ノッティングヒルの日記人

映画、ボクシング、音楽などの感想を徒然なるままに…

ボクシングマスター・アンドラーデさん格の差を見せつける…デメトリアス・アンドラーデvs.ウォルター・カウトンドクワ

こんにちは管理人です。

今日は2018年10月20日にアメリカボストンで行われたWBO世界ミドル級王座決定戦

デメトリアス・アンドラーデvs.ウォルター・カウトンドクワの一戦です!!

当初この試合はアンドラーデが王者だったビリー・ジョー・サンダースに挑戦するはずだったのですが、サンダースが9月にドーピング陽性…王座を返上して急転直下でカウトンドクワに白羽の矢が立ち決定戦に至りましたな…

 

アンドラーデはここまで2階級を制しておりミドル級でもWBA王座を獲得していました。

カウトンドクワはアフリカを主戦場にする未知の強打者で不気味な存在でしたね。

 

しかし試合はアンドラーデが序盤4度ものダウンを奪い、後半からはロングレンジからカウトンドクワを削り続けて格の差を見せつけての超大差判定勝ち…

見事にWBO王座を獲得し、3度目の世界王者となった!

 

 

それではこの試合を振り返ります!!

 

試合経過

 

1ラウンド

アンドラーデはサウスポースタンスから鋭い右ジャブを伸ばすが主にカウトンドクワを観察しているようだ。

カウトンドクワは踏み込んでワンツーを放つがアンドラーデは見切りがよく当たらない。

ラウンド中盤にはアンドラーデが浅く左ストレートを当て、軽快にリングを回る。

カウトンドクワのパンチは重そうだがアンドラーデとは大きなスピード差があり当たらない。

そして迎えたラウンド残り40秒アンドラーデがカウトンドクワの踏み込みにショートの左を合わせてカウトンドクワはダウン!!

アンドラーデはボディを2発当ててラウンドを締める。

 

 2ラウンド

アンドラーデはロングレンジから左を放り込み間合いを支配する。

カウトンドクワはアンドラーデの鋭い踏み込みに反応できずカウンターの脅威から自分からも手を出しづらい。

アンドラーデは飛び込んで左フックなど自在に当ててスピードの違いを見せつける。

カウトンドクワのフックはダッキングでかわして終盤も左を放り込む。

 

3ラウンド

オーソドックスで戦い始めるアンドラーデ。

右ストレートを放り込んでサウスポーにスイッチする。

カウトンドクワのパンチはしっかりブロックし、入り際にも左アッパーを合わす。

中盤戦やや距離が詰まるがアンドラーデは落ち着いてブロックを固めてクリンチ。

ラウンド残り40秒にはカウトンドクワの右をかわしてサイドに回り込み顎に左ストレートのショートを打ち込む!!バッタリと背中から倒れたカウトンドクワはかなり効いている!!

カウトンドクワはクリンチするがアンドラーデは終了間際にもコンビネーションを放つ。

 

4ラウンド

アンドラーデはダメージの残るカウトンドクワから距離をとってパンチを放り込む。

ラウンド1分過ぎアンドラーデはカウトンドクワが右を放ってきたところに左クロスを合わせてカウトンドクワはまたもダウン!!

ラウンド中盤にはカウトンドクワが右フックを打とうとしたところに左を合わせてまたもダウン!!もはやポイントではコールドゲームほどの差がついている!

前進するカウトンドクワをロングレンジからワンツー主体で押し返してラウンド終了。

 

 5ラウンド

アンドラーデはロングレンジから左ボディを放り込んで突き放す。

中盤にはカウトンドクワの入り際に左ショートを合わせるアンドラーデの動きはキレキレで隙がない。

アンドラーデは絶えず動きながら的を絞らせない。

 

6ラウンド

アンドラーデは左ボディ中心にパンチを放ち、カウトンドクワはカウンターを警戒しすぎて踏み込めない。

アンドラーデはカウトンドクワのフックのうち終わりに右フックを合わせて腹に左ストレートを打ち込みペースを掌握する。

 

7ラウンド

アンドラーデはオーソドックスで左ジャブから右をボディに当てる。

カウトンドクワの踏み込みには大振りのフックを合わせてサウスポーに戻す。

カウトンドクワは右ジャブに右ストレートを合わせるなど工夫するが間合いが遠く当たらない。

ラウンド中盤にはアンドラーデの左ストレートを腹にもらってしまう。

 

8ラウンド

アンドラーデはカウトンドクワにほとんど触れさせずレッスンを施す。

カウトンドクワのガードの外側から右フックを当てて近づくとクリンチされるカウトンドクワは手詰まりな印象。

アンドラーデは動き回りながらジャブをついてカウトンドクワをコントロール。

 

9ラウンド

オーソドックスでラウンドを始めるアンドラーデは鞭のようなワンツーを放り込む。

軽いフットワークでカウトンドクワを寄せ付けずラウンド1分になるとサウスポーに戻し遊んでいるようだ。

その後5発のコンビネーションを放ち左ボディから顔面に右フックを返す。

 

10ラウンド

アンドラーデはラウンド40秒に左ストレートを当ててボディにも放つ。

カウトンドクワを軽くいなして子供扱いするアンドラーデ。

中盤にはジャブをダブルで当てカウトンドクワの踏み込みには左ショートを当てるアンドラーデは効率的だ。

 

11ラウンド

アンドラーデは圧力を強めるカウトンドクワを軽くかわして左ボディを打つ。

ラウンド中盤にはミドル級とは思えない高速のワンツーを当てカウトンドクワを突き放す。

 

 12ラウンド

アンドラーデは集中を切らさず序盤ボディにコンビネーションを放つ。

カウトンドクワはポイント劣勢は分かっているはずなのにラウンド中盤アンドラーデに圧力をかけられ下がってしまう。

ラウンド中盤には軽く右を被弾したアンドラーデがコンビネーションで倍返し。

カウトンドクワに一縷の希望も与えないままゴングカウトンドクワ鳴り響く。

 

採点は1人が119-105.2人が120-104でアンドラーデ!!激戦区のミドル級のタイトルホルダーの一角となった!!

僕の採点では120-104でアンドラーデでした!!

 

所感

 

アンドラーデマジで強ぇ…

サンダースのレミュー戦を思い出しましたね。

あの試合ほとんどレミューに何もさせずに完封したサンダース。

アンドラーデはカウトンドクワにまさに格の違いを見せつけるようにボクシングレッズを施し序盤で無理に踏み込んだら強烈なカウンターを叩き込むことを刻み込み、踏み込めなくなったカウトンドクワをロングレンジから削り続けて全く危なげなく判定勝ち…

アンドラーデにとってはイージーな試合でしたな…

 

うーん、エキサイティングではないんですけどサウスポーのアウトボクサーが好みの僕からしたら完璧な試合でしたね笑笑

 

カウトンドクワは悪いけどこの階級のワールドクラスとの差をかなり感じた試合だったと思います。それを感じたからこそ後半でも出てこれなかったわけですしね。

 

今後は村田ともやって欲しいけどサンダースさんと無敗のサウスポーのアウトボクサー対決を絶対やって欲しいなぁ…

めっちゃつまらん試合になるかもしれないけど見てみたいなぁ…