こんにちは管理人です。
今日は2020年に行われる予定のWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
王者ミゲール・ベルチェットvs.オスカー・バルデスの一戦を予想します!!
ヘリングさんキャリアハイへ・・・ジャメル・ヘリングvs.カール・フランプトン予想
この試合はベルチェットの7度目の防衛戦ですね!
両者の紹介
ミゲール・ベルチェットについて
ベルチェルトはメキシコのキンタナ・ロー州生まれの27歳。170センチの身長ながら180センチのリーチを持ち驚異的な運動量とパワーを誇るかなり評価の高いチャンピオンです。
ここまでのレコードは36勝のうち32KO1敗。これまでのキャリアでWBOの暫定王座も手にして実績ではこのクラス最強と言えますね。おり、スーパーフェザー級二冠王者でもあります。
これまでの防衛戦では日本の三浦隆司を12ラウンドアウトボクシングで判定で下した試合。元王者のビクター・バロスを3ラウンドKOで下した試合、激闘王のミゲール・ローマンを 9ラウンドでKOした試合などその強さはロマチェンコが去ったこの階級最強とも言われるほどの充実度を見せておりますな。
さらにかつて世界タイトルを奪った相手である激闘王のフランシスコ・バルガスと対戦してバルガスを何発もパンチでひっぱたいて6ラウンド終了TKO勝ち。盤石の強さを見せております。
前回の試合では元WBAチャンピオンのジェイソン・ソーサと対戦して激しい打ち合いとなりましたがベルチェットがボディを効かせて4ラウンドストップ。スーパーフェザー級最強の名を欲しいままにしています。
選手としての特徴はオーソドックスの構えから強烈な左ボディを中心に長いワンツーも打ち込むコンビネーションパンチャーで長いリーチをうまく畳んで接近戦でもパンチをねじ込み、特にガードの外から飛んでくる左右フックはめちゃくちゃ強い。
スタミナもかなり豊富でバルガス戦では正面に立たずにコンビネーションを放ち続けてバルガスの突進をかわす完璧な試合運び。三浦戦でも常に足を使って三浦の左を外し続けるなど戦い方もかなりバリエーション豊富なやりにくい相手ですな。
凄い中身詰まった4ラウンドやったな・・・ミゲール・ベルチェットvs.ジェイソン・ソーサ
オスカー・バルデスについて
バルデスは1990年生まれの29歳。メキシコのソノラ州出身で現在も在住。トランクスにもソノラと入っておりますな。アマチュア時代には2度のオリンピックを経験しています。
ここまでの戦績は27勝21KO無敗。かなりの強打者として知られており、KO率は80%。メキシカン特有のボディブローが得意で復帰戦のトマソン戦もボディで最後は仕留めましたな。
ここまでのキャリアで元IBF王者のエフゲニー・グラドビッチ、ウォータースに善戦したミゲール・マリアガ、フィリピンのジェネシス・セルバニア、元WBAスーパーバンタム級王者のスコット・クイッグを下してきており経験ではグティエレスを大きく上回りますな。
バルデスは昨年のクイッグ戦に判定勝ちしたものの顎の骨を骨折して歯も失ったため長期離脱。2019年の2月にトマソンを下して復帰して元WBO暫定王座を保持していたカール・フランプトンとの対戦が期待されてましたがスーパーフェザー級に上げたことでなくなりましたな笑笑。
さらにWBOフェザー級の防衛線としてサンチェスをダウンさせた末の激闘で下しており復活してから2連勝して王座を返上。スーパーフェザー級にきましたな。
しかしスーパーフェザー級デビュー戦は大苦戦。フェザー級プロスペクトのアダム・ロペスとそもそもの対戦相手がウェイトオーバーしたことで急遽対戦しましたな。
そしてこの試合ではロペスが長いジャブをついて2ラウンドにダウンを奪うまさかの展開に!しかしバルデスは7ラウンドに左フックを効かせてダウンさせてストップに持ち込むなど詰めの鋭さを見せましたな。
選手としての特徴は前に出てワンツーを振り、間合いを詰めると左右フックを連打してくるファイター。左フックのリードが特にうまく、インサイドを走るフックで相手を効かせてロープに詰めてストップに持ち込むのが必勝パターンですな。
前に出るだけではなく足を使って間合いを取るボクシングもできればメキシカン特有の左ボディも強烈。左フックを軸に最短距離でガードの外から撃ち抜けばベルチェットを効かせるシーンもありそう。
なんか早かったけど面白かった…オスカー・バルデスvs.アダム・ロペス
試合予想
今回の予想ですがベルチェットの8ラウンドKO勝ちでいきたいと思います!
多分この試合は激闘になる。ただポイントの上ではベルチェットの一方的な試合になってバルデスはダメージを蓄積してしまい、ストップされることになると思う。
バルデスはフェザー級でも小さかったのにスーパーフェザー級だと明らかに小さい。パワーは通用するのは間違い無いけどベルチェットのリーチとパワーに対応できますか?という話になる。
そして多分できないと思う。ベルチェットが間合いを取る展開になると思うからバルデスは前に出てくるとどうしても被弾が増える。ベルチェットは手を出しながらサイドに回る試合になるかな。
イメージベルチェットと三浦の試合。あの試合では前に来る三浦にコンビネーションを当てて下がってを繰り返していた。バルデスは下から攻めたいけどその前に三浦ほどのタフさも無い。
バルデスはディフェンスがそんなに良くないし、どうしてもパンチを被弾する。ベルチェットのパンチはかなり重いし、バルデスは耐え切れないのでは無いかな。
そしてダメージが蓄積したバルデスは左右フックで打ち合うものの被弾を重ねて8ラウンドに動きが止まって一気に連打をくらってストップ!ベルチェットがキャリアハイの勝利をあげると思いますね。
まぁバルデスはフェザー級に戻った方が良い。ヘリングにも近づけないまま終わらされそうだしスーパーフェザー級はちょっと無謀なように感じるな。
まぁこの試合はそれでもメキシカンにとってはかなりのビッグファイトになる。好戦的な2人だからかなりいい試合になると思うし、実現してくれるのはいいことですけどね。
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