今週末シェファット・イシュフィとのWBO世界スーパーミドル級暫定王座決定戦を行うビリー・ジョー・サンダースさん。元ミドル級王者でもあるサンダースはこれまで誰も自分のベストを引き出していないと話しています。
サンダースはロンドンのミレニアム・スタジアムでイシュフィと対戦。ここまで無敗のサウスポーでアンディ・リー、ウィリー・モンロー・ジュニア、デビッド・レミューを下しておりレミューを下した試合は敵地カナダで強打者のレミューに何もさせない完封の判定勝ち。このパフォーマンスがこれまでのベストだと見られてますがアカボフ戦などでは苦戦していますな。以下はプロモーターのフランク・ウォーレンさんのコメントです。
"サンダースが自分の地元に戻ることになるしファンタスティックな試合になるよ。サンダースは昨年が最悪な一年だったから全盛期に戻す旅路の途中だ。昨年はサンダースにとって本当に最悪な一年だった。これはイギリス人としては珍しい2度目の世界王者になるチャンスなんだよ。もしこの試合にサンダースが勝てば彼はグレートの仲間入りだ。"
さらに昨年禁止薬物騒ぎがあったサンダースさん本人のコメントです。
"俺がこの試合のことをはじめに聞いた時ウォーレンにサインさせてくれって飛びついたよ。タイトルがかけられないって聞いた時は少しがっかりしたけどね。フランクは俺に少し我慢して待てばどうにかするって言ってくれた。今回の結果になってとてもハッピーだよ。2階級制覇王者になることを楽しみにしている。2018年はひどかったよね。俺はタイトルを盗まれた感じがしたよ。俺より強い奴に負けてタイトルを失って負けを認めたわけでもないしね。俺は今日ここにスーパーミドル級タイトルを戦うために来てる。俺は今まだ29歳なんだ。俺は今が自分のピークだったことぐらいわかってるつもりだよ。まだ誰も俺のベストを引き出せていないし、まだ誰もベストな俺を見ていない。俺はより大きな試合をイギリスに持ち込みたいし、より良いファイターたちとイギリスで大きな試合がやりたい。イシュフィは10連勝中だけど俺は27連勝中だ。でも俺はイシュフィ以外の対戦相手のことなんて考えてないよ。俺が自分の試合ができればイシュフィが俺に勝てるはずがない。俺はハードにトレーニングしてきたし奴の首を狩りにきてるよ。"
サンダースのベストを見る日はこれからこない気がするな…
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