こんにちは管理人です。
今日は2019年5月18日にニューヨークで行われたWBC世界ヘビー級タイトルマッチ
王者デオンテイ・ワイルダーvs.ドミニク・ブラジールの一戦です!!
この試合はワイルダーの9度目の防衛戦。ヘビー級歴代最強の強打者と言われるワイルダーはジョシュア、フューリーとの対戦が期待されながらも今回は指名挑戦者のブラジールを迎え撃つこことなりましたな。
ブラジールはワイルダーと同じく元オリンピアンで強打者。かつてアンソニー・ジョシュアに挑んでけちょんけちょんにされており今回が2度目の挑戦。勝てばジョシュアにリベンジしたいと話してましたな。
そして試合前からお互いに激しく舌戦を繰り広げていたこの試合はワイルダーが初回から長いジャブと右を駆使して間合いを作ると左ボディを効かせてさらに右ストレートで下がったブラジールを攻め立てる!ブラジールも右フックを返したが右ストレートのカウンターを豪快に浴びてブラジールは大の字に失神KO!立ち上がったが10カウントが数えられた!
それではこの試合を振り返ります!!
試合経過
1ラウンド
開始からブラジールはジャブをついて前に出てくる。
ワイルダーはジャブで間合いを測りながらリングを周り思い切り右を放つ。
ブラジールはジャブをボディにはなって前に出るが少し萎縮気味でワイルダーは左ボディをクリーンヒットさせる。
これが効いた様子のブラジールはますます前に出られなくなりワイルダーはジリジリ間合いを詰めてジャブからワンツー、左フックをガードの上から叩きつけるとブラジールは明らかにワイルダーのパワーの前に弱気になっている。
ブラジールは前に来るがワイルダーはワンツーを出して反応の鈍いブラジールはこれを被弾。首を振るもののジャブに合わせた右クロスを被弾して逃げるように下がるとワイルダーが一気に間合いを詰める。
コーナーに追い込まれたブラジールは右を強振してクリンチする。
ブラジールは間合いを詰めて組みついたらパンチをねじ込むがワイルダーは間合いを詰めてブラジールが左アッパーを出そうとしたところに渾身の右ストレート!!ブラジールはガックリと大の字にダウン!!失神したようで起き上がったもののレフェリーが10カウントを数え上げた後だった!!
所感
ま、結果はそうやろな…
ワイルダーは素晴らしかったし、この試合に関しては特に悪いところもなかったかな。ブラジールも本気で勝とうとしていたけどこうなることはわかってたので特に驚きはないかな。
1ラウンドで決まるとは思ってなかったけどブラジールの雑さが少し目についたな。最後の左アッパーのカウンターはワイルダーのスピードの前にタイミングが完全に遅れていたので。少しレベルが違ったかな。以下は試合後のコメントです。
ワイルダー"全てが俺の中から今夜出てきただけだ。この試合に向けて俺たちの間で罵り合いがあったのはわかってる。お互いにかなりいがみ合ってたよね。多くの言葉が交わされたけどそれが形になって出ただけだ。試合の後にブラジールには愛してると伝えたよ。もちろん彼が家族の家に帰るところを見たい。試合前に色々言ったのはヒートアップしてるからだしリングに上がって試合が終わればそれで終わりだ。試合の後には抱き合ってキスしてありがとうと伝えるだけだ。俺は世界がこのように何か対立してもまた握手して明日も生きようって言える世界であればいいと思ってる。それが全てなんだ。"
ブラジール"俺は耳元でカウントが聞こえてたからレフェリーのカウントは少し早いと思ったけどこれがボクシングだよ。彼は仕事をして次の試合に向けて安全に終わらせてくれた。俺が右を当てる前に右を当てられてしまったな。俺は後半に巻き返すつもりだったんだ。俺はまたヘビー級タイトルのために戻ってくるよ。"
いやーKOシーンは衝撃でしたなぁ…ワイルダーの試合はめちゃくちゃ面白いからなぁ…ブラジールは多分もう2度と世界戦はできないかな。
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