤には左ストレートを痛打してボディにも打ち込むパッキャオがボディでモラレスを効かせる!
2ラウンド
モラレスはスピードには欠けるものの、優れたタイミングでワンツーを序盤当てる。
中盤にもパッキャオのバックステップに合わせてロングの右を当て、パッキャオもワンツーを返すがモラレスはまともにもらわない。
3ラウンド
モラレスのジャブは矢のようでパッキャオの出鼻をくじく。
中盤パッキャオの顔面にモラレスのショートの右が決まってパッキャオはワンツーを返す。
4ラウンド
モラレスは長い右でパッキャオを追い回してパッキャオは強烈な左を当てる。
モラレスは終盤パッキャオをロープに詰めてコンビネーションを当てて、パッキャオも飛び込んでの右ボディを決める。
5ラウンド
モラレスは序盤接近戦で右アッパーを当ててパッキャオは速い左を返す。
モラレスは中盤にもアッパーを当ててより的確にパンチを集める。
パッキャオは右目上をパンチでカットして流血してしまう。
6ラウンド
パッキャオは前進して左を振るが的中率は良くない。
それでも序盤にコンビネーションをまとめてボディを打ち込む。
モラレスは残り1分でジャブからワンツーにつないでパッキャオを下がらせる。
7ラウンド
パッキャオは序盤右フックを当てて、モラレスのボディも叩く。
中盤にはひっぱたくような左ショートをモラレスに決めてアッパーも当てる。
終盤モラレスが右をダブルで決めてひっぱたくような右もガードの外から当てる。
8ラウンド
パッキャオは左ボディを差し込んでモラレスは距離をキープする。
モラレスは終盤ワンツーをロングで決めて矢のようなジャブで距離を取る。
9ラウンド
モラレスはひっぱたくような右を放ってパッキャオの踏み込みを牽制する。
パッキャオの踏み込みはいつもより明らかに少ないが、中盤に右フックを当ててモラレスも接近戦で右フックを当てる。
10ラウンド
モラレスは右をボディに伸ばして長い間合いを保つ。
中盤にはパッキャオをロープに詰めてコンビネーションを放って優勢をアピールする。
パッキャオも残り1分でコンビネーションをまとめてモラレスも打ち返すなど熱戦となる。
11ラウンド
いつもより踏み込めないパッキャオはモラレスの右を被弾する。
モラレスは長い間合いから下がるパッキャオを追い回してパッキャオは終盤コンビネーションをまとめる。
12ラウンド
パッキャオは体を降って左を狙って中盤左フックを決める。
モラレスはスイッチして対抗するがパッキャオは接近戦で右アッパーを当てて右フックもねじ込む。
判定は3人共に115-113の3-0でモラレス!
ちなみに僕の採点も115-113でモラレスでした!!
所感
パッキャオ不調かよ…
モラレスのテクニックは一級品で下がって自分のパンチだけ当てるテクニックはとても高かったし、パッキャオもかなりやりにくそうだった。
それにしてもパッキャオの調子は悪かった。血液検査の話は現場にいなかったのでよくわらないけど本当なのかなと信じてしまうほど動きが悪かったですね…
ちなみにモラレスはこの後パッキャオに2連敗。どちらもKO負けで一度引退しましたが、復帰して4階級制覇。メキシコのレジェンドとして名を刻みましたな。
海外ボクシングの試合を見るならWOWOWがおすすめです!お申し込みは下記のリンクからどうぞ!!