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こんにちは管理人です。

今日は今日のボクシングシーンでワシル・ロマチェンコと共にパウンドフォーパウンドと呼ばれる現WBO世界ウェルター級王者

テレンス・クロフォードを紹介します!!

Edwinのグループ企業ネブラスカネブラスカ州壁デカール|ネブラスカHuskersコーンハスカーズビニールステッカー5サイズCornhole |バンパーステッカー 17ベルトランさん追いつけず…テレンス・クロフォードvs.レイ・ベルトラン

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

クロフォードは既にライト級からウェルター級まで3階級を制しており、いまだに無敗。

しかもスーパーライト級では主要4団体のベルトを統一するというおまけ付きであっさり史上3人目の偉業を当然のように達成…

既にこれまでのキャリアで3階級制覇のリッキー・バーンズを敵地で、2団体王者のジュリウス・インドンゴ、3階級制覇のユリオルキス・ガンボア、後に王者となるレイ・ベルトラン、元暫定王者のホセ・ベナビデス、金メダリストのフェリックス・ディアス、統一戦でビクター・ポストル、パッキャオを破ったジェフ・ホーン、と錚々たる面子を寄せ付けずに勝ち続けています…

選手としての特徴は本当に身体能力が高くオーソドックスでもサウスポーでも戦えるアウトボクサータイプ。

基本的には遠い間合いから相手を削り、試合後半にKOしてしまう試合が多い。

身長は173センチとこのクラスではやや小さめだがリーチが188センチ…しかも小顔で足もよく動くという俺だったらこんな奴とやりなくないなーって言うタイプですな…

しかし人間的には前日のベナビデス戦で挑発されて右フックを計量のフェイスオフで放ったり、自身の車の塗装の代金を払わずに勝手に逃げ去りしかも店を破損させるというやんちゃな人格でもありますな…

ウェルター級のフィジカルモンスター!エロール・スペンス!!

来歴

クロフォードは1987年アメリカのネブラスカ州オマハで生まれ現在もオマハをホームタウンとしています。

彼はアマチュアの頃から非凡な才能を見せ、パンアメリカン大会や国内オリンピックの代表最終選考にも残っておりこの頃からセンスがあったようですね!!

そして2008年に21歳でライト級にてプロデビュー。

4回戦からキャリアを始め、そこから5年間じっくりとキャリアを積んで2013年にはかつてアミール・カーンを初回でKOしたブレイディス・プレスコットを 10ラウンド判定に下しています

そしてNABOライト級王座も獲得して2013年には世界チャンプになる前からHBOのチャンプ達の晩餐会に呼ばれるなどその期待値の高さはとどまることを知らず…

迎えた27歳の時世界初挑戦を2階級制覇王者のスコットランドの英雄リッキー・バーンズの持つWBO世界ライト級王座に敵地スコットランドで挑戦してほとんど何もさせないまま敵地のど真ん中で明白な判定勝ち。

初の世界王座を手にします!

そして迎えた地元オマハでの初防衛戦はビッグネームとの対戦となります。

2004年のアテネオリンピック金メダリストにして3階級制覇王者のキューバの化け物、ユリオルキス・ガンボアを挑戦者に迎えます!!

ガンボアはここまで無敗で圧倒的な身体能力と回転力、スキルの高さで強豪を打ち破ってきており世界的な評価も高い選手でした。

そしてこの試合はなんとも言い難いクロフォードの圧勝でした。

初回から体格差を生かしてガンボアに的確でロングなパンチを当てていくクロフォードはダメージを蓄積させ、 5ラウンドと8ラウンドに一度、9ラウンドに二度のダウンを奪ってTKO勝ちを収める快勝…

圧倒的な強さを世界に見せつけ、この試合が彼のベストバウトという声も多いですね!

ちなみに、この試合はネブラスカ州コミッションの怠慢があり試合後ドーピング検査を受けるため控え室で待っていたクロフォードですが、委員会はこなかったそうです…こーいうのよくないですよねー。

てか、クロフォード意外と真面目やな…

2度目の防衛戦では後に世界王者となるベテランコンテンダーでバーンズにも確実に勝ってたのに疑惑の地元判定の末敗れたレイムンド・ベルトランと対戦。

得意のアウトボクシングでベルトランをロングレンジに釘付けにして12ラウンド何もさせずにさらっと圧倒的大差の判定勝ち。

この年クロフォードは年間最高選手に選ばれる充実の一年となりました!!

そしてタイトルを返上してスーパーライト級に進出します!!

クロフォードには順当な判定が出るのね…テレンス・クロフォードvs.リッキー・バーンズ

スーパーライト級にて4団体統一の偉業

クロフォードのスーパーライト級初戦はいきなりWBO世界スーパーライト級王座決定戦。

相手は後に元2階級制覇王者のジェシー・バルガスと対戦し、ドローに持ち込むソリッドなコンテンダーのトーマス・デュローム。

しかし、クロフォードはデュロームから6ラウンド3回ダウンを奪って快勝!

2階級制覇に成功します!!

そして迎えた初防衛戦はこれまでIBF王者のレイモント・ピーターソンに挑戦したとき以外の敗戦はないカナダのソリッドなコンテンダー。

ディエリー・ジャンを迎えます。

しかしジャンはクロフォードに全く歯が立たず1ラウンド、9ラウンド 10ラウンドにダウンを奪われる惨敗…

クロフォードにとっては楽勝の初防衛でした!!

2度目の防衛戦ではマウリシオ・エレーラや、トーマス・デュローム、レイムンド・ベルトランなどとの対戦経験のあるコンテンダー、ヘンリー・ランディーを迎えますがここでも余裕の 5ラウンドTKO勝ち…

もはや並みのコンテンダーでは太刀打ちできませんな…

そしてクロフォードは3度目の防衛戦で、王座統一戦のビッグファイトを迎えます。

相手はWBC王者で強打者ルーカス・マティセーをKOしたソリッドな技巧派ビクトール・ポストル。

この試合はアウトボクサー対決でクロフォードのラスベガス初登場ともなりました!!

そしてこの試合クロフォードはポストルとの中間距離での互角の差し合いを序盤まで展開しますが、中盤から足を使ってポストルをかわして 5ラウンドに2度のダウンを奪い結果的には大差判定勝ち!!

序盤やや苦戦したものの高い適応力を見せて統一王者に輝きました!!

クロフォードが王座統一!! テレンス・クロフォードvs.ビクター・ポストル

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

そして今統一王座として迎えた次の防衛戦の相手は激闘王のジョン・モリナ。

モリナはマティセーと激闘を演じ、ブローナーとも対戦、そしてプロボドニコフに番狂わせの判定勝ちを収めてデマルコに44秒で秒殺されて以来の世界戦を迎えました!

試合前日モリナはウェイトオーバー…

でもクロフォードはそんなハンデを物ともせずに1ラウンドも与えずダメージを蓄積させて8ラウンドにTKO勝ちと盤石の強さ…

そして次の防衛戦ではオリンピック金メダリストでキャリアで喫した唯一の敗戦は元王者のレイモント・ピーターソンに疑惑の判定の末敗れたもののみのフェリックス・ディアスを迎えます!!

でもクロフォードさんはほとんど希望を与えず1ラウンドもあげないまま弄ぶようにダメージを蓄積させ続けて 10ラウンドにディアスは棄権…金メダリストのハートをへし折りました…

そしてここから3ヶ月後、クロフォードは偉業達成のチャンスを得ます!

地元ネブラスカ州でWBA.IBF王者のジュリウス・インドンゴとの4団体王座統一戦です!!

インドンゴは敵地ロシアでIBF王者のトロヤノフスキーを戦慄の40秒でワンパンに沈め、次戦でまたも敵地スコットランドにてWBA王者のバーンズを1人がフルマークをつける大差判定で破り、勢いに乗るナミビア発のロードウォーリアー。

179センチの身長、181センチのリーチという恵まれた体格を生かして間合いの外からパンチを放り込んでくるアウトボクサーの難敵ですね!

だけどもクロフォードさんは物ともせずに単調な動きのインドンゴから2ラウンドに痛烈なダウンを奪い、3ラウンドにインドンゴの踏み込みに合わせて放ったボディ1発で悶絶KO…

あっさりと史上3人目の4団体統一を成し遂げました!!

クロフォード強し!! あっさり4団体統一! テレンス・クロフォードvs.ジュリウス・インドンゴ

3階級制覇と現在

スーパーライト級最強を証明したクロフォードは4つのタイトルを全て返上。

ウェルター級へと殴り込みをかけます。

そしてウェルター級での初戦がいきなり世界挑戦。パッキャオを地元のオーストラリアで大番狂わせの判定で破ったジェフ・ホーンと対戦します!!

クロフォードはこの試合が拳の怪我もあり約一年ぶりの試合。

ホーンはクロフォードよりも一回り大きな体格を持つインファイターでジグザグな動きで相手を追いかけフィジカルで優位に立ちパッキャオを攻略しました!

だけどクロフォードはそんなホーンにまたも1ラウンドもあげずにフルボッコに…

ホーンの突進をあっさりとかわしまくって自分のパンチだけを当てる完璧な試合運びでダメージの蓄積した9ラウンドにホーンをコンビネーションでTKO…

当然のように3階級制覇を達成しました…

ベナビデス相手にならず!!テレンス・クロフォードvs.ホセ・ベナビデス

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

そして迎えた初防衛戦は元WBAスーパーライト級暫定王者のホセ・ベナビデス。

強靭なフィジカルでクロフォードに序盤こそ肉薄するベナビデスでしたが、中盤以降効果的に足を使ってボディをしこたま打ってダメージを蓄積させて 12ラウンドに強烈なアッパーでベナビデスを横倒しにする衝撃的なダウンを奪い立ち上がってきたベナビデスを連打でストップ!

初防衛に成功しました!!

そんなクロフォードはついにPPVファイトをニューヨークで戦うことになります。英国の元スーパーライト級統一王者のアミール・カーとの対戦です。カーンは物凄いビッグネームで打たれ弱さがあるもののスピードは驚異的。スーパースターのカネロとの対戦経験もありますな。

そしてこの試合はクロフォードがカーンをスキルで圧倒。初回からカーンの自慢の高速ジャブにクロスカウンターを合わせたクロフォードがダウンを奪い6ラウンドに強烈なローブローをもらったカーンは5分の休憩を拒否して棄権・・・クロフォードのTKO勝ちとなり少しもやっとした形ではありましたが内容では圧倒していましたね。

今後は、スペンスやポーターなど、ウェルター級のトップ選手との対戦が待たれています!

カーンさん打たれ弱さ関係なくTKO負け…テレンス・クロフォードvs.アミール・カーン 試合後のコメントもあり!

そして3度目の防衛戦は指名挑戦者で無敗のエジディウス・カバロウスカスに決定!試合は12月14日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われることになります!

カバロウスカスはここまで無敗の強打者でツータイムオリンピアン。今回が初めての世界挑戦となり元WBAチャンピオンのデビッド・アバネシヤンをKOしてますが前回の試合ではフィラデルフィアでレイ・ロビンソンに苦闘の末引き分けておりますな。

そして試合はクロフォードが開始からノックアウト狙いで前に来る展開に。カバロウスカスは3ラウンドにカウンターのワンツーをショートで当ててダウンさせたもののこれはスリップの裁定。クロフォードは落ち着いてピッチを上げるとカバロウスカスはついてこれなくなり7ラウンドに右打ち下ろしでダウン!さらに9ラウンドに2度のダウンを追加してレフェリーストップ!クロフォードがノックアウトで勝利しました。

試合後にはプロモーターのボブ・アラムがウェルター級二冠王のショーン・ポーターとの試合を計画していることを明言。実現すればかなり大きな試合になりますね!

スロースタートはさすがやけど、3ラウンドのやつはダウンやったね笑笑。テレンス・クロフォードvs.エジディウス・カバロウスカス

そして次戦は元IBFチャンピオンで英国のシェフィールドの人気者であるケル・ブルックとラスベガスの無観客試合で激突。大きな試合となります。

キャリアの中では当時無敗で新進気鋭だったショーン・ポーターを敵地となりアメリカのカリフォルニアにて判定勝ちしてIBFタイトルを獲得。試合間隔が空きながらも地元のイギリスで試合をして防衛をこなしましたな。

しかしその後ミドル級チャンピオンで当時パウンド・フォー・パウンドの1人とされていたゲンナジー・ゴロフキンにチャレンジ。善戦したものの目の骨を折られてストップ負け。ブランクが開きますな。

そしてその後は指名挑戦者でウェルター級のブギーマンと言われたエロール・スペンスのチャレンジを受けることになります。この試合はスペンスを大いに苦しめた試合となりましたが11ラウンドにまた目の骨を折られてストップ負け。陥落しておりますな。

そしてこの試合は開始からブルックが優れたタイミングのジャブと右でことごとくカウンターを取る展開に!クロフォードは右目を腫らせるなど苦戦してしまい、ヒヤヒヤしたものの4ラウンドに入り際に合わせる右フックでダウンさせるとコンビネーションでストップ!一気に試合を決めました!

もぅ〜ヒヤヒヤさせないでくれよ…テレンス・クロフォードvs.ケル・ブルック

総括

すでに3階級を制し、いまだに無敗の化け物クロフォードさん。

基本的に自分の射程距離から出ずに一方的な試合運びを見せるためか試合がつまらないと言われがちですが、個人的にはめちゃくちゃ面白いと思います。

彼のボクシングは本当に見とれてしまうというか、全く危なげがなくクロフォードが負ける姿が想像できないんですよね…

パンチの当たるロマチェンコよりもクロフォードの方が攻略が難しいと思います。

体に触れること自体がものすごく難しい選手なので…

これから実現してほしい試合はポーター戦かな。

ウェルター級屈指のフィジカルを持ち、運動量が豊富で体力と腕力で相手を押し切るスタイルのポーターは恐らくクロフォードの最も苦手なタイプ。

実現したらクロフォードがどう攻略するのか非常に楽しみです。

まだまだ彼のキャリアは続きますのでこの記事の更新も随時させていただきますが、既に殿堂入り確実の功績を残す名ボクサーであることに異論はないでしょう。

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ウェルター級最強トーナメント開始…エロール・スペンスvs.ショーン・ポーターの試合をテレビで見る方法は?これまでの経歴も解説!!

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