かのフロイド・メイウェザーさんからそのセンスを絶賛されている元WBOスーパーバンタム級チャンピオンのアンジェロ・レオ。シャープなボクシングから前に出て馬力あふれるファイトまでこなせるやり手のボクサーです。
そんな彼はスーパーバンタム級王者としてWBO王座を獲得。メイウェザープロモーションズと契約しており、SHOWTIMEで試合をしておりメインイベントを務めるなどかなり期待されている存在です。
レオのスタイルはサウスポースタンスから相手と中間距離にあい見えてシャープなジャブとクロスを打ち込んでくるスタイル。基本的にはアウトボクサーですが、前に出て相手を押し込むほどの馬力とフィジカルの強さを持つ万能型のファイターです。
キャリアの中では5階級制覇チャンピオンのノニト・ドネアを苦戦させていたコンテンダーのセサール・フアレスを鮮やかにノックアウト。さらにWBO王座決定戦で無敗だったトラメイン・ウィリアムスを押し込みまくって判定勝ち。見事に無敗のままタイトルを獲得していますがステファン・フルトンとの白熱の試合の末に敗れておりますな。
日本人も多いスーパーバンタム級のチャンピオンであるレオの試合は多くの日本のファンも注目しています。ということで、レオの試合をより楽しむためにレオの来歴をまとめてみました!!
レオのプロフィール
レオは1994年生まれ。アメリカのニューメキシコ州のアルバカーキに生まれており、アルバカーキをレペゼンしておりますな。
レオはアマチュアとして優秀のレコードを残したわけではないようで、国際大会での記録などは特に伝わっておりません。
しかし才能のあるレオはかの5階級制覇チャンピオンのフロイド・メイウェザー・ジュニアにその才能を見込まれてメイウェザープロモーションズと契約。ラスベガスを主戦場としてトレーニングをしておりますな。
レオは2012年にアルバカーキにてプロデビュー。4回戦を行っており、苦戦しているものの2-0に判定でプロデビューしていますね。
レオは4試合目までは4回戦をこなして5試合目からは6回戦。2016年にはメキシコでの試合を3度経験していますね。
2018年には8回戦を行って、メイウェザープロモーションと契約。ラスベガスを主戦場にするようになります。
2019年には元WBOオリエンタルチャンピオンのニール・ジョン・タバナオと対戦してフルマークの判定勝ち。世界ランキングを手にします。
そして次戦では元OPBFバンタム級チャンピオンで後にWBCバンタム級暫定チャンピオンとなる井上拓真とも対戦しているマーク・ジョン・ヤップと対戦。キャリアのある相手にアウトボクシングして判定勝ち。世界が照準となります。
スター候補になりそうなレオさん…アンヘル・レオvs.セサール・フアレス
フアレスとの試合と王座獲得
レオは全戦全勝のレコードを持って2019年12月にアトランタにて、ガーボンタ・デービスvs.ユリオルキス・ガンボアのビッグファイトのアンダーカードに登場。コンテンダーでベテランのセサール・フアレスとの試合を行います。
フアレスはメキシカンコンテンダーでインファイター。とにかくプレッシャーをかけて押し込むとコンビネーションのフックを迷いなく振り抜いてくるパンチャーで5階級制覇チャンピオンのノニト・ドネアを苦戦させております。アイザック・ドグボエにはノックアウト負けしてますが2度の世界タイトル挑戦の経験がありますな。
そして試合はレオがスピードとシャープさでフアレスを圧倒!6ラウンドにカウンターで2度ダウンさせるとポイントでも圧倒して11ラウンドに強烈なクロスを決めるとフアレスはまたもダウン!レフェリーがストップしてキャリアハイの勝利を挙げます!
フアレスに勝ったことを受けてレオはWBOランキングを上げて、空位となった王座決定戦に出ることになります。相手は当初IBOチャンピオンのステファン・フルトンだったもののフルトンがコロナウイルスで陽性となり、アンダーカードに出る予定だったトラメイン・ウィリアムスとの試合となります。
ウィリアムスはここまで無敗のサウスポーでカウンターパンチャー。下がりながらカウンターを返すアウトボクサーで半身になって構えるためパンチが当てにくいスタイルですね。USBAタイトルやNABOタイトルを獲得しております。
そして試合はレオがウィリアムスに向かってアグレッシブに押し込んでボディを連打する試合に!ウィリアムスもカウンターを返したもののレオは手数とアグレッシブさで圧倒して12ラウンド押し込むスタミナと馬力を発揮!大差判定勝ちをあげてスーパーバンタム級チャンピオンとなりました!
フルトンとやっても変わらなかったよね…アンヘロ・レオvs.トラメイン・ウィリアムス
そして初防衛戦は対戦するはずだったフルトンで決定!お互いに因縁があるので決着をつけてほしいですね。
そしてこの試合は開始から前に出てくるレオにフルトンがよりシャープなパンチと正確なジャブで迎え撃つ激戦に!ノンストップのアクションファイトとなりましたが、フルトンのより正確なパンチがポイントを集めて無敗のまま王座を獲得しました!
最高のキックオフや…アンジェロ・レオvs.ステファン・フルトン
今後期待される試合
レオに求められている試合は王座返り咲きをかけた試合です!
レオのことを止められる、もしくは勝てる相手がいるとしたら世界チャンピオンクラスじゃないと話にならないです。今のスーパーバンタム級では間違いなくトップ10にいることは言えますね。
まだ名のある相手を下しているわけではありませんが、そもそもスーパーバンタム級は層が薄く、レオはチャンピオンの中でも中堅クラスです。ステファン・フルトンには敗れましたがフルトンへのリベンジか他のチャンピオンを倒しに行く気概を見せてほしいですね。
スーパーバンタム級にはWBA.IBFチャンピオンのムロジョン・アフマダリエフ、WBCチャンピオンのレイ・バルガスがいます。バルガスとは同じプラットフォームなので試合の可能性があると言えますね。
他にも元WBA.IBFチャンピオンのダニエル・ローマンやIBF暫定チャンピオンの岩佐亮佑、元IBFバンタム級チャンピオンのエマヌエル・ロドリゲス、元WBCバンタム級チャンピオンのルイス・ネリがいます。レオなら誰と試合をしたとしても良い試合になるので見てみたいですね。
レオのファイトスタイル
レオのスタイルは万能型。フアレスのように前にくる相手にはアウトボクシング、ウィリアムスのように下がる相手には押し込みまくるインファイトもできるオールラウンダーです。
彼の持ち味はタイミングの良さとハンドスピード、馬力サウスポースタンスの選手としては珍しいほどいろんなことができてるので穴がないです。飛び抜けたものはないけど崩しにくいタイプですね。
パワーに優れているわけではないですがフアレスをノックアウトしたクロスやウィリアムスを押し込んだ絶え間ないボディはかなり厄介です。常に前に出る試合を12ラウンドやり遂げるスタミナも厄介ですね。
弱点としては飛び抜けたものがないこと。センスは確かにあるものの飛び抜けた武器がないので身体能力やスピード、パワーに一点特化した相手にならやられてしまう可能性が高そうですね。
こいつなんでパウンド・フォーパウンドじゃねぇんだよ…井上尚弥vs.エマヌエル・ロドリゲス試合後のコメント、ドネアのコメントもあり!
まとめ
いかがでしたでしょうか?そのセンスの高さと豊富な練習量に裏打ちされたオールラウンドな試合運びでチャンピオンとなったアンジェロ・レオ。スター候補として輝いておりますな。
レオは今のスーパーバンタム級では中心の選手の1人です。チャンピオンクラスに乏しいこのクラスではビッグファイトが少ないかもしれないけど逆に言えば統一戦が起こりやすいと言えるかもしれません。
個人的に見たい試合はWBCチャンピオンのレイ・バルガスとの試合。長いリーチを持つバルガスですがインサイドでは弱いためレオが押し込めば勝てるのではないかなと思います。
そして試合に勝った方がWBA.IBFチャンピオンのアフマダリエフとの統一戦でスーパーバンタム級史上初の4団体統一戦。レオにはその試合に出る権利がありますし、この人ならば今後長い期間にわたって世界のトップで活躍できると思います。
ちなみにそんなレオの試合をテレビで見るにはWOWOWのエキサイトマッチが最適です。過去の試合もリピート放送でされていますし、WOWOWを是非試してみてはいかがでしょうか?