こんにちは管理人です。
今日は2019年4月13日にアメリカのロサンゼルスで行われたWBA.WBO世界ライト級タイトルマッチ
王者ワシル・ロマチェンコvs.アンソニーのクローラの一戦です!!
この試合はロマチェンコの2度目の防衛戦。ロマチェンコは2度オリンピックで金メダルを獲得したエリートで天才サウスポー。クロフォードと並ぶパウンド・フォー・パウンドの頂点として3階級を制してきておりますな。
クローラは元のWBAライト級王者で英国の誇る努力の人。ボディ打ちは強力ですがロマチェンコが下したリナレスに2度敗れており下馬評では100-1でアンダードッグ。勝てばボクシング史に残るアップセットですな。
そしてこの試合は下馬評通りクローラはロマチェンコの前になすすべなく完璧なまでのミスマッチに…3ラウンドにスタンディングダウンを取られると4ラウンドに強烈な右フックで前のめりに倒れたクローラはロマチェンコの強さをたたえましたな。
それではこの試合を振り返ります!!
試合経過
1ラウンド
ロマチェンコは高くガードを上げてクローラは前後にステップを踏む。
クローラはロマチェンコのプレッシャーで下がりがちでロマチェンコの足を踏んで右を放つ。
ロマチェンコは終盤ロープに詰めてボディから左フックで顔を弾く。
2ラウンド
ロマチェンコはプレッシャーを強めてクローラはジャブを出すがロープにすぐ詰められる。
中盤ロープに詰めるとガードの上から左右アッパーを当ててクローラはほとんど手すら出せない。
さらに終盤右アッパーを当ててクローラに左ボディ!クローラの体が一瞬くの字に曲がる。
3ラウンド
ロマチェンコはどんどんプレッシャーをかけてクローラの顔を左のダブルで跳ねる。
クローラは早くもサバイバルモードに入っており左ボディからの右アッパーを被弾する。
さらに終盤ロープに詰めて左右フックからのコンビネーションでクローラに一気呵成の連打を見せてアンサーのないクローラにレフェリーはスタンディングダウンを宣告!!ロマチェンコは勝利したとみてコーナーに駆け上がる!笑笑。
4ラウンド
もはや鼻血を出して顔も虚ろでボロボロのクローラは試合を続ける決断をする。
しかしすぐに左右フックとアッパーで追い詰められて左ボディ、さらにコーナーに詰めての右フックをこめかみに当てるとクローラは前のめりに顔からダウン!!戦慄のKOでロマチェンコがミスマッチを制した!!
所感
おいおいミスマッチかよ…
クローラが何をやりたかったのか僕には分からなかったな…この試合はまさしくミスマッチ。しかし覚えといて欲しいのはクローラは指名挑戦者決定戦を制した元王者。つまりロマチェンコには現役王者クラスでないと太刀打ちできないということですな。
以下は試合後のコメントです!
ロマチェンコ"マイキーとやりたいけどどうするかわからないね。出来るだけライト級にとどまって全てのベルトを統一したいな。"
クローラ"俺のプライドの方が体より傷ついたよ。でもただ彼がスペシャルだったね。パンチが俺の顔に当たるのはわかったんだけどただ立ち上がることができなかったんだ。ガードの外に出たかったんだけどあのパンチはまともにもらってしまったし感覚が失われたね。ロマチェンコはとてもスペシャルだ。無駄打ちがないからね。彼はこのスポーツでやりたいことを何でもするし支配的な選手だね。"
…この試合見てコミーがやりたいと思うかやな笑。まぁでもコミーからしたら1番稼げる試合やし彼には一撃という大きな武器があるからな笑笑。
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