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こんにちは管理人です。

今日はプエルトリコ初の4階級制覇王者ミゲール・コットを紹介します!!


 

プエルトリコのスーパースターがシュガーに競り勝つ! ミゲール・コットvs.シェーン・モズリー

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

コットといえばスーパーライト級からミドル級までの4階級を制した名王者で絶え間なく対戦相手の顔面とボディに降り注ぐようなコンビネーションが特徴的。

特に左ボディフックは強烈で幾多の強豪にダメージを与えてきました。

しかしタトゥーを入れまくった外見に似ず打たれ弱い点があり相手の一発で効いてしまう場面も多々ありますね。

しかし常にガードを高く上げるスタイルで強打者とも臆することなく渡り合ってきました。

そんなコットはキャリアの中でランドール・ベイリー、リカルド・トーレス、ユーリ・フォアマン、ポール・マリナッジ、シェーン・モズリー、フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオ、カネロ・アルバレス、アントニオ・マルガリート、カルロス・キンタナ、サダム・アリ、ジョシュア・クロッティ、ダニエル・ゲール、セルヒオ・マルティネス、ラブモア・ヌドゥ、デマーカス・コーリー、ザブ・ジュダー、オースティン・トラウト、リカルド・マヨルガと言った錚々たる顔ぶれと対戦…

キャリアで喫した6敗は全て世界戦で2004年に王者となってから2017年に引退するまで常にトップを張ってきたバケモノですね

ちなみに彼の打ち合いに行く積極的なスタイルはアメリカの東海岸中心に人気が高くニューヨークでは絶大な人気を誇る王者ですね!

それでは殿堂入り確実と言われる彼の伝説的なキャリアを振り返りたいと思います!

アジアのヒーローにしてボクシング界のヒーロー!!マニー・パッキャオ!

 

来歴

コットは1980年アメリカのロードアイランド州プロビデンスで生まれましたが、プエルトリコで育ったカリブ系ですね。

意外なことにボクシングを始めたきっかけは11歳の時に肥満児だったためダイエットのために始めたそうです

その後才能を開花させたコットはアマチュアで1998年のユース世界選手権準優勝、1999年世界選手権、2000年のシドニーオリンピックに出場し2001年アメリカにて21歳にしてプロデビューします!

しかーしこの年にコットは交通事故に遭い選手生命が危ぶまれるほどの怪我を負ったそうですが約半年後に復帰してきましたね!

1年後には10回戦を戦い2年後にはWBCのインターナショナル王座獲得。WBCのエリミネーターにも勝利しラブモア・ヌドゥに苦戦しながらも判定勝ちしてIBFのエリミネーターも勝ち上がり2004年に空位のWBOスーパーライト級王座をブラジルのケルソン・ピントと争います。

そして無敗のピントを6ラウンドTKOに下して24歳で王者に輝きました!

そして迎えた初防衛戦。元スーパーライト級二冠王者王者でのちに2階級制覇を達成する強打者ランドール・ベイリーと対戦します。

コットはベイリーを初回から的確なコンビネーションで圧倒し2度のダウンを奪った末に6ラウンドにカットによる負傷TKO勝ち。

この試合でコットが2ラウンドにロープ際で放った左ボディは強烈でベイリーの腰が砕けてましたね!!

そして2度目の防衛戦はプエルトリコでの凱旋試合にして元王者のデマーカス・コーリーと対戦します。

コーリーのやりにくさと強打にコットは大いに苦戦するも地元の利を活かして 5ラウンドにコーリーをストップして見せました!!

その後の4度目の防衛戦ではのちに王者となるコロンビアの強打者リカルド・トーレスをにやや苦戦するものの7ラウンドにKO。

6度目の防衛戦ではのちに2階級を制するポール・マリナッジと対戦しマリナッジのパンチでふらつかされる場面もありながらも明確な判定で退けました!

この試合を最後にコットは階級を上げることとなります

ほとんど事故ですやん…ケンドール・ホルトvs.リカルド・トーレス

 

ウェルター級と黒星

階級を上げたコットはマリナッジ戦から半年後いきなり空位のWBAウェルター級王座決定戦に出場。

相手は同じく無敗のプエルトリカンのカルロス・キンタナ。しかしコットはキンタナを特に問題とせずに 5ラウンドTKOで2階級制覇を当然のように達成。

そして迎えた2度目の防衛戦ではサウスポーのスピードスターで同じ2階級制覇王者のザブ・ジュダーと対戦。

この試合のジュダーはキレキレで序盤スピードでコットを圧倒。誰もがコットの苦戦を予想しましたがコットのローブローでジュダーは徐々に失速してコットのコンビネーションに巻き込まれて11ラウンドTKOに下します。

まぁ汚いとか言われてもコットは減点も受けてますし反則負けになってない以上は実力のうちっていい切れますよね。

結構露骨に打ってたけど

そしてビッグマッチ路線をひた走るコットは次なる防衛戦の相手に3階級制覇王者のレジェンドでスピードスター、シェーン・モズリーと対戦します。

この試合はモズリーが36歳ということもありコット有利の予想が多かったんですけれども試合内容は大接戦。

モズリーのスピードに乗ったワンツーとガードの外から飛んでくる右フックを何度も被弾するコットでしたが的確なコンビネーションで対抗し有効打では上回った結果僅差の3-0判定勝ち。レジェンドに勝利を収めました。

そして迎えた次の防衛戦ではアルツロ・ガッティを引退に追い込んだアルフォンソ・ゴメスと対戦し、全く問題とせずに 5ラウンド終了TKO勝ち。

そして階級のブギーマンだったメキシコのアントニオ・マルガリートの挑戦を受けるんですね!

マルガリートはこの試合のためにIBF王座を捨て挑んできた史上最強とも言われるタフさを持つインファイター。

スピードには欠けるんですけどもとにかく相手を追い回し強烈なパンチを振り回して根負けさせてしまう一番やりたくないタイプの選手ですよねー。

そして始まったこの試合は序盤コットが得意のコンビネーションでマルガリートをアウトボックスし、空転させポイントをリードします。

しかし徐々に何発コンビネーションを当てても何事もなかったかのように前進するマルガリートのプレッシャーに耐えきれなくなり押し込まれるシーンが目立ち始めます。

コットの顔面はマルガリートのパンチを浴びて腫れ上がりダメージは明白。

そして迎えた11ラウンドについにダウン!!

マルガリートのブルドーザーのような圧力に屈し初黒星を喫します…

ちなみにこの時のマルガリートは

マジでバケモノ

神経通ってるか疑いたくなるほどパンチをもらっても前に来るのはホラー映画でしたね…

ちなみにマルガリートは次戦のモズリー戦に9ラウンドTKOで敗れるのですがこの試合でバンテージに石膏を入れる不正をしていたことが発覚…

コットはこのことを受けてリマッチを求めることになるんですねー。

ま、マルガリートのことは彼の記事を書いた時に書くとしてこーゆーことしちゃうと他の試合も疑わしくなるんですよねー…

コットがマルガリートのブルドーザー作戦に屈する! ミゲール・コットvs.アントニオ・マルガリート

マルガリートに敗れたコットですが評価は下がっておらず半年後の再起戦でWBO王座決定戦に出場します。

相手はイギリス期待の技巧派マイケル・ジェニングス。

しかしコットの前には歯が立たずに一方的な展開の末 5ラウンドTKOでコットが王座返り咲き。

そしてコットは初防衛戦でガーナの至宝ジョシュア・クロッティと対戦します。

クロッティはのちにジュダーを破ってIBF王者となりかつてはマルガリートに敗れはしたものの肉薄した攻防分離の実力者ですね!

この試合はコットが大苦戦。

クロッティの固いディフェンスを破れず手数では勝るものの有効打で下回る展開に巻き込まれます。

しかし初回に奪ったダウンが響いて僅差の判定勝ちを収めました!

ちなみに僕の採点ではクロッティが1ポイント差で勝利でしたね!

そしてコットはウェルター級に上げてきた当時快進撃を続けていたマニー・パッキャオの5階級制覇への挑戦を受けます。

体格的にはあまり差のない両者でしたがスピードにはものすごい差がありました。

初回こそ得意のコンビネーションでパッキャオを下がらせるコットでしたが3ラウンドからギアを上げたパッキャオについていけず3ラウンドと4ラウンドにダウンを奪われ一方的な展開となります

そして12ラウンドダメージからロープ際を逃げ惑うコットにレフェリーが救い出すように試合をストップ!

ビッグマッチに勝つことはなりませんでした。

パッキャオ強し!!プエルトリコのスターを粉砕! マニー・パッキャオvs.ミゲール・コット

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

 

4階級制覇とキャリアの終焉

パッキャオに敗れたコットですが半年後の再起戦で階級を上げてスーパーウェルター級WBA王者ユーリ・フォアマンに挑みます。

ヤンキーススタジアムで行われたこの試合は技巧派のフォアマンが序盤に足を痛めてコットが9ラウンドTKO勝ち。見事に3階級制覇に成功しました。

そして初防衛戦には元2階級制覇の古豪リカルド・マヨルガの挑戦を受けます。

ただこの両者はコットにとって相性が良かったですね。マヨルガは多少の被弾は気にせず前に出てブンブン腕を振り回してくる厄介者なんですけどコットのコンビネーションをまともに受けて動きが止まるシーンが多く12ラウンドにダウン。自らレフェリーにストップするように言ってTKO負け。コットの快勝でしたね!

そしてコットに待ちに待ったマルガリートとのリベンジ戦が決まります。

マルガリートの不正が発覚して以来熱望してきたリマッチですが、両者の勢いの差は明白でマルガリートはモズリー戦後もパッキャオにエグいぐらい目が腫れてるのになぜかレフェリーもセコンドも止めなかった試合で完敗の判定負け

そしてこの試合もマルガリートの完治していない右眼をコットはしたたかに狙い撃ちして9ラウンドにマルガリートの目を塞ぎドクターストップ!!見事にリベンジを果たしました!

ちなみにマルガリートはこの試合後に引退。

2年前くらいに復帰しましたが最盛期からは程遠いですね…

そしてコットは世界中のボクサーが引き当てたいスーパースターのフロイド・メイウェザーとの対戦を引き当てます。

コットの持つスーパーウェルター級王座をかけたこの試合は人気者同士のビッグマッチとなり大きな注目を集めました。

この試合のコットは中盤戦メイウェザーをロープに押し込みコンビネーションでディフェンスマスターのメイウェザーから鼻血を出させる場面を作り大善戦を演じますが要所でメイウェザーの右フック、アッパーをクリーンヒットされ12ラウンドにはクリンチに逃げる場面もあった末の明白な判定負け。

勝利とはなりませんでしたがメイウェザー相手に肉薄したことで評価が下がることはありませんでした

流石のメイウェザーに脱帽… フロイド・メイウェザー・ジュニアvs.ミゲール・コット

そしてコットは次戦でWBAスーパーウェルター級正規王者のオースティン・トラウトに挑みます。

トラウトは目立たない選手ですが確かなディフェンス技術と的確なパンチで安定した試合運びを見せるアウトボクサー。

この試合は過去コットが無敗のままマディソン・スクエア・ガーデンで行われコットのファンで会場は埋め尽くされましたがトラウトは前進してくるコットを高い集中力と豊富なスタミナで12ラウンドいなし続け明白な判定勝ち。

アップセットの敗北を喫してしまいました。

アップセットを食らったコットは1年間ほどボクシングを休業しトレーナーもペドロ・ディアスからフレディ・ローチへと変更します。

そして迎えた再起戦では世界挑戦経験のあるデルビン・ロドリゲスとフロリダで対戦して格の差を見せつけての3ラウンドTKO勝ち。

そして迎えた半年後コットはミドル級にて4階級制覇を狙います

対戦相手はミドル級最強と呼ばれていたWBC王者の老雄セルヒオ・マルティネス。

マルティネスはミドル級の実績で大きく上回り華麗なアウトボクシングに定評のある素晴らしい遅咲きのボクサーです。

ちなみにこの試合の前にはマルティネスが過去にコットがマルティネスを無視したと子供みたいな因縁をつけ不穏な空気が漂っていました…

そして迎えた試合はコットがマルティネスから3度のダウンを初回から奪います!!

マルティネスは膝の故障など満身創痍で戦っており全盛期の動きとは程遠い状態。

コットはマルティネスを一方的に攻め立てて9ラウンドにもダウンを奪った末に10ラウンド終了棄権によるTKO勝ちを収めて見事に4階級制覇に成功しました!!

この勝利はコットのキャリアハイとも言える勝利でしたね!!

ちなみにマルティネスはこの試合を最後に現役を引退…

そして1年後に迎えた初防衛戦では元統一王者のダニエル・ゲールとキャッチウェイトで対戦し一方的な展開で4ラウンドTKO勝ち!

そして半年後の2度目の防衛戦でメキシコのスーパースター、カネロ・アルバレスの2階級制覇の挑戦を受けます。

人気者対決のビッグマッチとなったこの一戦には多くの注目が集まります。

試合はコットがリング中央からコンビネーションを放つカネロを捉えきれず高度な技術戦となった末に有効打で上回ったカネロに軍配が上がります。

敗れたコットは2年間ほどリングから遠ざかった末にスーパーウェルター級に戻ることを決意します。

そして迎えた再起戦でまたもやいきなりWBOスーパーウェルター級王座決定戦に出場。

相手は日本の亀海

しかしこの試合では激闘王の亀海を寄せ付けずにコンビネーションを放っては下がる作戦を機能させ大差判定で王座返り咲き。見事な圧勝でした!

そして昨年に現役引退を宣言してから決まった年末のラストマッチ。

相手はウェルター級を主戦場にするかつての

世界挑戦者サダム・アリ

アリは体格的に一回り小さいこともありコットの優位が伝えられていましたがコットはこの試合中に上腕二頭筋を負傷。アリの右ストレートを被弾して効いてしまう場面もあった末の判定負け。ラストマッチを勝利で飾ることはできませんでした。

そして宣言通りコットはこの試合を最後に現役を引退。キャリアの幕を閉じました

最高峰のラテンスター対決…カネロ・アルバレスvs.ミゲール・コット

 

総括

その重厚なコンビネーションで幾多の強豪をねじ伏せてきたコット。

身長170センチと決して体格に恵まれたわけでも他を圧倒するスピードや身体能力があったわけでは決してありません。

ただ不断の努力をした結果層の厚い中量級で4階級制覇を成し遂げることができたんだと思います。

キャリアで喫した6つの敗北は全て世界戦

これだけでも彼のすごさがわかりますよね!

僕が一番印象に残っているのはモズリー戦。

驚異的な身体能力で他を圧倒するスピードを誇るモズリーに対してこれまで培ってきコンビネーション、リングI.Qで対抗し僅差の判定をモノにした試合ですね!

相手を研究して相当な努力をしないと勝てない相手に勝ちきったことは大いに評価に値すると思います!

見てみたかった試合はポール・ウィリアムス戦かな。

身長185センチでリーチは208センチという規格外のサイズを持つ化け物ですがスタイルは好戦的でプレッシャーをかけて来るタイプ。

もし試合が実現していたら顔面にパンチが入るのか?とかコットがどういう風に対応したのか考えたくなる試合ですよね!!

現在はプロモーターとしてプエルトリコのシーンを盛り上げようとしているコット。

これからも彼の功績は薄れることなくボクシング史に刻まれるでしょう!!

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