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こんにちは管理人です。

今日は元WBA世界バンタム級スーパー王者パナマの亡霊アンセルモ・モレノを紹介します。

オーストラリアの怒れる雄牛 ビック・ダルチニャン

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

モレノと言えば日本でも山中選手と2度にわたって激闘を演じましたよね。

あの試合を見てモレノ強えって思った人多いんじゃないですかね?でも、モレノは2戦目みたいに前に出るようなタイプではないんですよね本来。

モレノの異名は"亡霊"サウスポーのアウトボクサーで身長174センチ、リーチ177センチしかも小顔で常に半身に構えて目がよく反射神経がいい。つまりやりにくさ満点なんですよね。

KO率は30%に満たず相手を倒しにいくようなリスクは負わないのですが、パンチがないわけではないです。

長身から打ち下ろす左や角度のある右フックは中々強烈で相手の前進を阻む威力があります

そんなモレノの実績ですがWBA王座を12度も防衛してるんですよねー。

そしてこの中でも王者だったウラジミール・シドレンコから敵地で王座を奪取し、再戦でも勝利、元王者で激闘王マヤシ・モンシプールに敵地で勝利、元王者ネオマール・セルメニョに二回勝利、元王者ロレンソ・パーラに圧勝。3階級制覇を狙うビック・ダルチニャンに圧勝。元王者スリヤン・ソールンビサイに勝利ともう実績が凄すぎるんですよね。

敵地での試合も多くそれでも勝ち上がってきたボクサーです。

その反面ディフェンシブなスタイルのせいもあってか判定が微妙になることも多くアブネル・マレス戦やファン・カルロス・パヤノ戦、山中慎介との第1戦は物議を醸しましたね。

ちなみに奥さんは年上のマネージャーさんみたいですがなんか離婚騒動があったような…

トレーナーにギャラも払ってないとかで怒られてたような気もしますね…

[:contents]

パナマの亡霊はやりにくさ満点… 山中慎介vs.アンセルモ・モレノ

 

来歴

モレノは1985年パナマのパナマ県で生まれます。アマチュアの実績は確認できませんでしたね。

モレノのプロデビューは2002年17歳の時

そしてデビューから8戦目で4ラウンドスプリット判定負けで初黒星を喫しています。

しかしその後は白星を積み重ね2005年にはWBAフェデセントロ王座、パナマ王座を獲得。

2006年には元世界王者のフェリックス・マチャドに勝利していますね!

そして2007年にWBAのバンタム級エリミネーターを勝ち上がった彼は2008年敵地ドイツで初の世界挑戦を迎えます。

相手は元オリンピアンの技巧派ウラジミール・シドレンコ。

シドレンコはパワーこそないものの王座獲得から6度の防衛に成功していた安泰王者でしたね

モレノはこの試合で長いリーチを生かしたアウトボクシングを展開しシドレンコを中に入れず、遠い間合いからシドレンコを翻弄。

見事に敵地で3-0の判定勝ちを収めて王座に輝きました!

おいおいマルガリートのパクリかよ…ルイス・ネリvs.ファン・カルロス・パヤノ

 

王座の防衛と強豪との対戦

モレノは王座獲得後2度目の防衛戦で日本でも強豪として活躍したロリー・松下に何もさせずに大差の判定勝ち。しかもこの試合は前戦から1ヶ月半のスパン…

そしてモレノは前王者ウラジミール・シドレンコとの再戦をまたもや敵地で制しシドレンコに引導を渡すきっかけを作り、元世界王者の激闘王モンシプールにも敵地で判定勝ち。

暫定王者のネオマール・セルメニョに僅差ながら2連勝して王座統一後スーパー王者に昇格

そして地元パナマで迎えたロレンソ・パーラ戦では相手の自分を上回る消極的な展開の前にモレノがイラつく場面も…

結果は消化不良の8ラウンド終了TKO勝ち

その後迎えたアメリカデビュー戦では元2階級制覇王者でエキサイティングな強打者ビック・ダルチニャンの突進をさばききり1人がフルマークをつける圧勝で締めくくる。

この試合はとにかく負けず嫌いでトラッシュトークが多いダルチニャンが自分の完敗と認めるほどダルチニャンのパンチ当たらんかったですねー。

そして次の防衛戦でも続けてアメリカのリングに登場。

亀田興毅と日本で接戦を演じたデビッド・デラモラと防衛戦を行います。

結果は終始モレノが自在にパンチを打ち込み8ラウンド終了TKO勝ち。

モレノがバンタム級でも頭一つ抜けた王者であることがわかる試合でしたねー!

ちょっと横道にそれるんですけど正規王者だった亀田興毅がスーパー王者のモレノと対戦しないで一時期批判されてたんですけど倫理的なところは置いといて多分やらない方が正解かなと

強敵との対戦はほとんどいつもヒットアンドアウェイで乗り切ってきた亀田興毅。

だけどモレノ相手にそれは不可能で多分12ラウンド遠い間合いから一方的に削られ続けて終わる。

相性的な部分でも最悪やったんでまぁ亀田興毅の気持ちもわかるなと。

そして実績を積み重ねたモレノは2012年遂にキャリア最大のビッグマッチを迎えます。

WBCスーパーバンタム級王者でGBPの期待の若手メキシカンアブネル・マレスとの対戦ですね!!

マレスはバンタム級で行われたスーパー4で優勝したバランスのいいオールラウンダー。

この時すでに2階級制覇を成し遂げており強豪モレノを迎え撃つ事になりました。

モレノはこの試合で1つ階級を上げることとなりましたね。

そしてこの試合はモレノに可哀想なくらい不利なレフェリングでした。

身長の低いマレスが近づいてきてはクリンチするモレノ。身長差のせいでレフェリーには上からのしかかっているようにとられホールディングでも何度も注意を受けます。

逆にマレスのヘッドバットやローブローはほとんど注意がなく…。

5ラウンドにもスリップ気味のダウンを奪われ大差判定負けを喫してしまいます

正直この試合はモレノとマレスに実力差はなかったと思います。

ただモレノにとっては気の毒な裁定が多く本来の戦い方ができなかったのが敗因ですね。

(海外ボクシングを見るならWOWOW)

その後バンタム級に戻ったモレノはやや試合間隔が空くことが多くなりましたが2度の防衛に成功し通算12度の防衛に成功しました

モンスターはパッキャオばりの怪物…井上尚弥vs.ファン・カルロス・パヤノ

 

王座陥落と世界再挑戦そして引退

2014年9月モレノはアメリカにて元オリンピアンのファン・カルロス・パヤノと対戦しまさかの6ラウンド負傷判定負け

この試合は頭から突っ込んでくるパヤノにペースを握れず本来のフットワークが機能させてもらえませんでしたね。

パヤノがペースを握っていたわけでもないんですけど振り分けるならパヤノかなっていうラウンドが多かった印象ですね。

そんなモレノはこの後1年ほどリングから遠ざかります。

そして一年の時を経て戻ってきたリングは何と日本

WBC王者の山中慎介への挑戦ですね。

山中といえばその破壊的な強打で8度の防衛を果たしておりモレノと並び階級最強と目されていました。

この2人の遭遇はかなりテンションが上がりましたね。どっちが勝ってもおかしくないなと。

そして迎えた試合ペースを握ったのはモレノ。

敵地でもベストパフォーマンスを演じれるモレノの強みが生きており軽快なフットワークとヘッドスリップを駆使してパンチを外し、右ジャブを効果的に使い前半を有利に折り返したかに見えました。

しかし前半の公開採点は山中慎介有利。

これによって前に出なくてはならなくなったモレノは中盤巻き返しますが12ラウンド激闘の末2-1の僅差判定負け。

個人的にはこの試合は115-113でモレノ。

しかし前に出続けた山中慎介が評価された格好ですね。

そして再起戦で同じく山中に挑戦して敗れたスリヤン・ソールンビサイを判定で敗り山中への挑戦権を手にしたモレノ。

そして両者は9ヶ月後またもや日本で相見えます。

この試合のモレノは倒さなければ勝てないと思ったのでしょう。自分から大振りの右フックを振ってKO狙いで前に出るまさかの展開。

しかしそうなると有利なのは強打の山中。

山中は打たれて強くないんですけど中間距離での打ち合いはめちゃくちゃ強いですからね。

初回にダウンを奪われたモレノは強烈な右フックで4ラウンドダウンを奪い返すも徐々に山中の強打をかわしきれなくなり7ラウンドにリングに沈みます。

モレノにとって初のKO負けでした。

そしてその再起戦にして1つ上のスーパーバンタム級に階級を上げてのWBCシルバー王座戦。

元WBC世界スーパーバンタム級王者フリオ・セハと対戦しますがモレノにかつての見切りはなく3ラウンドTKO負け。

その後彼は目の検査を受け引退を決意し、キャリアの幕を閉じました。

が、2019年にまさかの復帰宣言。また世界を目指すとのことで動向に注目ですな。

モレノはん豪快に沈む…山中慎介vs.アンセルモ・モレノ2

 

総括

12度の王座防衛を果たした名王者のモレノ

そんな彼のスタイルはかつてのパーネル・ウィテカーを彷彿とさせますね!

基本的にガードをせずにリングを舞いヘッドスリップとスウェーを駆使してパンチをかわして12ラウンドを乗り切る。

これができるのって相当センスないとできないんですよね!!

しかも世界戦のレベルですからね!

試合が面白くないとかよく言われてるモレノですが僕は面白いと思いますよ。

だってほとんどいつも一方的に勝ってるんですもん。

タイソンみたいな豪快なKOのスリルはないけど圧倒的なテクニックで美しいボクシングを見たいなら彼の試合を一度見て欲しいですね!

世界の強豪には勝ちきれなかった彼ですが常に存在感を発揮してきたゴースト。

パナマを代表する名選手の1人であることに異論はないでしょう。 海外ボクシングの試合を見るならWOWOWがおすすめです!お申し込みは下記のリンクからどうぞ!! (海外ボクシングを見るならWOWOW) 

世界を席巻するスーパーモンスター!井上尚弥!

 

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