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激戦区のスーパーウェルター級、ミドル級で無敗のまま2階級制覇を達成して現在も無敗。ミドル級にてカネロ・アルバレス、ゲンナジー・ゴロフキンとのビッグマッチを熱望しているデメトリアス・アンドラーデさん。サウスポーのテクニシャンですね!!

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ミドル級に降臨した戦いの神…ゲンナジー・ゴロフキン!

アンドラーデはこれまでのキャリアでWBOスーパーウェルター級、WBAスーパーウェルター級、WBOミドル級タイトルを獲得した無敗のスリータイム王者。驚異的な身体能力の高さとディフェンススキルの高さでしかもサウスポーとてもやりにくい相手です。

これまでのキャリアで3度世界に挑戦した当時無敗のバネス・マーティロスヤン、英国タイトリストのブライアン・ローズ、元トップアマで世界選手権にも出場したWBAスーパーウェルター級王者のジャック・クルカイ、当時無敗のナミビアの強打者であるウォルター・カウトンドクワ、ビリー・ジョー・サンダースに善戦したロシアのアルツール・アカボフ、指名挑戦者のマシエジュ・スレッキらを下しています。

最近では勢力を上しまくっているエディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングと契約。DAZNをプラットフォームとしており30歳を超えた今になってビッグなイベントでメインを飾るようになりました。それまではずっと避けられる選手でしたね。

なぜならアンドラーデと対戦するメリットが少ないから。アンドラーデは元オリンピアンでメダルが期待されてましたがポイント計算を誤って敗退。このことからアメリカ人の間ではあまり人気がなくなりました。そしてプロの世界でタイトルを獲得しても試合がつまらないんですね・・・

アンドラーデはめちゃくちゃやりにくいタイプです。サウスポーで懐深く構えるし身体能力も高いのでスピードもめちゃくちゃ速いです。しかも目がよくて相手のパンチを滅多にもらわずに相手が打ち出してくるとカウンターを放ちます。そのため対戦相手はだんだん手を出せなくなりしかもアンドラーデは遠い間合いからリスクを冒さずにボディで削るため試合は一方的になりKOの予感がないですね笑。

そのため人気があまりでなくて王者でありながら試合がなかなか決まらずタイトルがはく奪される憂き目にも会いましたがこれからはIBF、WBA、WBCタイトルを保持するカネロ・アルバレス、元ミドル級キングのゲンナジー・ゴロフキンがおりビッグマッチが期待されています。そんなアンドラーデの試合を楽しむためにこれまでの来歴をまとめてみました!!

メキシコのドル箱スター…カネロ・アルバレス!!

 

アンドラーデの戦歴

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アンドラーデのプロフィール

デメトリアス・アンドラーデは1988年生まれの31歳。アメリカのロードアイランド州プロビデンス出身でアメリカの東海岸を主戦場としておりボストンやニューヨークでの試合が多いことが有名ですね。

アンドラーデは8歳のころから父親にボクシングの手ほどきを受けていたそうですがアマチュアデビューは17歳の高校生の時。高い身体能力を生かしてかなりアマチュアとして実績を残しています。

アンドラーデは2004年に後にウェルター級二冠王となるショーン・ポーターを破ってインターナショナル・ジュニアオリンピック優勝。2005年の全米選手権では後のWBAスーパーウェルター級王者のオースティン・トラウト、後のミドル級二冠王のダニエル・ジェイコブスを破って優勝。ナショナルゴールデングローブで準優勝しています。

2006年も全米選手権で優勝。ナショナルゴールデングローブでも優勝して2007年のパンアメリカン大会では後にWBAウェルター級暫定王者となるガブリエル・チャベスを破っており銀メダルを獲得しています。さらにシカゴで行われた世界選手権で後にプロの世界でも対戦するジャック・クルカイと対戦して勝利。優勝しておりオリンピック出場権を獲得します。

そして2008年の北京オリンピックではアメリカ代表として参戦。メダルの獲得が大いに期待されて3回戦までは順当に勝ち進みましたが3回戦で韓国人にポイント計算を誤ってまさかの敗退。プロに転向します。

アンドラーデ様華麗に戴冠… デメトリアス・アンドラーデvs.バネス・マーティロスヤン

世界王座獲得まで

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アンドラーデは2008年にプロデビュー。21歳でプロデビューしてリンカーンなど東海岸で試合経験を積んでいきプロ5試合まで4回戦で試合を進めます。さらにプロ10戦目まで6回戦で試合をしてこの時は無敗の相手にも勝利しています。

さらに8回戦で3試合こなした後2011年には10回戦デビュー。ベテランのグレーディー・ブリューワーに勝利。ベテランのサウル・デュラン、アンヘル・エルナンデスをことごとく下しています。

そして2010年にはフレディ・エルナンデスと対戦します。エルナンデスは当時のWBCウェルター級王者だったアンドレ・ベルトに挑んで初回KO負け。ベテランコンテンダーとして門番的な役割をしていましたな。しかしアンドラーデはあっさり攻略。1ポイントも与えないまま完封勝ちをしております。

アンドラーデさんの前ではローズなど雑魚キャラよ…デメトリアス・アンドラーデvs.ブライアン・ローズ

 

世界王座獲得とブランク

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アンドラーデは2011年に初めての世界タイトル戦を迎えます。相手は長年のコンテンダーで何回も指名挑戦者決定戦に勝利。なのに何年間も世界挑戦が決まらない不遇の元オリンピアン。エリスランディ・ララとの指名挑戦者決定戦でも引き分けてましたな。

アンドラーデはこの試合かなり苦戦します。初回に出合い頭の左ショートをもらってアンドラーデはダウン!!しかしここからのアンドラーデはすごかった。長い間合いを駆使してマーティロスヤンが前に来るとカウンターを合わせてマーティロスヤンも途中から出られなくなります。そしてアウトボクシングを貫いたアンドラーデは2-1の僅差判定勝ち。これが一番危ない試合だったかな。

そして半年後にニューヨークでアンドラーデは初防衛戦として英国のブライアン・ローズと対戦。ローズは指名挑戦者でWBOインターコンチネンタルタイトルや英国王座を獲得してきた選手ですな。

しかしアンドラーデはローズをけちょんけちょんに・・・初回からアグレッシブに出たアンドラーデはローズをダウンさせて3ラウンドにもダウン!!ローズはアンドラーデの動きとスピードに全く対応できないまま7ラウンドにボコボコにされているとレフェリーストップ!!圧勝しましたね!

しかしこの後アンドラーデはジャーメル・チャーロとの試合にファイトマネーに納得せず降りてプロモート上の関係もあってブランクが空きます。9か月間試合をしなかったためタイトルははく奪されちゃいましたね・・・

そんなアンドラーデは1年半後に復帰戦をした後コンテンダーのウィリー・ネルソンとWBCスーパーウェルター級指名挑戦者決定戦を行います。ネルソンはマーティロスヤンに敗れていたものの後に王者となるトニー・ハリソンに勝利していたコンテンダーですね!

しかしアンドラーデはやっぱりめちゃくちゃ強かった。アンドラーデはネルソンとの圧倒的なスピードとスキルの差を示して初回からダウンを奪うと11ラウンドにもダウンを奪い12ラウンドに2度ダウンさせてTKO勝ちを飾ります。

そしてアンドラーデはドイツからチャンスを得ることになります。相手はWBAスーパーウェルター級王者のジャック・クルカイ。エクアドル出身の選手でヨーロッパタイトルからWBA暫定王座を獲得し、WBO王者のハイメ・ムンギアに大善戦したデニス・ホーガンに勝利している選手です。元トップアマで世界選手権でアンドラーデに負けている相手ですな。

この試合はクルカイが主戦場としているドイツで行われることになりアンドラーデは敵地に向かうことになります。しかしこの人にはそんなこと全然関係なかったですね笑。開始から前に出てくるクルカイにいつもより間合いを開けずに戦うアンドラーデはヒット率で圧倒。運動量の高いクルカイにポイントを奪われるラウンドもありましたが敵地ドイツで2-1の判定勝ちを収めて2冠王となりましたな。

クルカイさんアマチュア時代の借りを返せず…デメトリアス・アンドラーデvs.ジャック・クルカイ

 

ミドル級への転向と2階級制覇

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アンドラーデはクルカイとの試合の後HBOと3試合の契約!!これはかなり大きなことでありアンドラーデのキャリアに光が差し込まれたようなものでしたね。そしてアンドラーデのHBO初戦はアランテス・フォックス。ここまで無敗のコンテンダーで身長193センチのサイズを持ちます。

しかしアンドラーデはらくらくアウトボクシング。7ラウンドに油断したのかダウンを奪われているもののそれ以外は全くもって危なげなく大差判定勝ち。しかしこの試合を見たHBOはアンドラーデの残る2試合の放送を破棄。強さに反比例するつまらないスタイルが尾を引きましたね・・・

そんなアンドラーデは2018年にWBAスーパーウェルター級タイトルを返上。ミドル級への転向を明らかにしてフリーエージェントからエディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングと契約。DAZNの大きなプラットフォームで試合をすることになります。

この効果が初めからもろに出たアンドラーデは何とミドル級への転向初戦で無敗のWBOミドル級王者のビリー・ジョー・サンダースとの対戦がいきなり決定。しかも試合地はボストンとアンドラーデの地元ともいえる場所です。

サンダースはかなりの強敵でアンドラーデと同じく無敗のサウスポー。クリス・ユーバンク・ジュニアに初黒星を与えたりアンディ・リーを下してタイトルを獲得。元IBF王者で左右の剛腕フックを武器とするデビッド・レミューを敵地カナダできりきり舞いにして判定勝ちした試合が最も有名です。

しかしこの試合はサンダースが試合前の禁止薬物陽性で出場停止に・・・タイトルを返上することになりアンドラーデは急遽ナミビアの強打者で無敗のウォルター・カウトンドクワと対戦することになります。カウトンドクワはWBOアフリカ王者で長年コンテンダーだった強打者ですな。

アンドラーデはこの試合ホームでカウトンドクワをぼっこぼこに・・・カウトンドクワはほとんどアンドラーデの間合いに入れないまま初回にダウンを奪われて委縮。さらに2度のダウンを奪いあおむけにさせるなどめちゃくちゃ圧倒した末に大差判定勝ち。ここまで痛めつけてもKOしないのがらしいですね!!この試合でアンドラーデは無敗のまま2階級制覇を達成しています。 

ボクシングマスター・アンドラーデさん格の差を見せつける…デメトリアス・アンドラーデvs.ウォルター・カウトンドクワ

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

 

ミドル級王者とビッグマッチへの意欲

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WBOタイトルを獲得したアンドラーデはまずは初防衛戦に臨みます。相手はかつてロンドンにてビリー・ジョー・サンダースに挑戦して善戦したアルツール・アカボフ。サウスポーのファイタースタイルですな。

ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたこの試合はアンドラーデがアカボフをけちょんけちょんに・・・得意の間合いを取るボクシングを展開して圧倒的なスピードで煽るアンドラーデの前にアカボフは手が出せなくなります。9ラウンドに接近してフックをねじ込んだもののアンドラーデはアカボフの目の上をカットさせてボコボコに・・・12ラウンドに手が出せずに下がり続けてレフェリーストップがかかりましたね。

そしてアンドラーデはついに念願のホームカミングバウトを行います。相手は指名挑戦者のマシエジュ・スレッキ。ポーランドの技巧派で唯一敗れたのは元WBA王者のダニエル・ジェイコブスのみ。前回の試合でコンテンダーのガブリエル・ロサドを2度ダウンさせられながらもなんとか破って指名挑戦者としての権利を得ましたな。

アンドラーデのホームであるロードアイランド州プロビデンスで行われたこの試合はアンドラーデがスレッキを圧倒。初回からアグレッシブに攻めるとスレッキをダウンさせてそこから落ち着いてアウトボクシング。スレッキはカウンターを警戒して手が出せなくなり12ラウンドシャットアウト。。。アンドラーデが圧倒的な強さを見せて判定勝ちしています。

アンドラーデはこの試合後にWBC、WBA、IBF王者のカネロ・アルバレス、元ミドル級キングのゲンナジー・ゴロフキンとの対戦を呼び掛け。WBOスーパーミドル級王者となっているビリー・ジョー・サンダースとの対戦のオプションもあり今後も目が離せませんね!

アンドラーデがミドル級最強で決まりやろ( ̄ー ̄)デメトリアス・アンドラーデvs.マシエジュ・スレッキ 試合後コメントもあり!

 

今後期待される試合

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アンドラーデに期待される試合はやはりビッグマッチですアンドラーデはかなり手ごわいですし正直ミドル級でも最強だと個人的には思います。ただこれまで階級を代表するような相手との対戦経験がないため少し知名度でも劣りますね。

アンドラーデのいるミドル級は超激戦区です。WBC,WBA,IBF王者にはカネロ・アルバレスがおり彼は3階級制覇王者で世界で最も稼ぐプロボクサー。誰もが対戦したがる相手でアンドラーデの持つWBお王座を獲得すれば4団体王者となれますね。他にも10度以上のKO防衛を果たしてWBC,WBA,IBF王座を統一していたゲンナジー・ゴロフキンもおります。彼はカネロに議論を呼ぶ判定で敗れたのですが実力は最高峰。カネロにも勝っていたとする声も多いですね。

上記の二人は同じDAZNで試合をしています。他にもWBC王者のジャーモル・チャーロやWBAレギュラー王者のロブ・ブラント、元スーパーウェルター級王者のジャレット・ハードやジャーメル・チャーロらも階級を上げてくることは時間の問題とされています。

しかしこのアンドラーデはやりにくいので避けられるかな笑。正直アンドラーデのやりにくさならカネロにも勝てると思います。カネロの足だとアンドラーデに追いつけないと思うので。だからこそ彼はビッグマッチが難しい・・・

どちらも勝ったとは言えないのでは??カネロ・アルバレスvs.ダニエル・ジェイコブス

 

アンドラーデのファイトスタイル
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www.youtube.com

アンドラーデのスタイルはもうとにかくやりにくいスタイル。常に半身に構えて相手と間合いを取り鋭い踏み込みと動き出しを狙ったジャブとスピードに乗った左ボディで相手を釘付けにしてしまいます。

相手のパンチが届かない位置に陣取って相手が打ってくるとカウンター。相手が打って来なくなると遠い間合いから削るので対処が難しい・・・接近戦でもパワーがないわけではなくしっかりとパンチもあるのでなおさらやりにくい・・・しかもジャブのタイミングが秀逸で動き出しにどんどん当ててきますね。

そのためかアンドラ―デの対戦相手は中盤以降総じて手が出せなくなります。アンドラ―デからしたらアウトボクシング史ながら相手を下がらせる完璧なボクシングで常に綺麗な顔で試合を終える美しいスタイルと言えますね。

ただこの選手の試合はエキサイティングさとはかけ離れたボクシングです。やはりボクシングファンの多くはKOが見たいもの。しかしアンドラ―デはリスクを負わずに勝利することを最優先しているので性格的にも慎重。本当に対戦したくないタイプナンバーワンですよね笑。

アンドラーデ様は神様である…デメトリアス・アンドラーデvs.アルツール・アカボフ

 

まとめとアンドラ―デの今後

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いかがでしたでしょうか?激戦区のミドル級級でWBO王者として君臨し、これまで多くの強敵たちを寄せ付けずに勝利して高いスキルとセンスを発揮してきたデメトリアス・アンドラーデ。彼の試合はカネロの対抗馬として最近注目を集めています。

常に冷静で相手を打ち据えるスタイルのアンドラ―デはやはり人気面ではカネロやゴロフキンには及びません。しかし彼の実力ならカネロにも勝てるんじゃないかなと思えるような不遇の選手ともいえますね!!

リスクを冒さずに試合を進めるアンドラ―デはどちらかというと玄人向けの選手です。激しい打ち合いよりも私のような一方的にアウトボクシングして綺麗な顔で勝つ選手が好きな人にはたまらない選手ですね!!

そんなアンドラ―デのキャリアはこれからも要注目です!!

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

ジャーモル・チャーロの試合をテレビで見るならWOWOW!!これまでの経歴も紹介!

 

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