6月7日にボクシングの殿堂入りのセレモニーが行われるターニングストーン・カジノにて試合を行うことがアナウンスされていたザブ・ジュダーvs.クレタス・セルディンの試合はNABFスーパーライト級タイトルがかけられる試合となり12ラウンドの試合となるそうです。
セルディンは23勝19KO1敗の世界王者候補。ニューヨークのノックアウトアーティストでジュダーに勝てばキャリアでベストな勝利になると言えますな。
ジュダーは言わずと知れたレジェンドで天才サウスポー。切れ味鋭い左ストレートと鋭い一瞬の踏み込み、芸術的なカウンターの左アッパーを駆使して数々の激闘を戦ってきたニューヨークのブルックリンのバッドボーイです。
すでに40歳となっていますが未だに現役を続けておりここまでのキャリアではジュニア・ウィッター、ラファエル・ピネダ、コーリー・スピンクス、デマーカス・コーリーらに勝利。
フロイド・メイウェザー・ジュニアを苦戦させたことがとても有名で幻のダウンを右フックで奪うなどその実力の高さと天才性はメイウェザーをも上回るとされますな。ただ試合毎のムラがとても激しくコットやカーン、マリナッジなどには負けておりますな。
続いて元WBO世界スーパーライト級王者のクリス・アルジェリさん。現在WBO世界スーパーライト級王座のベルトを保持しているテキサス州のモーリス・フッカーへの挑戦を希望しています。
アルジェリはかつてルスラン・プロボドニコフに挑戦してダウンを奪われながらも大番狂わせの判定勝ち。その後マカオでのマニー・パッキャオ戦を引き当ててシンデレラボーイと呼ばれましたな。アルジェリは6月1日に元コモンウェルスライト級王者のコイルとの対戦を控えています。
"この試合に勝てば俺とチームがプランしている階級のトップ達との対戦が可能になるよ。俺は失った覚えがないWBOのタイトルを持ってるモーリス・フッカーと対戦するポテンシャルがあるね。リングの上で失ってないから俺の視界にはそれが入ってる。あのベルトはまだ俺のものだと思ってるよ。別にフッカーのことを悪く言ってるわけではないけどね。フッカーは今のポジションにいるためにかなり頑張って試合をして勝ち得たものだからね。でもあのベルトは絶対的に俺のものだからまたあのタイトルを書くとしないとならないね。"
アルジェリさん突出した武器がないから厳しいよなぁ…
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