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現代を代表する重量級ボクサーの1人でめちゃくちゃ鋭いコンビネーションを打ち込んでくる切れ味満点のアンソニー・ディレル。2度もWBCスーパーミドル級タイトルを獲得した一流のファイターです。

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オリンピック銅メダリストのアンドレを兄に持つディレルはレペゼンフリントのハードパンチャー。地元の治安の悪さを変えるためにいろいろな活動をしていることでも知られておりますな。

残念ながら初防衛戦にはどちらも成功していないのですが、負けている相手は後に2階級制覇チャンピオンとなるバドゥ・ジャックと無敗の若手の元チャンピオンであるデビッド・ベナビデス。どちらとも激戦を演じており、実力の高さを見せております。

キャリアの中ではカメルーンのタフなコンテンダーのサキオ・ビカを初戦は引き分けたもののリマッチで下してタイトルを獲得。2度目のタイトルはコンテンダーのアブニ・イルディリムを激戦の末に下して決定戦で獲得。後にIBFチャンピオンとなるカレブ・トゥルーアックスを初回でノックアウトしてますな。

前の試合ではベナビデスとの激戦を9ラウンドストップ負けで落としておりますがおびただしい目の上の出血から立ち続けて猛攻に耐えて打ち返す姿はまさに闘犬。ガッツを見せてタオル投入されたもののタフさも見せましたな。

スタイルとしては足を止めての打ち合いにめちゃくちゃ強いタイプ。上下に打ち込むコンビネーションがとても鋭くて、ラリー・ホームズと少し似ているスタイルと言えるかもしれませんね。

そのコンビネーションは当たれば確実にダメージを与えられる代物なのですが、残念ながらディレルの場合は足があまり動かない…なので間合いを詰められて打ち合いに巻き込まれてインサイドでずるずると打ち合うことが多いですね。中間距離にいる時が最も強いですが接近戦に巻き込まれるのが弱点かな。

ただ、どんな状況でも諦めずに打ち返してきてコンビネーションを打つので試合は激戦になりやすいです。とてもタフでメンタル的にも打たれ強いので試合は常にエキサイティングですね!

ということで、彼の試合をより楽しむためにディレルの来歴をまとめてみました!!

偉大なる父の名を背負うネクスト・ジェネレーション!クリス・ユーバンク・ジュニア


ディレルの戦歴

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ディレルのプロフィール

ディレルは1984年生まれ。ミシガン州のフリントの出身で治安の悪い地元のためにいろんなコミュニティ活動をしておりますな。

ディレルの兄は元IBFスーパーミドル級暫定チャンピオンのアンドレで彼はアテネオリンピックの銅メダリストですね。

身長は188センチでリーチは189センチとこのクラスでもかなりでかいです。彼はなかなかの苦労人で骨肉腫を患い、2007年ごろには治療しておりましたな。

アマチュアの頃から活躍していたディレルは後にウェルター級チャンピオンとなるアンドレ・ベルトとも対戦。2004年のオリンピックの選考会にも出ておりますな。

予想通りの展開やけど予想の何倍か良い試合やな…アンソニー・ディレルvs.アブニ・イルディリム

これまで実績

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ディレルは2005年に21歳でプロデビュー。4回戦で初回ノックアウト勝ちを収めます。そこから3試合は4回戦をこなして4戦目には6回戦で初回ノックアウト勝ちしてますな。

ディレルはそこから4回戦と6回戦をこなして2006年には8回戦でも初回ノックアウト勝ち。2011年頃まで4回戦、6回戦、8回戦で経験を積んでいきます。

そして2011年にはダンテ・クレイグ相手に初めての10回戦。元NBAコンチネンタルチャンピオンのクレイグを5ラウンドにボディで沈めています。

次戦も10回戦で20日後に2ラウンドノックアウト勝ち。そして5か月後にはNABOチャンピオンのレナン・ジャステと12回戦で対戦してジャステが肩を痛めて棄権。TKO勝ちを収めます。

そして8回戦をこなした後ロイ・ジョーンズ・ジュニアとも試合をしているアンソニー・ハンショーと対戦して3ラウンドノックアウト勝ちで引退させ、世界タイトルマッチを無敗のまま迎えます。

フェニックスに灯る危険信号!デビッド・ベナビデス!

ビカとの対戦と王座獲得

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ディレルは2013年に初めての世界タイトルマッチを迎えます。相手はWBCチャンピオンでカメルーン出身のオーストラリア人であるサキオ・ビカとなり、ニューヨークでの試合となります。

ビカはノックアウト負けしたことがないタフさと反則スレスレのラフなアタックをしてくるとても厄介なスタイル。後にミドル級チャンピオンになるサム・ソリマンと痛み分け。WBOチャンピオンだったジョー・カルザゲには善戦したものの判定負けして後にチャンピオンとなるルシアン・ブーテにも苦戦させたものの判定負けしてますな。

そしてスーパー6の番外編にてアンドレ・ウォードに挑んだもののここでも判定負け。しかしここからニコラ・スジェクロカを下してマルコ・アントニオ・ペリバンとの決定戦を制してついにタイトルを獲得しておりましたな。

そして試合は激戦となります。ディレルは優れたハンドスピード、ビカは持ち前のラフなアタックのタイミングで肉薄してディレルは5ラウンドにカウンターでダウンさせます!しけしビカは接近戦に持ち込むと巻き返してきてディレルは後半苦戦!ビカの減点もありましたが結果はドローでディレルは王座獲得に失敗します。

しかし内容が評価されて2人は8ヶ月後にカリフォルニアのスタブハブ・センターにてリマッチ。ショーン・ポーターの前座で出場します。

そして試合はビカが開始から前に出てアグレッシブにくるところにディレルがカウンターのフック、間合いを取ってのジャブで迎撃してリード。的確なパンチを当てて下がるディレルが打ち勝って8ラウンドにビカはローブローで減点されて判定はディレルに!無敗のままチャンピオンとなりました!

闘犬が反則まがいのビカと熱戦…サキオ・ビカvs.アンソニー・ディレル1

陥落と再起

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タイトルの獲得に成功したディレルはいきなり強敵をシカゴにて迎えます。オリンピックザンビア代表でスウェーデン人のバドゥ・ジャックとの対戦です。

ジャックはメイウェザーと仲良しのコンテンダー。特別なものはないもののフィジカルの強さで押し込んできてボディ打ちがとてもうまい後半に強いファイター。デレク・エドワーズに不覚の初回ノックアウト負けを喫した以外は負けたことがないですな。

そして試合はかなりの激戦となります!開始からスピードに勝るディレルはコンビネーションを軸として間合いを取る試合になりリード!しかしジャックはプレッシャーをかけてきて中盤から押し込みまくる試合に!ジャックの接近戦とボディ攻撃をかわしきれないディレルは徐々に押されて僅差判定負け。残念ながら初防衛戦でタイトルを手放します。

ジャックに敗れたディレルは5ヶ月後に再起戦。テキサス州で元WBCミドル級暫定チャンピオンでベテランのマルコ・アントニオ・ルビオとの試合を行います。

ルビオはメキシコのハードパンチャーでケリー・パブリックにも挑戦しているパンチャー。フリオ・セサール・チャベスやゲンナジー・ゴロフキンに敗退してるもののドメニコ・スパダをノックアウトしてタイトルを獲得しており、その前には後にIBFチャンピオンとなるデビッド・レミューをノックアウトして初黒星を与えてますな。

そして試合はコンビネーションとハンドスピードで勝るディレルがアウトボクシング!ディレルのスピードについていけないルビオはポイントを失ってフルマークでディレルが判定勝ち!ルビオはこの試合を最後に引退してますな。

さらにディレルは5ヶ月後にアトランティック・シティにて再起二戦目。かつてWBAミドル級チャンピオンのダニエル・ジェイコブスに挑んで12ラウンドノックアウト負けしてあるコンテンダーのカレブ・トゥルーアックスと試合をします。

トゥルーアックスはタフで知られるしつこさが売りのファイターでしたがディレルは開始早々に右クロスを一閃!2分足らずで一気にストップしてパンチの切れ味を見せつけておりますな。

続いてディレルは7ヶ月後にフロリダにてハンガリーのコンテンダーであるノルベルト・ネメサパチと対戦。元ハンガリーチャンピオンでカラム・スミスとも試合をしているファイターでしたがキリキリ舞いにして6ラウンドに棄権させましたな。

そして10ヶ月後の試合は地元のミシガンでメインイベント。サウスポーのデニス・ダグリンと試合をします。ダグリンはWBCチャンピオンとなるデビッド・ベナビデスやWBAチャンピオンとなるジョージ・グローブスに敗れておりますがディレル相手には肉薄。しかし6ラウンドにディレルのカットが激しくなり負傷判定でディレルが苦戦の末判定勝ちします。

この後ディレルは5ヶ月後にアブラハム・ハンとテキサス州にて試合。元WBCスーパーウェルター級チャンピオンのセルヒオ・モラとも僅差の試合を演じているハンにアウトボクシングを敢行して初回にダウンさせて判定勝ち。ハンはこの試合を最後に引退しておりますな。

ジャックの頭脳プレー冴える…アンソニー・ディレルvs.バドゥ・ジャック

返り咲きとベナビデスとの激戦、陥落

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ディレルは2019年に世界王座返り咲きのチャンスを迎えます。相手はトルコのコンテンダーでインファイターであるアブニ・イルディリム。頭をつけての打ち合いを得意とするブルファイターですね。

ドイツを主戦場としているイルディリムはコンテンダーのマルコ・アントニオ・ペリバン、ベテランのロレンガ・モックなどを撃破。WBSSトーナメントでクリス・ユーバンク・ジュニアにノックアウトされた試合のみが黒星ですな。

試合前から激しく挑発し合っていた試合はディレルの地元と言えるミネアポリスで行われて大激戦に!ディレルはコンビネーションを打ち込んで前半を優位に折り返したもののイルディリムは間合いを詰めてきて巻き返し。インサイドで押し負けかけたものの7ラウンドに目の上をカットして10ラウンドに試合は負傷判定へ!僅差判定はディレルとなり、王座返り咲きを果たしました!

ツータイムチャンピオンとなったディレルは接戦だったことからイルディリムとのリマッチ、休養チャンピオンのデビッド・ベナビデスとの試合を義務付けられるなどなかなかタフなチャンピオンロードとなりますね。

そして半年後。ディレルは2度目の初防衛戦を迎えます。相手は前チャンピオンで無敗の休養チャンピオンのデビッド・ベナビデス。アリゾナ州のハードパンチャーでスーパーミドル級としては圧倒的なサイズを持つファイター。ロナルド・ガブリルを下して最年少でタイトルを獲得しましたな。

しかしマット・コロボフとの試合が決まりながらもドーピング検査で陽性となり、王座剥奪。WBCが温情を見せたので休養チャンピオンとなり、ジェイ・レオン・ラブを下して復活してきましたな。

そしてこの試合はめちゃくちゃすごい激闘になります。ベナビデスは開始から前に出るとディレルはガードの上からワンツーで間合いを保つせめぎあいに。。。しかしベナビデスがジャブを当てるとディレルの古傷が開いて激しく流血。目が見えなくなるディレルを攻めるベナビデスでしたがディレルは必ず打ち返して大熱戦となります。しかし9ラウンドにベナビデスがロープに追い込むとセコンドが試合をストップ!ベナビデスが王座返り咲きを果たしており最後までダウンを拒否したディレルにも大きな拍手が送られました!!

ディレルはこの試合に敗れたもののこの後WBAレギュラーチャンピオンでパウンド・フォー・パウンドキングとされているカネロ・アルバレスとの試合の話が出てきております。実現すれば人生をかけたビッグファイトとなりますね!

流血のディレルと書いて漢と読む…デビッド・ベナビデスvs.アンソニー・ディレル 試合後のコメントもあり!

今後期待される試合

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ディレルに今後期待される試合は世界王者返り咲きをかけた試合です。

すでにアラフォーとなっているディレルはあまり残された時間がないです。おそらく次の世界タイトルマッチのチャンスが最後の返り咲きのチャンスになるのではないかなと思いますね。

激戦を演じたベナビデスの他にはWBAスーパー王者のカラム・スミス、3階級制覇王者でドル箱スターのカネロ・アルバレスがWBAレギュラー王座に君臨、暫定王座にはジョン・ライダーがおります。さらにWBOには無敗の2階級制覇王者のビリー・ジョー・サンダースがおりIBFはディフェンスマスターのカレブ・プラントが君臨。

コンテンダーを見るとまたまた激戦を演じたWBC指名挑戦者のアブニ・イルディリム、元WBAミドル級暫定王者のクリス・ユーバンク・ジュニア、元IBFミドル級王者のデビッド・レミュー、元WBAレギュラー王者のロッキー・フィールディング、元IBF王者のカレブ・トゥルーアックス、元WBOミドル級王者のピーター・キーリン、キーリンを破った元WBOスーパーウェルター級暫定王者のアルフレド・アングロ、WBCミドル級王者のフリオ・セサール・チャベス・ジュニアなど多くのメンツが揃っていますね。

ディレルにはベナビデスとのリベンジマッチをやっと欲しいですが、カネロ・アルバレスとやる可能性もあるという話もあるのでこの試合をやれるならキャリア最大の試合となることは間違いないですね!

こーれはスーパーミドル級最強やわ…カラム・スミスvs.ハッサン・ヌダン・ヌジカム 試合後のコメントもあり!

ディレルのファイトスタイル

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ディレルのボクシングは中間距離に陣取って目にも止まらないスピードのコンビネーションを上下に打ち込んでくるアウトボクサースタイル。パンチのキレが素晴らしく、顔面と急所を的確に射抜いてきますね。

ハンドスピードに優れる点と勝利の後にバック転を決めるなど身体能力もとても高いです。スピードに頼っているところはありますがアラフォーであることを考えると相当高い身体能力を持ってることが特徴として挙げられますね!

しかもタフなベナビデスと渡り合ったようにめちゃくちゃタフです。いつストップされてもおかしくない状況でしたが耐えてダウンを拒否している点も夥しい出血の中打ち返すガッツが彼の最も優れた点と言えますね。

弱点といえばやはり足があまり動かずに打ち終わりに同じ場所にいること。そのため試合の中盤あたりからは相手に間合いを詰められて接戦に持ち込まれることが多いですね。彼のハンドスピードフットワークが合わされば鬼に金棒ですが、足が使えないところも激戦のスパイクとなってますね。

若きベナビデスが王者の証明…デビッド・ベナビデスvs.ロナルド・ガブリル2

まとめ

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いかがでしたでしょうか?パンチをもらって押し込まれても打ち返してきてガッツを見せて噛み付いてくるディレル。コンビネーションを打ち込むスピードとパンチのキレはこの階級でも随一です。

スーパーミドル級近辺のウェイトではWBAスーパー王者のカラム・スミス、元WBAレギュラー王者のロッキー・フィールディング、元WBAミドル級暫定王者のクリス・ユーバンク・ジュニアや無敗の2階級制覇王者でWBO王者のビリー・ジョー・サンダース、WBA暫定王者のジョン・ライダーなどがおり、英国人が幅を利かせている状況です。

しかしディレルが所属しているアメリカのPBCでもIBF王者でディフェンスマスターのカレブ・プラント、WBCチャンピオンでディレルと激戦を繰り広げたデビッド・ベナビデス、IBF王者のホセ・ウスカテギ、元IBF王者のカレブ・トゥルーアックス、元WBOミドル級王者のピーター・キーリン、キーリンを激闘の末に破った元WBO世界スーパーウェルター級暫定王者のアルフレド・アングロなど多くの才能ある相手がゴロゴロおります。誰と試合をすることになってもディレルなら良い試合ができそうですね。

それにディレルにはスーパースターであるカネロ・アルバレスとの試合の噂があります。実現すればディレルのファイターとしての人生を賭けて臨む大一番となりますのでかなり注目される試合となりそうですね!

ちなみに今後のビッグマッチが確実視されるディレルの試合をテレビで見るにはWOWOWのエキサイトマッチが最適です。過去の試合もリピート放送でされていますし、以下のリンクからWOWOWを是非試してみてはいかがでしょうか?

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