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現代を代表するそのパワー溢れる試合で人気を博しているWBA.IBF世界スーパーバンタム級チャンピオンのムロジョン・アフマダリエフ!ウズベキスタン初の世界チャンピオンとして有名でその左右の拳から強打を連発するスタイルですね!

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そんな彼はスーパーバンタム級王者としてWBA.IBF王座を獲得。モハメド・アリを破ったマイケル・スピンクスと同じく統一王座獲得をプロ8試合で成し遂げた最短記録保持者です、

アフマダリエフのスタイルはそのスーパーバンタム級とは思えないほどの重いパンチを出してコンビネーションで相手を削るスタイル。アマチュア時代が長かったため足を使ったボクシングもできる万能型ですね!

しかも試合の前半は特に危険で重いコンビネーションをガードの上からでもラフに当ててきます。彼のパワーはスーパーバンタム級でもかなり強く、ガードの上からすごい破裂音がしますね!

キャリアの中では当時スーパーバンタム級実績ナンバーワンチャンピオンで統一チャンピオンとして君臨していたダニエル・ローマンを接戦の末に撃破。マイアミにて統一王座を獲得しておりキャリアで勝る相手を下してますな。さらに地元のウズベキスタンでツータイムチャンピオンの岩佐亮佑をストップしております。

日本人も多いスーパーバンタム級の統一チャンピオンのアクマダリエフの試合は多くの日本のファンも注目しています。ということで、アフマダリエフの試合をより楽しむためにアフマダリエフの来歴をまとめてみました!!

地味〜に頑張る木こり職人!ダニエル・ローマン!

 

アフマダリエフのプロフィール

アフマダリエフは1994年生まれ。カザフスタンのナマンガンに生まれておりカザフスタンで生まれ育っておりますな。現在はアメリカのカリフォルニア州インディオでトレーニングをしております。

アフマダリエフはアマチュアとしてとてもエリートです。2015年のアジアアマチュア選手権ではバンタム級で銀メダルを獲得。ドーハで行われた世界選手権でも銀メダルを獲得しております。

2016年のリオデジャネイロオリンピックでは銅メダルを獲得しており、2017年には世界選手権で金メダルをついに獲得。アマチュアとしてトップの栄冠を手にしておりますね。

激闘だけどやっぱスケール小さいダニエル・ローマンvs.TJ・ドヘニー試合後のコメントもあり!

これまでの実績

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アフマダリエフはオリンピックの2年後となる2018年にプロデビュー。アメリカのニューヨークで試合をしており6回戦で初回ノックアウト勝ちを収めておりますな。

そして1か月後に次戦も4ラウンドノックアウトで片つけて、3戦目はハリウッドで判定勝ちを経験。3試合目で元チリチャンピオンでWBAフェデボルチャンピオンのラモン・コントレラスとのWBAインターコンチネンタル王座決定戦で初回ノックアウト勝ちして世界ランキングを手にします。

次戦ではアトランティックシティでかつて山中慎介に挑戦したカルロス・カールソンに判定勝ちしているアイザック・サラテと対戦。テクニシャン相手に仕留めるのに時間がかかりましたが9ラウンドにストップしましたね。

さらにアフマダリエフはダニエル・ローマンとTJ・ドへニーのアンダーカードでカリフォルニア州のイングルウッドにあるフォーラムにてカルロス・カールソンと対戦。カールソンはかつて日本で山中慎介の持つWBCバンタム級王座に挑んだ選手でノックアウトされたものの山中をふらつかせるなど善戦しましたね。

ローマン戦と王座獲得

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そしてアフマダリエフは9月についに世界タイトルマッチを迎えます。相手はWBA.IBF世界スーパーバンタム級統一チャンピオンのダニエル・ローマン。天才的なものはないもののとにかく頑張るファイターですな。

キャリアの中では日本に来日してWBAチャンピオンだった久保隼をノックアウト。初防衛戦では長身の松本良を下しており、レイ・バルガスと対戦しているギャビン・マクドネル、本WBA暫定チャンピオンのモイセス・フローレスを下しています。

さらに前の試合ではIBFチャンピオンで無敗のTJ・ドヘニーと対戦。ドヘニーは日本で岩佐亮佑との試合をこなして世界タイトルを獲得したアイリッシュ系のオーストラリア人でサウスポーのパワーパンチャーですね。

ローマンはカリフォルニアでドヘニーとの試合を行なってダウンさせて判定勝ち。ローマンもドヘニーの左右フックをもらってふらつくなど激戦になりましたが11ラウンドにボディでダウンさせたことが決め手となりましたね。

その後アフマダリエフとの指名戦を行うことになりましたが9月にニューヨークで予定されたこの試合は残念ながらローマンの肩の負傷でなくなってしまいます。アフマダリエフはチューンアップバウトをこなしてノックアウト勝ちしましたね。

そしてローマンは肩の負傷から戦列に復帰して2020年1月30日のフロリダ州マイアミにてアクマダリエフとの防衛戦を行うことをアナウンス。デメトリアス・アンドラーデ、テビン・ファーマーの前座ですが、スーパーボウルの週末になるので落とせない試合になりますね!この試合に勝てばIBF暫定チャンピオンになった岩佐亮佑との試合が予想されていましたな

しかしローマンはこの試合で無念の陥落。試合はアクマダリエフが前半をその強烈なパワーでローマンを押し込んで徐々に体がほぐれてきたローマンがアクマダリエフを中盤リード。終盤はお互いに譲らない試合となり、個人的には中盤を支配したローマンが逃げ切ったかと思いましたが2-1の判定はアクマダリエフへ。ローマンは王座陥落となりましたな。

かくして世界タイトルを手にしたアフマダリエフはまだまだ新米チャンピオン。IBF暫定チャンピオンで、元正規チャンピオンの岩佐亮佑との試合がウズベキスタンで決まっておりまだまだ強敵との試合が続きそうですね!

そしてこの試合はアフマダリエフが開始から前に来て岩佐が間合いを取る展開に!アフマダリエフは手数を出してきて岩佐は4ラウンドにカウンターのタイミングを合わせたものの5ラウンドに左アッパーをもらってふらつき、コンビネーションをまとめられると早めのストップをかけられてしまいました!

いや、これは早いわ…ムロジョン・アフマダリエフvs.岩佐亮佑

今後期待される試合

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アフマダリエフに求められている試合は強いコンテンダーとの試合です!

アフマダリエフはまだ新米チャンピオンです。ローマンとの試合も接戦でしたし、個人的にはローマンが勝ってたかなとも思ってます。なので彼の実力を示す試合がいりますね!

アフマダリエフはまだまだ証明しないといけないことがあります。まずはローマンとのリマッチ、もしくはIBF暫定チャンピオンの岩佐亮介との指名試合をこなさないといけないと思います。この2人のトップなので良いテストになりますね。

カザフスタン初の世界チャンピオンということでやりたいことは死ぬほどあると思います。カザフスタンでのホームカミングバウトもやりたいと思いますし多くの強敵がこの先待ち受けておりますね。

スーパーバンタム級はあまり層が厚い階級ではないです。しかしコンテンダーには元WBCバンタム級チャンピオンのルイス・ネリや元WBCチャンピオンのフリオ・セハ、元WBAバンタム級チャンピオンのジェイミー・マクドネルなどがいますのでこれらの相手とやるなら面白くなりそうですね!

亀田が勝ったと思ったのだがなレイ・バルガスvs.亀田和毅

アフマダリエフのファイトスタイル

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アフマダリエフのスタイルはサウスポースタンスから相手と間合いを詰めると左右フックのコンビネーションを打ち込むパワフルなスタイルです。上下に打ち分けてくるので危険ですね!

しかし前半戦で相手が大崩れしないと見ると足を使い始めるなど頭を使ったボクシングもできます。あくまでも勝つことを優先させるタイプでポイントゲームをしてくるなど駆け引きも得意ですね!

基本的には速攻型ですが相手が崩れない時はカウンター作戦、アウトボクシングをして時折パワフルなパンチを振るなどめっちゃやりにくいです。パワーに優れるけど全体的にもまとまってますね。

ローマンとの試合で見せたように倒すだけじゃなくて勝ちにくるボクシングもできるので前半攻めて後半は逃げ切るなどの切り替えが巧みでしたね。接戦に勝ち抜いたこともこれからの自信につながるのではないかと思います!

こいつなんでパウンド・フォーパウンドじゃねぇんだよ井上尚弥vs.エマヌエル・ロドリゲス試合後のコメント、ドネアのコメントもあり!

(海外ボクシングを見るならWOWOW

まとめ

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いかがでしたでしょうか?圧倒的なパワーとアマチュア仕込みのテクニックで8試合目で統一王座を獲得したアフマダリエフ。彼はスーパーバンタム級のトップの1人として多くのビッグファイトを迎えることになります。

アフマダリエフはスーパーバンタム級ではまだダニエル・浪漫を下したことしか目立った実績はないです。ローマンとの試合は接戦だったことからリマッチの可能性も高いですし、IBF暫定チャンピオンの岩佐亮佑との試合もあると思うのでタフな防衛ロードになるとは思いますね。

スーパーバンタム級は正直谷間の階級であまりビッグネームがいません。WBCチャンピオンのレイ・バルガスは無敗ですが試合がつまらないことで有名でこの人もナバレッテと同じく将来的なフェザー級参戦が噂されていますね。WBAレギュラーチャンピオンのブランドン・フィゲロアはかなり期待されてますがまだまだ若造。チャンピオンになりたてで経験値に劣るためまだ未知数な点も多いです。WBOチャンピオンのエマヌエル・ナバレッテはすごくアクティブですがそのうちフェザー級に上げそうですしね。

コンテンダーにはWBO指名挑戦者のステファン・フルトン、元WBAバンタム級チャンピオンのジェイミー・マクドネルがいます。さらにはフィゲロアと対戦して引き分けた元WBCチャンピオンのフリオ・セハもおりますね!

1つ下のバンタム級にはWBA.IBF統一王者の井上尚弥がパウンド・フォー・パウンドの1人とされておりWBAスーパー王者でノニト・ドネアも息を吹き返しております。3階級制覇王者のジョン・リル・カシメロはWBOタイトルを保持しておりこの辺りがスーパーバンタム級に上げてくる可能性もいずれはあると思います!彼らが階級を上げてきたら彼らとの対戦の実現が現実味を帯びてきます!

ちなみにそんなアフマダリエフの試合をテレビで見るにはWOWOWのエキサイトマッチが最適です。過去の試合もリピート放送でされていますし、WOWOWを是非試してみてはいかがでしょうか?

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スーパーシャープなイーグル・アイ!岩佐亮佑!

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