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現代を代表するボクサーの1人でパウンド・フォー・パウンドのリストにも名が上がったことのあるロシアのクラッシャーことセルゲイ・コバレフ。

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圧倒的なパワーとタイミングのいい左ジャブで相手を崩していくテクニックも持ち合わせるコバレフはこれまで激戦区のライトヘビー級で3度世界王座を獲得した化け物クラスの強打者です。

これまでのキャリアでWBA、WBO、IBFの王座を獲得し、3団体の王座を統一。WBO王座は3度もの獲得に成功しており、これまで3つの敗戦は全て世界戦。名実ともにライトヘビー級最強の男の一人で実績では他団体の王者たちをリードしています。

そのキャリアはまさに骨太でプロデビューからプロ19試合目までファイトマネーをもらえたことはなく、8回戦に入るまで無報酬で戦っています。その実力と知名度が釣り合わないためコバレフは避けられ続けますが、29歳の時に世界王座を敵地で獲得。その後も相手のホームでもいとわずに戦い続けて勝ち続けています。

これまでのキャリアでネイサン・クレバリー、イスマイル・シラク、バーナード・ホプキンス、ジャン・パスカル、アイザック・チレンバ、エレイデル・アルバレス、アンソニー・ヤルデを破っており、敗れたのはアンドレ・ウォードとエレイデル・アルバレス、カネロ・アルバレスのみ。エレイデル・アルバレスには借りを返しています。

現在前WBO世界ライトヘビー級王者としてWBC.IBF王者のアルツール・べテルビエフ、WBA王者のドミトリー・ビボルらとの世界戦の話やWBAスーパーミドル級スーパー王者のカラム・スミスとの対戦も期待されてますし、世界のスーパースターのカネロ・アルバレスに負けるまでリードしていたこともあり実力もまだまだ健在です。

ということで、彼の試合をより楽しむためにコバレフの来歴をまとめてみました!

また面白そうな試合が決まったもんやなアルツール・ベテルビエフvs.オレクサンデル・グヴォジク予想

 

コバレフの戦歴

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セルゲイ・コバレフは1983年生まれの35歳。ロシアのチェリャビンスク州コペイースク出身ロシア人。11歳の時にボクシングを始めており、学校の隣にあったジムでボクシングを始めたそうです。

コバレフはアマチュア時代ロシア選手権に出場しましたが、後に世界タイトルに挑戦するマット・コロボフ、後に世界王者となるアルツール・べテルビエフなどの国内のライバルに敗れて国際大会では活躍できなかったものの193勝22敗の戦績を残しています。

コバレフはアメリカでプロデビューしていますが、彼の性格はボクサーらしく傲岸不遜。WBC王者で対抗王者だったアドニス・スティーブンソンの試合後にリングに上がってチキンと呼んで挑発したり、インタビューで黒人差別とも受け取れるような発言したり、最近もトレーニングキャンプをしていた場所でバーで女性を殴打して怪我させたりとトラブルも多いですね・・・

これマジで大丈夫かよセルゲイ・コバレフvs.イスマエル・シラク

これまでの実績

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コバレフはアメリカ合衆国で2009年にプロデビュー。持ち前の強打でKOの山を積み重ねていきますが、2010年にキャリア初の苦戦を強いられます。

その相手はダーネル・ボーンで勝ち負けを繰り返すいわゆるジャーニーマン。楽勝とみられたコバレフでしたが、油断したのかボーンの強打を浴びてTKO負け寸前に追い込まれて何とか2-1の判定を拾っています。

しかしその後はKOの山をまたも積み重ねていき、2011年にはNABAのUSA王座を獲得。さらにロシアでWBCアジアベルトを獲得して2013年には元WBAライトヘビー級王者でスペインの技巧派ガブリエル・カンピーリョをパワーでKO。その強さがワールドクラスであることを証明し、この頃から王者たちに避けられる存在になっていきました。

そして次戦でIBF指名挑戦者決定戦に出場して強打のコーネリアス・ホワイトと対戦。打たれ弱さのあるホワイトに的確なジャブと強打を当てて3ラウンドに3度ダウンを奪う圧巻のKO。IBF王者のバーナード・ホプキンスへの挑戦権を手にしますが、コバレフはイギリスでWBO王者のネイサン・クレバリーに挑むことを決めます。

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金メダリストにしてボクシングの神の子 アンドレ・ウォード

 

クラッシャーのばく進劇と王座統一

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かくしてイギリスのカーディフに乗り込んだコバレフはWBO王者で無敗のネイサン・クレバリーに挑みます。クレバリーはこれまであとに世界王者となるトニー・ベリューを破った強敵アウトボクサーで、大学で博士号をとったインテリ・・・特別な武器はないものの全体的にまとまっていて非常に崩しずらいタイプです。

しかしコバレフはこの試合で世界を震撼させます。初回こそクレバリーの様子を見ていましたが2ラウンドから圧力を強めてジャブにかぶせる右ストレートなどで3ラウンドに持ち前の強打で2度ダウンを奪うと、クレバリーは顔面からキャンバスへ・・・なんと立ち上がって3ラウンド終了のゴングに逃げ込みましたがすでに回復不能なダメージを負っており4ラウンド開始早々レフェリーがクレバリーを救出。正直セコンドが止めてほしい試合でしたね・・・

こうして敵地で圧勝を飾っての王座戴冠を果たしたコバレフはライトヘビー級のブギーマンとしてまずは防衛を重ねていくことになります。

そしてコバレフの初防衛戦はカナダのペプシ・コロシアム。かつてホープとしてもてはやされたイスマイル・シラクと対戦します。シラクは強打のウクライナ人でコンテンダーとしての階段を上っていましたが、デニス・グラチェフにまさかのTKO負け。打たれ弱さを露呈しましたな。

コバレフのHBOデビュー戦にもなったこの試合はコバレフがパワーでシラクを圧倒。強烈な左フックでシラクは2ラウンドに顔面からキャンバスに落下する衝撃のKOHBOデビューを飾りました!!

そして次戦はニュージャージー州のボードウォークホールで無敗のセドリック・アグニューと対戦。アグニューはこの試合の前後にカール・フロッチに挑戦するユサフ・マックを判定で破っておりUSBA王座を保持していました。

この試合でコバレフは偶然のバッティングで左目上をカットするものの、パワーと動き出しを狙ったジャブでアグニューを圧倒。2ラウンドと6ラウンドにダウンを奪って7ラウンドにアグニューを仕留めています。

そして3度目の防衛戦はブレーク・キャパレロ。元IBO王者でここまで無敗のオーストラリアン。スーパー6にも出場したアラン・グリーンにも勝利している強豪です。

この試合はアトランティックシティで行われ、コバレフが初回キャパレロのジャブでダウンする波乱の展開。しかししっかり立て直したコバレフが2ラウンドに逆襲・・・持ち前の強打で3度ダウンさせて2ラウンドでTKOしてしまいました。

そのあまりの強さに誰もが避けていたコバレフ。WBC王者のアドニス・スティーブンソンも対戦に応じず伝説の男がコバレフとの対戦に名乗りを上げます。

もっと早く試合を止めてあげてセルゲイ・コバレフvs.ネイサン・クレバリー

 

ホプキンスとの統一戦とライトヘビー級最強の証明

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コバレフにはついに待ち望んだビッグマッチが実現。相手はWBA,IBF統一王者のバーナード・ホプキンスです。

ホプキンスは当時49歳。ミドル級絶対王者として20度以上の防衛し成功し、史上初の4団体統一。しかもその後ライトヘビー級に階級を上げてジャン・パスカルに判定勝ち。WBC王座を46歳で獲得してチャド・ドーソンに敗れたものの、IBF王者のタボリス・クラウドに勝利して48歳で王座戴冠。WBA王者のベイブット・シュメノフを破って王座統一まで果たしたまさに生ける伝説です。

当然ながら最年長王者としてボクシングの記録を更新し続けるホプキンスと強打のコバレフの試合は大きな注目を集めます。そしてアトランティックシティで行われたこの試合はコバレフが初回ホプキンスからダウンを奪ってその後もジャブでホプキンスの接近を許さず圧倒。ホプキンスも動き出しを狙ったジャブ、右リードで対抗したものの3者ともにフルマークの判定勝ちを収めてパワーだけではないことを証明。3団体の王者に輝きました!!!

その後敵地カナダで元WBC王者のジャン・パスカルと対戦。試合前から激しい舌戦を繰り広げます笑。パスカルはチャド・ドーソンに初黒星を与えて、スーパーミドル級時代にはカール・フロッチと激闘を繰り広げた強打者です。

この試合はパスカルの優れたスピードと身体能力の前にコバレフはやや苦戦します。ジャブにかぶせる右ストレートをまともに被弾するシーンもありましたが最終的には8ラウンドダメージを蓄積させてTKO。ライバル対決を制します。

そしてコバレフは次戦でフランスの強豪ナジブ・モハメディと対戦。ラスベガスのマンダレイ・ベイで行われたこの試合は2ラウンドにダウンを奪ったコバレフが3ラウンドにダウンを追加してKO。盤石の強さを見せます。

そしてその半年後再びカナダにて旧敵のジャン・パスカルと対戦します。カナダの人気者のパスカルはこの試合でも右ストレートを時折当ててきますが、ジャブを中心にコバレフがダメージを蓄積させてトレーナーのフレディ・ローチが試合をストップ!!試合後リングに上がってきたWBC王者のスティーブンソンをチキンと呼んで一触即発になりましたね・・・

そしてコバレフは次戦でロシアでの凱旋防衛戦。相手はアフリカの強豪アイザック・チレンバです。チレンバは敵地で戦い、トニー・ベリューやエレイデル・アルバレスと拳を交えたディフェンシブな強豪。目の良さとタイミングのいいジャブを駆使するアウトボクサーです。

そしてこの試合足を使うチレンバにコバレフはかなり苦戦。7ラウンドにダウンを奪って判定勝ちを飾りましたが動き出しや打ち終わりに何度もジャブを被弾していましたね・・・

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コバレフさんホプキンスの夢をぶち壊しセルゲイ・コバレフvs.バーナード・ホプキンス

アンドレ・ウォードとの死闘
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コバレフにはついにPPVファイトが舞い込みます。パウンド・フォー・パウンドの頂点とも言われる元スーパーミドル級統一王者で無敗のアンドレ・ウォードとの対戦です!!

両者の対戦は以前から取りざたされていましたが、ウォードがライトヘビー級テストマッチをするため少し期間が相手の実現となりました。ウォードはここまで全勝でアテネオリンピック金メダリスト。神の子といわれるディフェンススキルと接近戦でのボディワークが抜群にうまい選手です。

そのキャリアの中でスーパーミドル級最強とされたミッケル・ケスラー、後に2団体を統一するカール・フロッチ、ミドル級王座を10度防衛したアルツール・アブラハム、コンテンダーのアラン・グリーン、エディソン・ミランダ、スリバン・バレラ後に世界王者となるサキオ・ビカ、ライトヘビー級王者だったチャド・ドーソンを下しており文句なしのビッグマッチとなりましたな。

この試合は大きく注目を集めてラスベガスで開催。コバレフがパワーで勝り2ラウンドに右ストレートでウォードからダウンを奪い、前半を優勢で折り返します。しかし流石のウォードは強かった。コバレフの動き出しにジャブを置いて接近戦で頭をつけて少し低めのローブローを打ち込みまくるウォードの前にコバレフは後半ガス欠を起こして完全に失速。判定は3者ともに114-113の僅差判定でウォードに・・・

コバレフはこの試合で初黒星となりましたが、判定は大きな議論を呼んでコバレフも自身の勝利を主張。多くの専門家もコバレフの勝利を推し、両者は半年後にまたもPPVでリマッチに進みます。

そしてラスベガスのマンダレイ・ベイで迎えた両者の再戦。コバレフは序盤からワンツーを打ち込んで優位に立ちますが、ウォードは動き出しを狙ったジャブと低めのボディ攻撃でコバレフは明らかにイライラ・・・そして精神面の弱さを突かれたコバレフは8ラウンドにローブローからの右をまともに浴びて後退!!さらにウォードの低めのボディ攻撃で腰が折れたところにレフェリーが少し早めのストップ!!納得のいかないコバレフでしたが、プロフェッショナルとして個人的にはこの試合はコバレフの負けだったと思います。

かくして王座を奪われてウォードとのビッグマッチに2連敗を喫したコバレフ。しかしウォードを大いに苦戦させたことで評価は下がらず、ウォードの引退によって世界戦が復帰戦となります。

ウォードさん鬼の僅差判定を拾うアンドレ・ウォードvs.セルゲイ・コバレフ1

 

王座再獲得と陥落

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ウォードに敗れたコバレフは再起戦としてヤチェスラフ・シャブランスキーと対戦。当初は世界戦ではありませんでしたが、ウォードの引退に伴いWBO王座決定戦に認定されて世界戦になりましたな。

この試合は強打のシャブランスキーを相手にコバレフが圧倒。タイミングのいいジャブでシャブランスキーを近づけさせずに初回から2度のダウンを奪い、2ラウンドにもダウンを奪います。甚大なダメージを負ったシャブランスキーは立ち上がりましたが、追撃を受けてレフェリーがストップ。コバレフが圧巻の内容で王座返り咲きを果たしました。

そして2度目の王座の初防衛戦。アメリカのニューヨークでIBO王者で知り合いでもあるドイツの技巧派、イゴール・ミカルキンと対戦します。初回からジャブとワンツーを軸にミカルキンを圧倒しますが、ミカルキンも必ず打ち返してコバレフは少し苦戦。しかしミカルキンの目が危険なほど腫れあがったため7ラウンドにストップ!!初防衛に成功しています。

そして2018年の8月の2度目の防衛戦。コバレフは強敵を相手に防衛戦を迎えます。コロンビアの元オリンピアンであるエレイデル・アルバレスです。アルバレスは高い身体能力を有するWBCの指名挑戦者。しかしスティーブンソンが対戦を避け続けて2年以上もタイトル戦を待ち焦がれていました。暫定王座決定戦も拒否してコバレフへの挑戦を引き当てたアルバレスの気合はすごかったでしょう。

そしてこの試合はコバレフが優位に進めます。クイックながら手数の少ないアルバレスにジャブからワンツーをついてポイントでは圧倒。しかしオーバートレーニングが災いして失速してきた7ラウンドにアルバレスの強烈な右ストレートを浴びてダウン!!立て続けに3度のダウンを奪われてアルバレスに王座を明け渡してしまいます。

その後コバレフはトレーナーをブディ・マクガートに変えてアルバレスへのリベンジを期します。

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Bクラスには強いコバレフさんセルゲイ・コバレフvs.ビャチェスラフ・シャブランスキー

王座返り咲きと現在

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アルバレスに敗れて3敗目を喫したコバレフは2019年の2月にリマッチ。この試合ではペースを守ってジャブをついて一発狙いのアルバレスと間合いを保って大差判定勝ち!!ライトヘビー級のトップであることを証明し、アルバレスへのリベンジに成功しました!

現在初防衛戦は決まっていませんがWBAスーパーミドル級王者のカラム・スミスが挑戦するプランを明かしたり、IBF王者のべテルビエフ、WBA王者のビボルらとの統一戦にも言及。さらには世界のスーパースターのカネロ・アルバレスが将来的な対戦をするかもしれないと発言したり指名挑戦者で無敗のアンソニー・ヤルデとの防衛戦がオーダーされたりとネームバリュー抜群の彼は引く手あまたですね!!

しかしコバレフにはまだ問題がありました。指名挑戦者で無敗の強打者であるアンソニー・ヤルデと2019年6月に試合をロシアですることが合意されていながらそこから音沙汰なしに・・・ヤルデ側は困惑することとなりプロモーターのフランク・ウォーレンはコバレフとの試合が9月に実現すると話していますが雲行きはあまりよろしくなくコバレフの周りで何かあるようですね。

そしてその正体はメキシコの3階級制覇王者のカネロ・アルバレストの試合交渉をしていたから!しかしこのオファーはコバレフが金銭面の理由でいったん断ることになりヤルデとは8月24日にロシアで対戦することになりましたね!

そしてロシアで行われたこの試合は27歳で18戦のうち17試合でKO勝ちをしてきた若手で無敗のヤルデに対してコバレフがアウトサイドからのジャブで優位に立ちます。しかしヤルデは7ラウンドに強烈な左フックを効かせてコバレフを8ラウンドにストップ寸前まで追い込む波乱の展開。それでも耐えたコバレフが10ラウンドに逆にストップ寸前に追い込むと11ラウンドにジャブのカウンターでヤルデは背中からダウン!そのまま10カウントを聞いてコバレフのパワーの凄まじさを見せてくれましたね!

どんだけハードなジャブやねん笑笑セルゲイ・コバレフvs.アンソニー・ヤルデ

カネロとの対戦

コバレフはヤルデを下した後の2か月後である11月3日にラスベガスでのカネロ・アルバレスとの対戦が決まっています。カネロは世界を代表するボクサーでメイウェザー引退後のボクシングで最も大きな金を動かすスター選手です。

カネロはこれまでのキャリアでスーパーウェルター級、ミドル級、スーパーミドル級の3階級を制覇。WBO、WBC、WBAスーパーウェルター級とIBF、WBC、WBAミドル級、WBAスーパーミドル級のタイトルを獲得しており世界の主要4団体のベルトをコレクションしているメキシコのドル箱選手ですね。

キャリアの中では元ウェルター級王者のカルロス・バルドミール、元3階級制覇王者のシェーン・モズリー、元IBFウェルター級王者のカーミット・シントロン、WBAスーパーウェルター級王者で当時無敗のオースティン・トラウト、4階級制覇王者のミゲール・コット、元スーパーライト級統一王者のアミール・カーン、WBAスーパーウェルター級王者のエリスランディ・ララ、元WBOスーパーウェルター級暫定王者のアルフレド・アングロ、元WBCミドル級王者のフリオ・セサール・チャベス・ジュニア、ミドル級キングで当時無敗のゲンナジー・ゴロフキン。WBOスーパーウェルター級王者で当時無敗のリアム・スミス、ミドル級2冠王のダニエル・ジェイコブス、WBAスーパーミドル級王者だったロッキー・フィールディングをことごとく下しており敗れたのは5階級制覇王者で無敗のまま引退したフロイド・メイウェザーのみですね。

この試合はコバレフにとってキャリア最大の試合となります。36歳でしかもボディを打たれるのが苦手なコバレフ、しかも試合間隔は2か月なのでかなり苦しい試合が予想されてますが体格差では大いに上回っており世界の注目を集める試合となりますね!

そして迎えた試合はカネロにとってとても苦しい試合となります。長い間合いを持つコバレフはジャブとワンツーをガードに当てて間合いを保つディフェンシブな作戦。カネロは前に出るもののインサイドに入れない展開となりポイントをずるずる失います。しかし11ラウンドにスタミナが切れてきたコバレフに右フックをインサイドで当てて左フックで大きくふらつかせると右フックでコバレフはロープに突っ込んで失神!!カネロが劇的な逆転KO勝ちで4階級を制覇しました!

敗れたコバレフは試合後に疲れてしまったことを認めており、完敗を認めています。試合前には後数試合したいと語っていたこともあり、KOされるまではリードしていたのでまだまだ実力は健在。ライトヘビー級でもう一花咲かせてほしいですね!

いけるで!コバレフ勝つで!え!?セルゲイ・コバレフvs.カネロ・アルバレス 試合後のコメントもあり!

今後期待される試合

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コバレフに今後期待される試合は統一戦及びビッグマッチです。

現在36歳のコバレフには残された時間があまり長くありません。彼はすでに殿堂入り確実のキャリアがありますが、さらなるビッグマッチを求めていることは間違いないでしょう。なのでカネロ戦を引き当てたはいいけど負けてしまったので引退しちゃうかもですね。。。

個人的に実現してほしいのはWBSSスーパーミドル級トーナメント覇者でWBAスーパーミドル級スーパー王者のカラム・スミスとの対戦ですかね。スミスはスーパーミドル級で破格のサイズを武器にするファイター。その強さから初防衛戦がなかなか決まらなかったなどスーパーミドル級でも少し浮いた存在になりつつあります。

今すぐの実現は厳しいかもしれませんが将来的にはカラム・スミスとの新旧ブギーマン対決、またはべテルビエフとの同国人の統一戦も見てみたい試合ですね!

北の大地のゴリゴリパンチャーアルツール・ベテルビエフ!

コバレフのファイトスタイル

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www.youtube.com

コバレフのスタイルは中間距離から間合いを保って大砲のようなワンツーを放つボクサースタイル。スピードには欠けるもののタイミングのいいジャブと相手の入り際に合わせた左フック、接近戦での打ち下ろしの右で幾多の強敵をマットに沈めてきました。

その反面、打たれ弱い点と後半のラウンドではほとんどの試合で失速するなど弱点が多いことも特徴的で彼の試合は常にスリルを孕んでいます。

また、彼のパンチ力はまさしく鈍器。たたきつけるような右は見た目以上に強烈で相手の戦意を意識ごと刈り取るような威力を誇る彼の異名はクラッシャー。破壊者として一撃もらうと相手はアウト。しかもコバレフは一撃狙いではなくじわじわ追い詰めてくるため相手からしたらマジで怖いです笑。

ジャブに被せる右も強く、慎重な性格から彼のミスを待たなければチャンスは少ないためかなり隙は少ない選手ですね!!

スーパーミドル級を牛耳る英国のムンド!カラム・スミス!!

 

まとめとコバレフの今後

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いかがでしたでしょうか?圧倒的なパワーとタイミングのいいジャブと相手の打ち終わりを狙った右ストレートを放つ剛腕コバレフ。クラッシャーの異名通り彼の試合はKO決着がとても多く、Bクラスの相手では太刀打ちできません・・・彼を相手にするにはチャンピオンクラスでないと太刀打ちできないのは明白ですね!!

カネロには敗れたもののまだまだ実力の高さは健在。彼のジャブでカネロもポイントをリードしてましたし、現役続行ならまた世界のスーパースターに返り咲くチャンスが十分にあります!

ビボルやスミス、べテルビエフ、アルバレスとの3戦目と今のコバレフのオプションはとても豊富。ライトヘビー級の中心選手としてこれからも活躍することが確実視されています。

そんなコバレフの試合を日本からテレビで見るにはWOWOWのエキサイトマッチが最適です。過去の試合もリピート放送でされていますし、以下のリンクからWOWOWを是非試してみてはいかがでしょうか?

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北欧のアマエリート同士の王座統一戦!!アルツール・ベテルビエフvs.オレクサンデル・グヴォジクの試合をテレビで見る方法は?これまでの2人の経歴も紹介!

 

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