こんにちは管理人です。
今日は2018年フィリピンにて行われたIBF世界ライトフライ級王座決定戦
ランディ・ペタルコリンvs.フェリックス・アルバラードの一戦です!!
これまで井岡とレベコに挑戦して善戦の末敗れているアルバラードさん。今回も敵地での世界タイトル戦となったが、今回は三度目の正直!
7ラウンドに三度強打のペタルコリンからボディブローでダウンを奪い、KO勝ち!!見事に敵地での王座獲得に成功しました!!
それではこの試合を振り返ります!!
試合経過
1ラウンド
サウスポーのペタルコリンはシャープな左を開始早々当てる。
豊富な運動量で動き回るペタルコリンはかなりハイペースでペースをつかみにかかっている。
アルバラードは中盤ロープに詰めてボディを狙い、多少の被弾気にしない。
2ラウンド
アルバラードはどんどん踏み込んでペタルコリンをロープに追い込む。
ロープ際のアルバラードは強くアッパーとガードの外からフックを叩き込んでペタルコリンを削る。
押されるペタルコリンは徐々に手数が少なくなっている。
3ラウンド
アルバラードはプレッシャーをかけるが、中盤ペタルコリンの左を被弾する!
飛び込みざまの左が度々アルバラードを捉え返しの右フックもよく当たり、このラウンドを優勢に進める。
4ラウンド
アルバラードは手数を増やしてペタルコリンを押し込むがペタルコリンも左を返す。
アルバラードは被弾しても手数を出し続けて徐々にペタルコリンを疲弊させていく。
終盤にはロープに詰めてボディを見舞いペタルコリンがややスローダウンしている。
5ラウンド
ペタルコリンは序盤足を踏ん張ってボディにパワーパンチを集める。
しかしアルバラードは強い左ボディを3発当ててペタルコリンをロープに押し込む。
ラウンド中盤にはロングの左アッパーを被弾するペタルコリンはダメージと疲労が感じられる
6ラウンド
ペタルコリンはアルバラードの動き出しにジャブを狙う。
ラウンド中盤ペタルコリンはロープに詰まるが、必ずパンチを返してペースを渡さない。
終盤アルバラードの強烈な左ボディで効いたペタルコリン!!運動量が落ちて右ボディを被弾する!!
7ラウンド
このラウンドを勝負と見たかアルバラードは圧力を強める。そして40秒過ぎアルバラードの左ボディでペタルコリンは膝をつくダウン!!
再開後アルバラードは詰めてラッシュからの左ボディでまたもダウン!!
よく立ったペタルコリンだがロープ際でラッシュを浴びて強烈な左ボディを浴びてまたもダウン!!立ち上がったものの首を振るペタルコリンにレフェリーが10カウントを数え上げた!!
試合後アルバラードは感極まって涙を流した!
所感
素晴らしいパフォーマンスでしたな!
アルバラードはライトフライ級では破格の強打者でフィジカル的な強さも相当。ペタルコリンのパンチも物ともせずに前進してボディ攻撃で粉砕して見せましたね!
アルバラードの素晴らしいところは何と言っても敵地で実力を出し切れること。
どんな場所でも世界の強豪に臆さず自分の試合ができることはどんな相手にとっても厄介だろう。
今後の防衛ロードとしては日本で田口とかどうかな?田口の驚異的な打たれ強さならアルバラード相手でも押し切れそうな気もするけど逆パターンも十分ありえるな…
この試合の組み合わせはマジで面白そう笑笑
これから日本人との絡みも増えるだろうアルバラードさんの再来日に期待したいですね
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