adsense
adsense
pickup

ウェルター級でWBAベルトを獲得し、その破壊的なパンチと硬いブロックで一世を風靡したアイク・クォーティさん。アフリカのチャンピオンの中でも格の高いチャンピオンとして知られております。

ソース画像を表示

クォーティはオーソドックスのカウンターパンチャー。脅威的なスピードを持つハードパンチャーであり、相手にダメージを与えた途端にどんどんコンビネーションを打ち込んで一気にストップまで持ち込んでくる攻撃力の高さが売りで現役時代に多くの激戦を残しておりますな。

キャリアの中ではWBAタイトルを獲得しレジェンクラスの相手とも対戦。アフリカのファイターとしては信じられないほどの注目を集めて多額のファイトマネーを手にしており、伝説的な試合をしてきておりますね。

倒してきた相手はチャンピオンだったクリサント・エスパーニャ、後にチャンピオンとなるビンス・フィリップス、トップコンテンダーのオーバ・カー、元IBF.WBOスーパーウェルター級チャンピオンのバーノ・フィリップスなどを下してますね。

負けた試合はスーパースターのオスカー・デラホーヤとの統一戦、無敗だったIBFスーパーウェルター級チャンピオンのフェルナンド・バルガスとの試合、元ウェルター級統一チャンピオンのバーノン・フォレストとの試合、元スーパーウェルター級統一チャンピオンのウィンキー・ライトとの試合のみで全て判定で負けてますね。

スタイルはとにかく高いガードで中間距離に陣取ると鋭いジャブを打ち込んでくるスタイル。このパンチはとても硬くて右ストレートはバズーカと形容されるほどの破壊力を秘めておりましたな。

ビッグネームに勝つことはできなかったものの防衛戦ではジャブだけで相手の顔面を破壊するなど信じられないほどのパワーを持っていましたな。今でも彼の試合は世界中で人気があります。

そんなクォーティの試合をより楽しむためにこれまでの来歴もまとめてみました!!

大人の色気漂ういぶし銀…ウィンキー・ライト!

クォーティの戦歴

ソース画像を表示

クォーティのプロフィール

クォーティは1969年生まれ。ガーナのアクラに生まれており、現在も家族で在住。その破壊的なハードパンチからバズーカというニックネームがついてますな。

身長171センチでリーチも180センチもあるクォーティはウェルター級としては当時かなり小柄。しかしパワー、ハンドスピード、タイミングを駆使しておりましたな。

クォーティは27人兄弟の末っ子らしく、兄のアイザックさんは1960年のオリンピックで銀メダリストとなっておりますな。ちなみに子供の頃から喧嘩に明け暮れていたらしく、アズマー・ネルソンと同じジムにいたそうです。

アマチュアとしても活躍していたクォーティは50勝4敗のレコードを残しております。1988年のソウルオリンピックにもガーナ代表で出ておりますね。

ジャブだけで圧倒…アイク・クォーティvs. 朴政吾

ここまでの実績

ソース画像を表示

クォーティは1988年にガーナにてプロデビュー。6回戦をノックアウト勝ちでクリアしてデビューを果たします。

3戦目には8回戦、5戦目には10回戦を行って8戦目でガーナのタイトル、9戦目でアフリカ連合のタイトルを獲得。1991年にはアメリカに参戦しています。

1992年にはWBCインターナショナル王座を獲得しており世界ランキング入り。メキシコにも参戦して防衛を果たし1993年からは拠点をフランスに移し、全勝のまま世界タイトルマッチを迎えます。

フィニッシュ力が違うわ…クリサント・エスパーニャvs.アイク・クォーティ

王者時代と防衛戦

ソース画像を表示

クォーティは1994年の初の世界タイトルマッチを無敗のまま迎えます。相手はベネズエラのパンチャーでイングランドを主戦場としているWBAチャンピオンのクリサノ・エスパーニャ。メルドリック・テイラーをノックアウトしている強豪ですね。

そしてこの試合は開始からクォーティが前に出てきてエスパーニャがコンビネーションを放って間合いを取る展開に!どちらのパンチも当たって白熱の攻防となりましたが11ラウンドにクォーティの右が炸裂してエスパーニャはダウン!さらにワンツーで横倒しになり、クォーティが決定力の高さを見せました!

そしてクォーティは初防衛戦にてフランスでアルベルト・コルテスと対戦。コルテスはアルゼンチンのコンテンダーでかつてフリオ・セサール・チャベスに挑んでいるベテランコンテンダー。アマチュアとしてもパンアメリカンゲームに出ているなどエリートでしたな。

そしてこの試合は開始からクォーティが前に出てきてコルテスが手数を出してすぐに下がる展開に!しかしクォーティのプレッシャーをかわせなくなったコルテスは5ラウンドにフックを当てられて背を向け、右アッパーでダウン!セコンドが試合を止めました!

クォーティはその後ノンタイトルをクリアして2度目の防衛戦。朴はソウルのハードパンチャーでコリアンファイター。身長180センチととても長身で元OPBF東洋太平洋チャンピオン。日本での試合経験もあり、12度の防衛をしてきていた名チャンピオンですな。

そしてこの試合は開始から朴が前に出てきてプレッシャーをかけるもののクォーティは余裕でジャブとアッパーを駆使してリード!朴はかなり頑張ったものの4ラウンドに顔が変形してしまい、ジャブをガンガンもらってレフェリーがストップしました!

クォーティは3度目の防衛戦ではフランスに帰還。アンドリュー・マーフィーとの試合を行うことになります。マレーはガイアナのボクサーでハードパンチャー。ジョージタウン出身のサウスポーでありコモンウェルスタイトルを獲得しているコンテンダー。1990年に負けて以来無敗でここまで辿り着きましたな。

そしてこの試合は開始からクォーティが右のカウンターを当ててダウンさせる展開に!マレーはサイドに動き回っていたもののジャブを外せずに被弾を重ねて4ラウンドに左目尻をカット!ドクターストップとなりました!

クォーティはその後ノンタイトルをクリアしてベリーズに参戦。フィリップスはペンサコーラを主戦場としているボクサーでハードパンチャー。IBFインターコンチネンタルタイトルを獲得しており、一度ノックアウト負けしたものの現在6連勝しておりますな。

そしてこの試合は開始からフィリップスがアグレッシブに出てきてクォーティも応戦するとてもハイペースな打ち合いに!しかしクォーティはその中でもクレバーに打ち終わりにカウンターを決めて3ラウンドに右を効かせてダウンさせると追撃で一気にストップ!速攻を跳ね返しました!

そしてクォーティは半年後にアメリカのニューヨークに参戦。トップコンテンダーのオーバ・カーと対戦します。カーはかつてIBFチャンピオンのトリニダードに挑んでダウンさせたものの8ラウンドノックアウト負け。デトロイトのクロンクジムのファイターで最も世界に近いコンテンダーとされる実力派です。

そしてこの試合は開始から前に出るクォーティと手数で攻めるカーの構図となりかなり採点の微妙な試合となります。カーは度重なるローブローで減点されて、クォーティは11ラウンドにスリップ気味のダウンを喫した末にクォーティが判定勝ち!カーを退けました!

クォーティはこの後半年後にラスベガスに参戦。コンテンダーのラルフ・ジョーンズと対戦します。ジョーンズはピッツバーグのコンテンダーでハードパンチャー。今回が世界タイトルマッチ初挑戦となりますな。1993年から負けなしで来ており1994年から全ての試合にノックアウト勝ちしておりますね。

そしてこの試合は初回からクォーティが硬質なパンチを前に出てくるジョーンズに当てて2度ダウンさせる展開に!ジョーンズはよく立ち上がって食い下がったものの5ラウンドに右をまともにもらうとよろめいてダウン!ノーカウントでストップとなりました!

そしてクォーティは半年後にコネチカット州に参戦。ロペスはメキシコのハードパンチャーで元WBOチャンピオン。ルイス・ラモン・カンパスをノックアウトするなど活躍しており王座を返上した後も負けておらず4年間負けなしできてますな。

そしてこの試合は開始からクォーティが鋭いジャブをつくもののロペスは2ラウンドにカウンターのフックでダウンさせる展開に!その後も前に出てくるロペスに苦戦したクォーティは11ラウンドに右を浴びてダウンするピンチ!なんとかドローで切り抜けましたが強さに綻びが見えましたね。

この頃にはビッグネームとなっていたクォーティはついにこの後ビッグファイトを引き当てることになります。

ハイペースな攻防や…アイク・クォーティvs.ビンス・フィリップス

デラホーヤ戦とバルガス戦

ソース画像を表示

クォーティはこの後1年3ヶ月ぶりの試合でビッグファイトを迎えます。WBA王座を返上してのWBCチャンピオンのオスカー・デラホーヤへのチャレンジです。

デラホーヤはスーパーフェザー級、ライト級、スーパーライト級、ウェルター級を獲得している無敗のスーパースター。IBFスーパーフェザー級チャンピオンのジョン・ジョン・モリナ、元チャンピオンのホルヘ・パエス、元WBC世界スーパーフェザー級チャンピオンのジェシー・ジェームズ・レイハ、元3階級制覇チャンピオンのフリオ・セサール・チャベス、元WBCライト級チャンピオンのミゲール・ゴンサレス、4階級制覇チャンピオンのパーネル・ウィテカー、3階級制覇チャンピオンのヘクター・カマチョを下しておりますな。

そしてこの試合は実力伯仲の好勝負に。クォーティの長い間合いから放たれる右ストレートをどうしても攻略しきれないデラホーヤでしたが混戦の中で左フックで値千金のダウンを奪い僅差判定勝ち!スターの底力を見せつけましたね!!

議論を呼ぶ判定の末に敗れたクォーティでしたがもちろん評価は下げず、すぐにチャンスを与えられることになります。

そして迎えた試合は一年2ヶ月後。ウェイトを上げてIBFスーパーウェルター級チャンピオンでアトランタオリンピック代表のフェルナンド・バルガスとの対戦になります。

バルガスはルイス・カンポスをノックアウトしてオールノックアウトのまま世界タイトルを獲得したハードパンチャー。獰猛なフィニッシュ力が話題となっている人気者ですがカウンターのスキルも高いですね。キャリアの中では元IBFチャンピオンのラウル・マルケス、元WBOチャンピオンのウィンキー・ライトを下しております。

そして試合は前に出てくるクォーティによりタイミングの良いパンチを当てるバルガスがリード!インサイドでのボディを効果的に当ててクォーティも9ラウンドにワンツーを当ててチャンスを迎えましたがバルガスが乗り越えて判定勝ち。ビッグネームをまたも下します!

クォーティはこの試合の後残念ながら現役を引退。ガーナに帰って静かに時を過ごすことになります。

デラホーヤさんのベストバウトの1つのはずだ…オスカー・デラホーヤvs.アイク・クォーティ

5年振りの復帰と引退

ソース画像を表示

クォーティは5年後にリングにカムバック。ミドル級としてカムバックしてきてアクラでクリント・マクネイルをストップしてカムバックします。

そして次戦は元IBF.WBOスーパーウェルター級チャンピオンでベリーズのハードパンチャーのバーノ・フィリップスと対戦。フィリップスはスリータイムチャンピオンのベテランでコリー・スピンクスやルペ・アキノに勝利しておりますな。

そしてこの試合は開始からフィリップスが元気よくフックを放ってクォーティをふらつかせる展開に!しかしクォーティは中盤をジャブで支配してリード。しかーし、9ラウンドにフックを受けてダウンするなど白熱の展開の末にクォーティが中盤の貯金を守り切りました!

辛くも勝利したクォーティは次戦でラスベガスに見参。コンテンダーのカルロス・ボホルケスとの試合を迎えます。ボホルケスはメキシコのハードパンチャーでカリフォルニアを主戦場としているベテランコンテンダー。かつてIBFタイトルをかけてバーノ・フィリップスと試合をしてノックアウト負けしておりますな。

そしてこの試合は開始から前に出てくるボホルケスにクォーティがカウンターと得意のジャブを当ててリードする展開に!クォーティは徐々にダメージを蓄積させて10ラウンドにボホルケスがフックで棒立ちになるとストップとなりました!

再起後三連勝したクォーティは次戦でスーパーウェルター級のウェイトで元IBF.WBCウェルター級チャンピオンでバルセロナオリンピック代表のバーノン・フォレストと対戦。フォレストは身長183センチのロングマンでハードパンチャー。シェーン・モズリーに初黒星を与えており、リマッチでも勝利。リカルド・マヨルガにノックアウトされてリマッチでも判定負け。2年の時を経てカムバックしておりましたな。

そしてこの試合は間合いが長いフォレストとよりパワーのあるクォーティの実力伯仲のジャブ対決に!しかしフォレストが回転力と出てくるところに合わせるアッパーで徐々にリードして突き放し、減点を乗り越えて判定勝ちしました!

敗戦となったクォーティでしたがカムバック。ミドル級のウェイトで元スーパーウェルター級統一チャンピオンでグランドスラム達成者のウィンキー・ライトとの試合をやることになります。

ライトはサウスポーのアウトボクサーでブロンコ・マッカートや3階級制覇チャンピオンのシェーン・モズリーに2度判定勝ち。負けて試合はWBAチャンピオンだったフリオ・セサール・バスケスとWBOチャンピオン時代のサイモン・ブラウンとの敵地で行われた防衛戦、IBFチャンピオンだったフェルナンド・バルガスに惜敗した試合のみの一流ですね。ミドル級統一チャンピオンのジャーメイン・テイラーと引き分けております。

そしてこの試合はライトが開始から淡々とジャブと左を軸にポイントアウト!クォーティを2度ダウンさせて安定の試合運びを見せます。クォーティは食い下がっていつもよりも手数を出したものの及ばず判定負け。この試合を最後に現役を退きましたな。

何も起こらせない強さ…ウィンキー・ライトvs.アイク・クォーティ

クォーティのファイトスタイル

ソース画像を表示

クォーティのスタイルはオーソドックススタンスでガードを固めて中間距離に佇んで間合いを保つと鋭いジャブを放ってくるスタイル。なので初回や序盤は比較的大人しい立ち上がりになりますな。

しかしこの人の本領はジャブで相手を崩してから。相手にダメージを与えると一気に出てきて左右フックを打ち込んでストップに持ち込んでくる決定力の高さも持ちます。

クォーティの特徴はとにかくパワーとハンドスピードが凄まじいこと。相手に効かせる初撃はジャブが多く、相手にこのパンチでダメージを与えてそのまま重いパンチでストップしてくる攻撃力の高さと鉄壁のディフェンスが売りですね。

弱点は攻防分離であること。ガードの外から思わぬカウンターを喰らってダウンする展開はよくあります。しかし必ず立ち上がって打ち返してくるタフさを持つので試合はとても人気がありますね!

モーターシティは不憫…アイク・クォーティvs.オーバ・カー

まとめ

ソース画像を表示

いかがでしたでしょうか?多くのレジェンドと拳を交えてキャリアの中で激戦区のウェルター級のWBAのタイトルを獲得する素晴らしい功績を残しているアイク・クォーティ鋭いパンチを武器にデラホーヤを大いに追い詰めたことで知られております。

多くのスターが存在した1990年台後半から2000年に特に活躍したバクォーティはデラホーヤのようなスーパースターには勝てませんでしたがみんなの記憶に残るような試合をしております。彼の試合は手に汗握る展開が多く、今でも多くのファンに語り継がれています。

とにかくパワーとハンドスピードが凄まじく、フィニッシュは圧巻でした。負ける時も一方的に負けたことはほとんどなく、食い下がるのでエキサイティングでボクシングを知らない人でも彼の試合なら見ていてハマってしまうことが多いですね。

デラホーヤやバルガス、ウィンキーなどの時代を彩ったボクサーたちと拳を交えた彼は素晴らしくキャリアを送っています。彼らと比べて輝いたキャリアは短いのですがその分濃厚なキャリアを送っておりますのでこれから先も彼の試合は歴史に残りますな!

ちなみにそんなクォーティの試合をテレビで見るにはWOWOWのエキサイトマッチが最適です。過去の試合もリピート放送でされていますし、ぜひこれを機にWOWOWと契約してはいかがでしょうか?

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

オックスナードの危険なフェロシアス!フェルナンド・バルガス!

adsense
おすすめの記事